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少年が生まれた時
スパルタの慣例に倣い検査を受けた
小さいか 弱々しいか 病弱か 奇形だったら
廃棄されていただろう
歩き始めると 戦闘の洗礼を受けた
退却と降伏は無いと教わった
スパルタへの忠誠による戦死は
人生の最大の栄誉と教わった
7歳の時 スパルタの慣例により
母から沫ヘの世界へ投げ込まれた
300年間のスパルタ戦士社会は
世界最高の戦士を生み出した
アゴーゲ(教育)は戦士を目指す
闘争と餓死を強要した
盗みを強要した
殺人さえ強要した
棒と鞭で罰が与えられた
苦痛や寛容の無い事を教えられた
常に試され 野生の世界に投げ込まれた
知恵と意思を自然の猛威と戦わせた
野生は人生の入門であった
スパルタ人の許に帰るために
叶わなければ意味がない
狼が狙っている
黒い鋼鉄の爪を暗夜に燃やし
目は地獄の宝石のように燃え
巨大な狼は
食事の匂いに鼻をすする
捉えたのは恐れでなく
感覚の高揚だけだ
肺には冷たい空気
風が夜の訪れに逆らい
松林を駆け抜ける
少年の守備は揺るぎなく
その形は完全無欠
少年は 死と手を切り 人々の許に帰る
神聖なスパルタにかけて、
王よ 我らの王!
レオニダス!
狼と寒い冬から30年以上の
時が過ぎた
いま 獣が近づいている
忍耐と確信を持って 近づく食事の
匂いを嗅いでいる
その獣は多数の男 馬 刀
そして槍から成っている
想像を絶する奴隷の軍隊が
小さなギリシャを蹂躙する
理性と正義を断ち切る
獣は近づいている
挑発したのは王のレオニダス その人
300 - テルモビレーの英雄たち
父から恐怖は不断のものと教わった
それを受け入れて
強くなる
女王
ペルシャの使者がレオニダスを
待っています
スパルタ人の真の強さは戦士より彼だ
彼に尊敬と栄誉を払え
それがお前に戻ってくる
第一に 頭を使って戦え
そして 心と共に戦え
何だ?
ペルシャの使者が待っています
今日の訓練を忘れるな
- 尊敬と栄誉
- 尊敬と栄誉
顧問官セロン 何をしていた
我が王 女王
私は貴方の客人を接待していました
そうか
話す前に ペルシャ人よ スパルタでは
全ての人は 王の使者でさえ
自分の言葉に責任がある
さあ 伝言は?
土と水
土と水の為にペルシャからはるばる来たのか?
何と愚かな事よ
なぜこの婦人が男の話に口出しするのだ
真の男を生むのはスパルタの女だけ
しゃべりつかれた 少し歩こう
全滅の前に命を大事にしたいなら
よく聞け レオニダス
クセルクセスが目をつけたら
全てを征服し支配する
大地を揺るがす大軍を率いている
軍が飲めば川を干上がらし
神王クセルクセスが求めるのは
土と水だけだ
クセルクセスへのスパルタの
服従の証
服従?
それは少し問題だ
アテネは拒否した奄キいた
哲学者や少年愛好者は...
我々は駆け引きに上手くなければ
もちろん スパルタ人は...
よく考えると人は言う
次の言葉を注意して選べ レオニダス
それが王としての最後かもしれない
土と水
お前は狂人だ
土と水
この下にたっぷりある
よせ 使者を脅迫するのか
ここへ征服した王の王冠と頭を持ち込んだ
お前は女王を侮辱した
私の人民を奴隷と死で脅した
私は言葉を注意深く選ぶ ペルシャ人
お前も同様だろう
神への冒涜
これは狂気
狂気?
これがスパルタのやり方だ!
歓迎するよ レオニダス
我々は貴方を待っていた
行政官たち
神々の司祭
うまれつきのブタで
人間以上の生物
レオニダスですら賄賂を贈り懇願する
戦争を始めるには彼らの祝福が必要
ペルシャの軍隊は数百万人と言っている
誇張であってほしい
大きな軍隊であることは間違い
聞く前に 持ってきたか?
我々は優れた戦闘技術を用い
ギリシャの地形も役立てる
我々は海岸に向かう
- 我々は...
