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エドマンド! そこから逃げて!
ピーター! 何をしているの!
ピーター 早く防空壕へ!
- 早く 早く!
- 待って...
早く 高、な!
ママ!
ルーシィ 早く!
- 急いで!
- 走れ!
- 走れ!
- 急いで!
- ママ!
- 待って! パパだ!
- エドマンド
- エドマンド 止せ!
- 僕が連れ戻す!
- ピーター 行っては駄目!
- エドマンド こちらへ!
エドマンド 伏せて!
このバカ 走れ!
外だ!
早く早く
急いで!
お前はどうしてこんなに身勝手なのだ!
- 皆を殺したいのか!
- 止めなさい!
- もういいのよ
どうして人の言う事を聞けないのだ?
貧しい人に施しを
貧しい人に施しを
あなたに神のお恵みを
子供達と避難担当者は...
これをしっかり付けて置くのよ
いいわね?
寒くない?
ローラ小母さんによろしく言うのよ
さようなら かわいい子
もし パパがいたら 僕達を
行かさないだろう
もし パパがいたら戦争は終わり
行く必要は無いだろう
お兄さんの言う事をよく聞くのよ
エドマンド 分かった?
ねえ約束して 世話してあげて
約束するよ ママ
- いい子
- 全員乗車! 全員乗車!
- バイ!
- バイ!
スーザン
元気でね
ママの手を決して離さないように
大丈夫よ さあ行きなさい
- 全員乗車!
- バイ バイ
放して 自分で汽車に乗れるよ
放して
乗車券を拝見します
ピーター
- よろしい 行きなさい
- 有難う
こちらへ
どうぞこちらへ
こちらだよ ルーシィ
離れたら駄目だよ
何も心配する事ないよ
大丈夫だ
バイ ママ!
- バイバイ
- バイ 元気で
- ママ バイ!
- またね!
- 手紙を待ってるよ ママ!
- 気をつけて!
グージー駅です グージー駅です
手を出して さあ行こう
教授は僕達が来ることを知って
いるはずだよ
ラベルに間違って記入したのかな?
- マクレーディ夫人ですか?
- 断念ながらそうです
それで、持ち物はそれだけ?
ほかに何も無いの?
そう これだけです
このとおり僕達だけです
小さな贈り物
さあ さあ行きましょう
カーク教授はこのお屋敷で子供たちと
一緒に暮らした事がありません
それで 二三のルールを守ってもらいます
大声を出してはなりません
走ってはなりません
回転式テーブルで遊んでもいけません
ダメ! 工芸品に触れないで
そして とりわけ
教授の平静を乱してはなりません
ドイツ軍の飛行機が
昨夜 イギリスを攻撃しました
数時間に及んだ空襲は...
このシーツ チクチクするの
戦争は長く続かない ルーシィ
直ぐにお家へ帰れるから
- そう 僕たちの家が未だ在ればね
- 寝る時間でしょ?
- 分かりました お姉様
- エドマンド!
- 外を見てごらん
- すごく広いから
何だって出来るよ
明日は素晴らしい日になるよ
本当だよ
ガストロバスキュラ
ねえ ピーター ガストロバスキュラよ
- ラテン語?
- そうよ
ラテン語で最悪の
ゲームと言う意味だよ
かくれんぼして遊ぼう
でも、僕たち助ェ楽しいよ
ねえ ピーターお願いだから
お願い
1 2 3 4 ...
...5 6 7 8
9 10 11 ...
...24 25 26 ...
僕が先だよ
81 82 83 84
...89 90 91 92
私から隠れていたの?
違うよ
いや その...
僕は...
違うよ 僕はちょっと...
僕はその 君を驚かせたく無かっただけだ
尋ねてよろしいかしら
貴方は何者?
そう 僕は...
僕はフォーンだよ
それで 君は?
君はひげをそった小人?
私は小人じゃないわよ!
女の子よ!
クラスで一番背が高いのは私よ
君は つまり イブの娘ってこと?
うーん ママの名前はヘレンよ
要するに 君は人間ってこと
もちろんよ
ここで何をしているの?
えーと 私は空き部屋の衣装だんす
に隠れていたの そして...
空き部屋? それはナルニア国の?
ナルニア国って? それは何?
やれやれ 君が今 居る所だよ
あの街灯から
東の大洋のケア・バラベル城まで全部
君が見ている木 石の全部と
全部の“つらら”がナルニア国だよ
ずいぶん大きな衣装だんす
衣装だんす? 何の事?
自己紹介させて下さい
僕の名前はタムナスです
お会いできて嬉しいわ タムナスさん
私はルーシィ・ペベンシーです
- 握手しないの
- ああ なぜ?
私... 知らないわ
人が出会った時にするのよ
さて 素晴らしい国の空き部屋の
衣装だんすの輝く町からおこしになった
ルーシィ・ペベンシーさん
僕の家でお茶をお飲みになりませんか?
それは有難うございます
残念ですが...
私は帰らないと...
そこの角を曲がった所だよ
素晴らしい暖炉があるよ
パン ケーキ お茶を楽しもう
たぶん サーディーンもご馳走できるよ
- どうしようかな
- さあ行こう
新しい友達が出来るのは
目面しいからね
そうね 少しの間なら良いかしら
サーディーンがあるなら
沢山あるよ
- 大丈夫?
- ああ
さあ 着いたよ
ついて来て
- 先に入って
- それを持ちましょうか?
- 有難う
- おお
おお
それ 僕のお父さん
いい顔ね
あなたに良く似ているわ
違うよ
僕はお父さんには似ていないよ
私のパパは戦争で戦っているの
僕のお父さんも戦争へ行ったよ
だけど ずいぶん昔のことさ
- この恐ろしい冬が始まる前
- 冬は悪い事だけでなく
スケートや雪合戦だって出来るよ
- ああ そうだ! クリスマスだって!
- ここでは 駄目だ
クリスマスは百年間なかった
何だって? 百年間もプレゼント無し
冬ばかりで クリスマス無し
とても長い冬だよ
しかし いつか素晴らしいナルニア国の
夏が来るよ
僕たちフォーンは妖精達と夜通し踊ったよ
それでも 全く疲れ無かったな
音楽 そう あの音楽だ
あの 少し音楽聴いてみたくない?
もちろん お願い聴かして
さて これ聞いたことあるかな
- ナルニアの子守歌
- 断念だけど 無いわ
いいよ
この笛だから ちょっと違うかもね
- ああ もう行かないと
- 手遅れだよ
僕は酷いフォーンだ
違うわ
あなたは一番素晴らしいフォーンよ
断念ながら君には良い出会いではなかった
と思うよ
違うわ あなたは何も悪いことはしていない
僕がこれまでにした事でなく
今していることだよ
何をしているの
君を誘拐しようとしている
それは白い魔女の企みだ
いつも冬で寒いのも
彼女の命令だ
森でうろついている人間を見つけたら
白い魔女に引き渡す事になっている
しかし あなたはそんなこと
しないでしょ
あなたは私の友達ですから
今や 白い魔女は君がここにいることを
知っているはずだ
森には白い魔女のスパイがうようよいる
木だって白い魔女の味方だよ
ここから帰る道が分かる?
- たぶん
- よかった
あなたは大丈夫?
どうしたの
ごめんなさい
さあ
これを持って
私よりあなたの方が必要だから
どんな事が起こっても
ルーシィ・ペベンシー
君に会えてとても嬉しいよ
君は僕を百年の間で
一番暖かくしてくれたよ
さあ 行って
行け!
どっちにしても 私はここよ
大丈夫よ! 私は戻ったのよ!
黙って! こっちへ来るじゃないの!
君達はこの遊びに
魂胆があるのかい
私が何処にいるか不思議に思っていたの?