- 今は8月だ レオニダス
満月が近い
神聖な祭がある
カーネィア(祭り)には戦争は無い
スパルタは燃え上がる
我々の男達は戦死し
女と子供たちは奴隷かもっと悪い
我々はフェキス大城壁を再建し
ペルシャによる海岸襲撃を阻止する
今から ペルシャ兵を山岳道に誘い込む
そこはホットゲート
狭い回廊の為に 多数の兵士は無力だ
襲ってくるペルシャ軍はスパルタ軍に
激しくぶつかり
クセルクセスの損失は膨大となり
混乱に陥り 進軍を諦める
我々はオラクル(預言者)
に聞かねばならない
神々を信じよ レオニダス
私は貴方の理屈よりも貴方を
選びます
お前の神への冒涜はもう助ェだ
事態を悪化させるな
我々はオラクルに聞く
病的な古い神秘主義者
スパルタが暗闇からの脱出する前の
無価値な残りもの
無分別な慣習の残りもの
レオニダスでさえ否定
できない慣習
彼は行政官の言葉を尊重する
これが法律だ
全てのスパルタ人 家来 市民 男 女
奴隷または王であろうと 法律に従う
行政官は最も美しい少女を選び
オラクルとして彼女達と一緒に
暮らした
彼女らの美は悪態
不運な女たちは男が必要...
魂は地獄のように黒い
風に祈れ
スパルタは滅びるだろう
ギリシャは滅びるだろう
男達を信じるな
神々を崇めよ
カーネィアを崇めよ
王が山を降りるのは重苦しかった
尊大な 生まれつきのブタ
無価値 病気持ち 腐りはてた
堕落した
君たちは神王の寵愛の中にいる
ああ 賢明で神聖な男達
その通り
スパルタが燃えた時
君たちは黄金を浴びる
毎日 帝国の津々浦々より
オラクルが送られる
指が動き始めたら話すのを止めるの
オラクルは貴方の要求をも誤魔化し
ましたか?
私の要求を誤魔化すのは
酔った思春期の少女の言葉では
成しえない
どうしてそんなによそよそしいの?
それは...
私は...
...贅沢な老人の奴隷と捕虜
オラクルの言葉は私が愛する
者の全てを燃え上がらせる
それで 王は心配で眠れない
そして温かいベッドから
逃げ出している
たった一人の女の言葉が
私の夫の機嫌を変える
それは私の言葉よ
世界を救う為 王は何をすべきか?
誓った法律が自分を縛った時
それはスパルタ市民が問う事でない
夫であろうと 王であろうと
私の最愛の人よ 自分に尋ねるより
自由な人は何をするべきか?
- これで全員か?
- 命令通り 300人
全員が彼らの名前を継ぐ息子があります
我らは貴方と共に
スパルタの為 自由の為に
死にます
彼はお前の息子
彼は女の温かさに触れるには
若すぎる
彼の代わりが他にいます
アスティノスは他の誰にも劣らず
勇敢で覚悟がある
彼は我々が戦闘に出た時より若くない
君は良い友人だ
それより よい隊長として...
他に言う事は無い
王よ
王よ
オラクルは話した
オラクルは話した
進軍は無い筈だ
これは法律だ 閣下
スパルタは戦争をしてはいけない
その通りだ
そんな命令をしていない
私は足慣らしに散歩しているだけだ
ここにいる300人の男達は
私的な護衛だ
- 我らの軍隊はスパルタに留まる
- 貴方はどこへ行くのだ?
それについては考えた事も無い
しかし 貴方が尋ねるなら
北へ向かってはどうだろう
ホットゲートへ
出発!
出発!
我々は何をすべきだ?
- 我々は何が出来る?
- 君は何が出来る?
スパルタは息子達を必要とする
スパルタ人よ!
妻よ
盾を持ってあるいは
その上に乗って帰って来て
分かった 妻よ
さようなら 愛しい人
彼は言わなかった
スパルタには優しさは無い
弱さも無い
スパルタ人には堅固と強靭のみが
相応しい
堅固な者 強靭な者のみ
我々は行進する
我々の土地 家族 自由のために
我々は行進する
ダクサス 何と嬉しい驚きだ
今日は驚きの連続だ レオニダス
我々は騙された たった数百とは
- これは驚いた
- 黙れ!
我々はスパルタ軍が出征したと聞いた
我々は軍隊への参加を熱望する
君たちが血を求めるなら
歓迎する
この少人数でクセルクセス
に立ち向かうのか?
数からして スパルタ人に
期待したのは間違いだった
そうかな?
お前
- お前の職業は何だ?
- 私は陶工です
アルカディア人
職業は何か?
- 彫刻家です
- 彫刻家?
- お前は?
- 鍛冶屋です
スパルタ人 お前達の職業は何だ?
どうだ 旧友よ?
私は君より多くの兵士を連れて来た
今夜は眠れない
王も
40年間の全人生は
宿命に煌く瞬間への一本道
この一瞬の煌く 盾 槍
刀 骨 肉 そして血の衝突
惜しむのは 犠牲の少なさだ
尾行されている
あれはスパルタから尾行している
王よ 見て!
何があったのだ?
皆はどうした?
ペルシャ兵
約20人と思います
偵察が通った
この足跡
後ろだ!
子供だ
静かだ
彼らは暗闇から霧と共に来た
爪と牙でわしづかみにした
みんな... 僕をおいて
村人たち... 彼らが見つけた
神々には慈悲が無いのか?
運が尽きた
黙れ
子供はペルシャの亡霊について話した
彼らは男の魂の狩猟者と
古代から言われている
殺す事も 負かす事も出来ない
この暗闇では
この不死では
不死?
彼らを試してみよう
ホットゲートの中を行進する
狭い回廊の中を行進する
そこはでは クセルクセスの
多数の兵士は無力
スパルタ人たち 市民の兵士たち
は奴隷を解き放つ
全ての勇敢なギリシャ人たち
兄弟たち 父たち 息子たち
我々は行進する
名誉のために 義務のために
栄光のために 我々は行進する
見ろ!
ペルシャ兵
地獄の口の中を 我々は行進する
あれは我々の海だ
母なし犬ども
彼らはギリシャの愛の武器で
包囲されている
行こう
まさしく
雨ではなさそうだ
ゼウスは雷で空を突き刺した
ハリケーンがペルシャの船を打ちのめした
素晴らしく愉快な
我々のただ一人がスパルタを守る
彼だけが
我が王だけが
女王
女王 中庭にいるのは既婚の女性に
相応しくありません
断念ながら 私は影口とか礼儀作法には
関心が無い 顧問官
秘密にしておくべきです
家の中にいて どのように信用を得るのだ
セロンはスパルタを疑いと恐れに
満たそうと企んでいる
貴方は スパルタ全てが陰謀を企んで
いると思っている
私に対してだけであって欲しい
枢密院はレオニダスに全ての権限を与え
従う事に賛成するだろう
しかし 貴方は彼らに好意を
示さなくてはならない
枢密院で話す事が出来るように
手配してください
彼らが望むなら そこで話そう
知っていますか?
自由は少しも自由でない
自由は最大の代償を伴う
血の代償
私は枢密院の招集に全力を
尽くしましょう
議場は貴方の声で満たされるでしょう
- 借りが出来ました
- いいえ
レオニダスは貴方の王だけでなく
私の王でもあります
多くの船が岩に衝突するのを見た
これはどうした事だ?
クセルクセスの大軍隊のカケラ
を見ただけだ
勝利は絶望的だ
どうして微笑む?
アルカディア兵 私は数多く戦った
美しい死に方が出来る
敵に出会った事は無い
私の望みは唯一つ、
全世界の兵士が我々の敵として
結集した
それがこの下だ 我々の仕事はあれだ
進め!
前進しろ 犬ども
進め!
前へ!
止まれ!
ここの指揮官は誰だ
世界の支配者の使者だ
神々の中の神
王たちの中の王
その権限により 指揮官に会わせろ
お前たち少人数で我々を脅かせる
と思っているのか?
丘は我らの偵察隊で積み上げている
この哀れな壁が
枯葉のかたまりのように
崩れると思わないか
我らの先祖がギリシャから
運ばれた石でこの壁を作った
スパルタ人の助けにより
お前達の偵察隊の
モルタルを使う事が出来た
お前らの蛮行を償え
俺の腕が!