ピーターはそれでお前を探していた
そしたら 私の勝ちね
ルーシィはもう遊びを
続けたくないと思うよ
私は数時間出かけていたのよ
ルーシィ 衣装だんすの後ろにあるの
は板だけよ
ルーシィ お前の空想に付き合うのは
ゲームの時だけにしてくれよ
空想なんかじゃ無いわよ!
ルーシィ もう沢山だ
嘘なんかついてないわ!
あの 僕は信じるよ
- 本当に?
- 勿論だとも
戸棚の中の競技場について
話さなかったかな?
止めないか
君は話を混ぜ返しているだけだ
- 冗談だよ!
- もう少し成長して賢くなったらどうだ
黙れ! お前はパパになったつもりだろうが
そんな事は無いよ!
なるほど 素晴らしいお手並みね
だけど 本当にあったのよ
スーザンの言うとおりだよ ルーシィ
もう沢山だ
ルーシィ
どこにいるの?
ブー!
ルーシィ
暗闇は怖くないよね
ルーシィ?
ルーシィ?
ルーシィ!
ルーシィ
どこにいるの?
ルーシィ
君を信じるよ
ルーシィ
ルーシィ?
オー!
- 放して!
- 何なの ギナブリック?
僕を放せと言って
僕は何もしていない
それがナルニア国の女王様に対する
口の利き方か?
知らなかったよ!
- それなら これからよく知ることになる
- 待ちなさい!
お前の名前は? アダムの息子か?
あの エドマンド
それなら エドマンド
どのようにして私の領地へ入ったの?
分からない 妹の後をつけただけだ
- お前の妹? 何人兄弟だ?
- 4人
前にここへ来たのは
ルーシィだけだよ
ルーシィはタムナスと呼ばれるフォーン
の事を教えてくれた
ピーターもスーザンも信じなかったし
僕もそうだよ
エドマンド 寒そうだね
こちらへ来て私の横に座らない?
ねえ 暖かい飲み物いかが?
頂きます 女王陛下
さあ 召し上がれ
どうやって作ったの
私は貴方が欲しいものは
何でも作れるのよ
僕の背を高く出来る?
好きな食べ物ならね
トルコ菓子は出来る?
エドマンド?
貴方の家族にとても会いたいの
どうして?
僕の家族に特別な事は無いよ
確かに 貴方ほど楽しませてくれないけれど
実際 エドマンド 私には子供がいないのよ
貴方は 何時か ナルニア国の
王子になる子だよ
たぶん 王にだって成れる
本当に?
もちろん 貴方の家族を連れて来なさい
おお
ピーターも王に成れるの?
違う!
王は召使が必要でしょ
連れてくるよ
森の向こうに二つの丘が見えるでしょ
私の家はそれらの丘の間にあるのよ
きっと気に入るわ エドマンド
そこにはトルコ菓子が一杯詰まった
部屋があるの
- 今 もっと食べていい?
- 駄目!
貴方のその食欲を大切にしなさい
さて 私達が直ぐ会うのを
楽しみにしているわ
僕も望みます 女王陛下
それじゃ その時まで 待ちきれないわ
ヤー! ヤー! ヤー!
エドマンド?
おお! エドマンド!
あなたもここにいたのね!
ここ 素晴らしいでしょう?
- どこへ行っていたの?
- タムナスさんの所 彼は元気よ
白い魔女はタムナスさんが私と会った
事に気がついていないのよ
白い魔女?
自分ではナルニア国の女王と名乗っているけど
でも 本当は違うのよ
大丈夫? 顔色が悪いよ
さて ここにいて何かあるの?
凍えそうだよ
- ここからどうしたら出られるの?
- さあ行こう
こちらへ
ピーター ピーター 起きて!
ピーター 起きて!
- あそこにあったのよ 本当にあったのよ
- シー
- ルーシィ 何のことを言っているの?
- ナルニア国よ!
私が言ったように衣装だんす
の中にあるのよ
- 夢だよ ルーシィ
- 夢なんかじゃ無い!
タムナスさんにまた会ったの
エドマンドも行ったの
お前 フォーンを見たのか?
だけど エドマンドは私とフォーンの
所へは一緒に行っていないの
エドマンド...
そこで何をしていた エドマンド?
ちょっと 遊んでいたの
ごめん ピーター
調子に乗りすぎたよ
この年頃の小さな子供ってこうだろう
その気になったら止まらないから
オオ!
オー!
お前たち どうして静かに眠らないの!
教授 すみません 邪魔しないように言ったのですが
マクリーディーさん 気にしないで
何か理由があるのだろう
さて この子にホットチョコレートを
あげてくれないか
さぁ いらっしゃい
君たちは私の繊細な家政婦の平安を
乱したみたいだな
御免なさい もう決してしません
妹なの 名はルーシィ
- 泣いていた子だね
- そうです
- ショックを受けて
- それで泣いたのだね
何でも無いのです
- 僕たちで何とかします
- そう願いたいね
あの子によると 魔法の国を見つけたらしいの
二階の衣装だんすの中で
何だって?
二階の衣装だんす
森を見つけたと言っていました
言い出したら止まらなくて
- どの様だ?
- 精神異常者の様です
違う あの子で無く 森のことだ
- あの子を信じるのですか?
- 君はどうだね?
もちろん 信じちゃいません
つまり 論理的に不可狽ナす
最近の学校は何を教えているのかね
エドマンドは嘘をついていたと言いました
本当は誠実な子供だろう
こんな事初めてです
あの子の気が正常で嘘を言ってなければ
論理的に 私たちはあの子の話すことは
真実と言える
あの子を信じろと言われるのですか?
あの子は君達の妹だろう そして君達の家族だろう 違うかね?
家族として行動してはどうだろう
ピーターが振りかぶって
的を狙いました
おぉ!
オー ぼんやりしてないで
起きるのだ!
ねぇ もう一度かくれんぼしない?
子供の遊びと言ったのは
誰だったかな?
それは別にして 外の方がいいわよ
部屋の中はこことは違うからね
- いいか?
- いいよ
- やったのはお前だ
- お前が投げたのだ
- いったい 何をしているの?
- マクリーディさんだ!
急いで!
駄目だ 引き返して 後ろ 後ろ
- こっちへ!
- おお 冗談だろう
さがって!
- 私の足よ!
- 踏んでないかいないよ!
- 後ろへさがって
- 押すのを止めろ
信じられない
心配しないで
きっと これ空想だから
謝らないと
- 許してくれる
- いやだ
- これでどうだ
- おお!
おお!
あう!
止めてよ!
嘘をついたね
- お前もルーシィを信じてなかった
- ルーシィに謝るよ
- ごめんなさいと言えよ
- わかったよ ごめんなさい
これでいいわ
子供は夢中になると止めないから
面白い冗談だな
そろそろ 帰らないと
ちょっとそこらを見て回らない?
ルーシィに決めてもらおう
タムナスさんに会わせてあげる
よし タムナスさんだな
だけど こんな服装で雪の中をハイキング
なんか出来ないわよ
出来るよ
これらの服を使っても
教授は許してくれるよ
とにかく 論理的に考えて
僕たち衣装だんすから取り出して
なんかしていない
- これ女の子のコートだよ
- 分かっている
...たくさん たくさんの素敵な食べ物
私たちはそれらを...
ルーシィ!
誰がこんな事を?
ナルニア国の女王陛下に対する
大反逆すなわち
敵を擁護し
人間と友好を結んだ罪により
秘密警察隊長 マウグリム
女王陛下万歳
それじゃ 私たちは帰らないと
タムナスさんをどうするの?
もし 彼が人間と一緒にいて
逮捕されたなら
- 彼の為に出来ることは無いわ
- 分かってないのね
人間とは私のことよ
女王はタムナスさんが私を助けた事を
知ったのよ
- 警察に通報しよう
- やったのは警察よ
心配しないで ルーシィ
何か方法を考えよう
どうして?
つまり 彼は犯罪者だろう
チチ
あの鳥が合図を送った
ビーバーだ
こっちだ
こっちだ
君がそうなら臭いを嗅がないよ
おー
ごめん
ルーシィ・ペベンシー?
そうよ
私がタムナスさんにあげた
ハンカチよ
タムナスが捕まる直前にこれを受け取った
タムナスさんは大丈夫?
こちらへ
- ついて行くの
- そうだよ
彼を信用できるの?
彼 フォーンを知っていると言ったよ
彼はビーバーよ
だから 何も喋れないはずよ!
どうしたの?
ちょっと 話していただけ
安全な場所へ移動した方がいいよ
木を警戒しているのよ
急いで ここで夕暮れを迎えたく無いからね
オー これは驚いた 女の子がやかん
を被った様だ
素敵な茶碗の様だ
- 可愛い
- たいした物ではないよ
まだ沢山する事があって
未だ終わってないのだ
一寸した事業だよ
ビーバー あなたなの?
心配したのよ!
今度 アナグマと外出する時には...
おお!
うーん アナグマなんかじゃない
おお このような日を迎えるなんて
考えもしなかったわ
私の毛皮を見て 絡垂ケめて10分前にして
してくれたら
ましになるなら 一週間前にしていたよ
さあ 中に入って
何かお口に合う物を探さなくては
文明国から来たお友達にね
足元に気をつけて
散らかっていて ごめんね
主人は邪魔な椅子を手放さないの
景色に見とれているのかね?
タムナスさんを助ける何か良い方法は
ありますか?
秘密警察が魔女の所へ連れて行った 奴らが言ったこと覚えている
ゲートを越えても またそこから出るのは
難しい
魚のフライいかが?
しかし 見込みはあるわよ
希望を捨てないで
おお そうだ
希望より確かな事がある
アスランが動き出した
アスランって誰?
アスランって誰かだって?
面白い事を言う愉快な子だ
どうした?
- 君たち 本当に知らないのか?
- 僕たちここへ来て長くないので
さて 全ての森のただ一人の王だよ
長老の長老
ナルニア国の真の王
- 長い間この国を留守にしていた
- ついに 帰ってきた
王は石舞台のそばで
君たちを待っている
- 私たちを待っているの?
- 君たちは未だ冗談を言うのかい
預言さえ知っていない!
- さて
- 聞きなさい
アスランが帰った
タムナスが逮捕された
これらの出来事は全て君たちが
原因だよ!
- 私たちを責めているの?
- とんでもない 責めてなんかいない
- お礼を言うわ
- このような預言がある
“アダムの身と骨が...
...カイア・パラベル城の王座に座った時...
...邪悪の時代は終わり滅亡する“
- 韻を踏んでないわ
- そうだ
君は重要な点を見逃している
預言によると
アダムの二人の息子と
イブの二人の娘は
白い魔女を倒しナルニア国の
平和を回復した と伝えている
それで 僕たちが預言の者たちと?
そのとおり アスランは君たちの軍隊の
編成を終えている
- 私たちの軍隊?
- ママは私たちを疎開させたのよ
だから 戦争に関わる事なんて出来ない
あなたたちは誤りを犯している
- 僕たちは英雄じゃない
- 私たちフェンチリーから来たの
うぅ
おもてなし有難う
- 私たち 本当に行かなくては
- まて 君たちは行ってはだめだ
ビーバーさんの言うとおり
タムナスさんを助けないと
とても僕たちの手に負えないよ
ごめんなさい
僕たち4人は家へ帰る時間なので
エドマンド どこ?
エドマンド?
- 困った奴だ 殺してやる
- その必要はなさそうだ
エドマンドは以前にナルニア国へ
来ことは?
急いで!
- エドマンド!
- シィー 奴らに聞こえるじゃないか!
駄目だ!
- 放せ!
- 魔女の思うつばだ
- ほっとけないわ!
- 兄弟よ!
エドマンドはおとりだ
魔女は君たち全員を捕まえるつもりだ
- どうして?
- 預言が実現するのを防ぐ為だ
君たちを殺すためだ!
- 全てはあなたの過ちのせいよ
- 僕の過ちだって?
私の言うことを聞いていれば
こんな事になってなかったのに!
- こんな事になるって知っていたのか?
- 知らなかったわ
帰れる時に帰るべきだったのに!
止めて!
- 言い争ってもエドマンドの助けにならない
- その通りだ
君らの兄弟を助けられるのは
アスランだけだ
アスランに会わせてくれないか
じっとしろ よそ者
さもないと 二度と動けなくなる
- お前は誰だ?
- 僕はエドマンド!
森の中で女王に会い
ここへ戻るようにいわれた!
僕はアダムの息子だ!
うぅ 謝るよ
女王様の幸運なご贔屓の人
あるいは そう幸運でも無いかな
さあ こちらへ
ここで 待て
気に入って?
あっ... はい 女王陛下
私はお前を買っていた
答えて エドマンド
お前の姉妹は耳が聞こえないのか?
いいえ
お前の兄弟は...
...理解力が劣るのか?
うーん そうだな
僕のママは...
なら どうして一人だけで戻ってきた?
- 僕は努力した
- エドマンド 私はお前に頼んだのに
- 僕の言う事を聞かないの
- それさえ出来なの
途中まで連れてきたよ
兄弟たちはダムの近くの
ビーバーの小屋にいる
なるほど
少しは役に立つね
あの 伺ってよろしい
トルコ菓子をもう少し食べたいの
今すぐに
お客さんはお腹を空かしている
こっちだ
マウグリム?
分かっているね
急いで 母さん! 奴らが来る!
急いで 母さん! 奴らが来る!
- ああ 直ぐに
- 何をしている?
お礼なら後にして
長い旅になるし ビーバーはお腹が空くと
不機嫌になるの
もう不機嫌だ!
奴らを捕まえろ
- ジャム必要と思う?
- 魔女がトーストを出してくれたらね
急げ
アナグマとわしがこのトンネルを掘ったのだ
アナグマの家の近くに通じている
あなたのお母さんの家に通じて
いると言ったじゃない!
ルーシィ!
トンネルの中よ!
- 早く! こっちだ!
- 急いで!
- 走れ!
- 早く! 早く! 早く!
あなた如何して地図を買わなかったの!
場所が無かったのだ
来て ルーシィ!
同情するわ
彼はわしの最善の友だった
何が起こった?
魔女に逆らった者の末路だ
もう一歩前へ進んでみろ 裏切り者め
粉々に噛み砕いてやる!
まあ 落ち着いて 私は味方だよ
おや そうかな?
お前はあの悪い奴らとよく似ているが
不幸にも 種族が同じで似ているが
しかし 種族については後で議論しよう
今すぐに 我々は行動すべきだよ
何かいい考えをお持ちですか?
こんにちは 諸君
- 何かをお探しで?
- 俺様に向かって偉そうな口を叩くな!
お前の忠誠心を信じるが
俺たちは人間どもを探している
人間を? このナルニア国で?
これは 貴重な情報だ そうだろう?
報酬はお前の命だ
少ないけれどな
それにしても
奴らは何処だ?
北 北の方へ走った
臭いをたどれ
奴らはタムナスを助けた
おう! おお!
大丈夫?
奴らに噛みつかれるより吠えられるだけに
してほしかったね おお!
もだえるのを止めなさい
ビーバーの風呂の日より酷いわね
一年で最悪の日だ
ご親切に有難う
養生の時間はこれまで
もう行くの?
ご一緒できた事を嬉しく思います
しかし 時間は短い
アスランは僕にもっと軍隊を集めるように
命令した
- アスランと会ったのかい?
- どのような人?
聞いていた通りの方だ
魔女との戦いにアスランの味方を
喜ぶべきだな
しかし 私たち魔女なんかと
戦うつもりは無いわ
だが確かに ピーターは王で預言者だ!
我々は貴方なしには戦えない
僕たちはただ弟を取り戻したいだけだ
もし...
それを食べないなら...
立ち上がりたいのだが...
足が...
タムナスさん
そうだ
- 君はルーシィ・ペベンシーの兄弟だね
- エドマンドです
そう そう 鼻がよく似ている
妹は大丈夫か?
大丈夫?
分からない
私の警察はあのダムを潰した
お前の家族が見つからない
- どこへ行った?
- 知らないよ!
それじゃ お前はもう私の役に立たない
待って! ビーバーがアスランの
話をしていた!
アスランだって?
どこにいる?
- 僕は...
- この子はよそ者だから 女王陛下
何か聞きだそうとしても無駄だ
もう一度聞く アスランはどこだ?
僕は... 知らない
言う前にその場を離れた
僕は貴方に会いたかった!
護衛官!
陛下!
フォーンを放せ
あっ! あっ!
お前はなぜここにいるか分かるか?
僕は自由のナルニア国を信じているからです
お前がここにいるのは...
エドマンドがお前の替わりとなる為だ
お菓子を求めてやって来た
二階へ連れて行け
そして 私のャ鰍p意しろ
家族が恋しそうだな
アスランの陣営は石舞台のそばにある
- 凍った川を渡ったら直ぐだ
- 川だって?
百年間も硬く凍ったままよ
- 凄く遠い
- 大きな世界よ
小さいと思っていたの?
もっと小さいとね
準備は良いか アダムの息子よ
やぁ! やぁ! やぁ!
急いで 人間たち
未だ若い間にな
もし もう一度急がしたら
大きなケバケバの帽子にしてやる
急げ! さあ急げ!
- 威張り散らすようになってきた
- 後ろ! 魔女だ!
- 走れ! 走れ!
- 走れ!
急いで!
中へ入って!
飛び込め! 飛び込め!
- 早く! 早く! 早く! 早く!
行ったようだ
- 僕が様子を見に行ってみよう
- 駄目だ
ナルニア国にとってかけがえの無い命だから
貴方も同じよ ビーバー
有難う おまえ
- 何あれ! なに!
- シィー シィ
出て来なさい! さあ出て!
幸運にも ここへ客人が来ている
メリー クリスマス
そうだな ルーシィ 君がここへ来たからね
私はここへ来てからずいぶん我慢したけれど
これは...
- 僕たちあなたが魔女だと思っていました
- そうか それはすまなかった
しかし 私は魔女よりずっと長い距離を
乗ってきた
ナルニア国にはクリスマスは
無いと思っていました
その通り 長い間な
しかし 君たちが希望をもたらした
君らがついに魔女の力をそぎ始めている
さらに 君らにはこれらが是非必要だ
プレゼントだ!
これは火の花の液だ
一滴で どんな傷でも治せる
しかし 使う機会が無いことを願うよ
有難う
私がそれほど勇敢だといいのに
君なら大丈夫だ
しかし 戦闘は醜い事だが
スーザン
この弓を信じなさい
決して的を外さない
“戦闘は醜い事”に何が起こったの?
君は連絡するのに苦労はしないと
思うが
どこにいても これを吹きなさい
そしたら 助けが来る
ありがとう
ピーター
これを使う時が迫っている
ありがとう
これらは武器だ おもちゃではない
心して使ってほしい
さて 私は行かなくては
冬はほぼ終わりだ
百年の間に仕事は山積みだ
アスラン万歳!
そして メリークリスマス!
- メリークリスマス
- メリークリスマス
- 来年会いましょう!
- グッバイ!
彼は現実よ
冬はほぼ終わりと言ったね
その本当の意味は分かるね
氷が無くなる
- 直ぐに渡らないと
- ビーバーにダムを作らせないの?
- わしはそんなに早くない
- 早く!
待って! ちょっと考えない?
- ちょっとの間も無い
- 現実的にならないと
君は賢くならないと
いつものようにね
待って わしが一番に行く
そうだね
お代わりをほしくてコャRモオているの?
さて どの食事が最後か決して分からない
特にお前の料理はそうだ
ママがこの事を知っていたら...
ママはここにいない
あぁ 駄目!
走れ!
急いで!
止めて!
ピーター!
剣を下ろせ 小僧
- 誰かが怪我をするぞ
- わしに高、な!
逃げろ!
今のうちに立ち去れ お前の弟も
一緒だ
止めて ピーター!
言う事を聞くべきよ
賢い娘だ
言うことを聞くな
殺せ! 今だ 奴を殺せ!
おお 何て事を お前の戦争じゃ無い
女王様がお前に望むのは家族を連れて
立ち去ることだ
見て 赤いコートの男があなたに
剣を渡しただけよ
こんな事で 英雄になれないわ
剣をすてて!
そうじゃない ピーター!
ナルニア国は君を必要としている!
チャンスがある間に 奴を切れ!
さあ どうする アダムの息子よ?
永遠には待てない
川も待ってくれない
ピーター!
僕につかまって!
見事だ
どうしたの?
ルーシィ!
ルーシィ!
誰か私のコート見なかった?
心配しないで
お兄さんが上手く世話しているよ
だけど もうそのコートは必要ないよ
暖かい
ャ鰍ゥてくる
陛下
裏切り者を見つけた
こいつは敵と震える森の中を
走っていた
ああ よく来てくれたわね
昨夜 私の狼たちを助けてくれた
そうね
今度は 私を助けなさい
- 許してください 陛下
- おお お世辞なんか必要ない
失礼ながら 貴方には話していない
人間どもは何処へ向かった
待って! 止めて! ビーバーは石舞台の
事を話していた
アスランと軍隊がそこにいると
軍隊?
ありがとう エドマンド
この動物の誠実さを見たかった...
...死ぬ前にね
誰の味方かよく考えろ エドマンド
私か
あるいは あの者たちか
進め 仲間を集めろ
アスランが望んだ戦争なら...
...戦争にしてやる
どうしてみんな私達を見つめているの?
たぶん 私たちが変に見えるからよ
おぃ 騒動しく手を動かすのを止めないか
お前 可愛いよ
我々はアスランに会いにきました
ようこそ ピーター アダムの息子
ようこそ スーザン ルーシィ
イブの娘たち
そして お前たちビーバー
お礼を言いたい
しかし 4人目は何処にいる?
僕たちがここへ来た理由はそのためです
あなたの助けが必要です
ここへ来る途中に問題が起こりました
兄弟が魔女に捕まりました
捕まった? どのようにして?
奴らを裏切ったから 陛下
- そして 我々全員を裏切った
- 冷静に オレイアス
なにか弁明がありそうだな
僕の過ちが原因です
強く当たりすぎました
みんながそうでした
私たちの兄弟よ
分かっている
裏切りほど事態を悪化させるものは
無い
これはお前たちが考える以上に厄介だ
これがカイア・パラベルだ
4つの王位の城
その一つにピーター お前が座るのだ
王の王として
預言を疑うのか?
そうではありません
アスラン 僕は貴方が思っているような
者ではありません
ピーター・ペベンシー
フィンチリーの出身
ビーバーが言っていた
君はビーバーを帽子にするとね
ピーター 大きい魔法がある
どんな魔法より強力なものだ
それはナルニア国の全てを支配し
善と悪を規定し
われらの運命を支配する
君たちの... そして私の
しかし 僕は家族さえ守れない
君はこの長い道のりを無事に連れてきた
全員ではない
ピーター 君の兄弟を助ける為に
尽力しよう