お前の物では無い
行け 自由の男達が迫っている
とクセルクセスに伝えろ
我々は奴隷ではない
早く行け
我々がこの壁を大きくする迄に
違う お前は奴隷ではない
お前らの女たちは奴隷になる
お前らの息子たち 娘たち 長老たち
が奴隷となる しかし お前は違う
今日の正午までに
お前達は皆殺しだ
ペルシャ帝国の千の国々がお前たち
に襲いかかる
我々の矢が太陽を覆い隠す
そのとき 我々は日陰で戦う
壁は堅固です
それはペルシャ人をホットゲートへ
誘い込みます
隊長 誰か我々の後に通じる道を見つけたか?
誰もいません
そのような道はあります
王よ
西の尾根を過ぎたところ
古い秘密のヤギの道
ペルシャ兵がその道を通れば
我々を出し抜ける
近づくな
怪物!
王よ 恐れながら接見を願います
お前を刺す
止めろ
隊長を許してくれ
良い隊長だが 少し行儀が悪い
いいのです 勇敢な王
自分の姿は知っている
お前はスパルタの深紅色の服
を着ている
私はスパルタ生まれのエピアルテス
母が廃棄から救う為
スパルタから逃がしてくれた
しかしその盾は?
兜は?
私の父のものです
お頼みします 大胆な王
父の名を取り戻す事を許してほしい
戦闘の中で貴方に奉仕します
父は私を何も恐れないように
訓練した
槍 盾 そして刀を
鼓動する心臓のような
体の一部分にした
私は父の兜を獲得する 崇高な王
戦闘の中で貴方に奉仕します
素晴らしい突き
私は多くのペルシャ兵を殺します
盾を上げろ
出来るだけ高く盾を上げろ
お前の父はお前に密集軍について話して
いる筈だな
我々は一つの難攻不落の部隊として戦う
これが我々の強さの源だ
スパルタ人は盾で左側の
腿から首までを守る
エピアルテス 腿から首だ
これが 我が軍の唯一つの弱点
断念だが
全てが生粋の軍人では無いが
しかし...
協力したいのなら...
死の戦場を立ち去れ
負傷者に水を与え 世話をしろ
なぜ?
お前は戦争には役に立たない
母よ 父よ 貴方達は間違っていた
レオニダス 貴方は間違っている
間違っている
フォキス兵をヤギの道へ派遣しろ
ペルシャ兵が知らない事を祈ろう
地震だ
違う 隊長
軍隊編成だ
ここで我々は防ぐ
ここで我々は戦う
ここで敵は死ぬ
盾にかけて 兵士よ!
生きている限り 何時も
この日を思い出せ 男たち
スパルタ兵よ 武器を下ろせ
ペルシャ兵よ!
かかって来い!
待て!
何も与えるな!
全てを奪え!
動くな!
これが限界か?
押せ!
今だ!
押せ!
捕虜は要らない!
慈悲は要らない!
喉が渇いてようだ
何か飲ませろ
絶壁へ
待て!
何と幸先が良い!
伏せろ!
腰抜けペルシャ兵ども
何を笑っている?
言いたい事がある
- 何を?
- 我々は日陰で戦う
直れ
今日 スパルタ兵は死なない
落ち着け 息子よ
我々は訓練した事をなすだけだ
我々が仕込まれたのは
我々が生まれたのは
奴隷は要らない 慈悲は要らない
幸先が良い
来ないかと心配していました
- すみません 息子が...
- 子供の面倒を見るべきです
どうか謝らないで下さい
来年 貴方の息子はアゴーゲに入る
スパルタの母にとってつらい事だ
とてもつらいです しかし必要です
2日のうちに枢密院で話して下さい
夫には2日もありません
2日間は授かりものと考えて下さい
これは秘密ではない
セロンは貴方の力を奪うつもりだ
彼を黙らせるのは貴方だ
彼を味方につけ 勝利を得てください
ありがとう
貴方は優しくて賢明です
お母さんですよ
もしこの子が王になるのなら
目を離さないほうがよい
実現しなければ 不運な事だ
また 美しい母にとっても不運
ギリシャ兵の仲間がペルシャ兵への
一撃を望んでいます
よろしい 仕事を与えよう
ダクサスに彼自身と
熱意があり冷静で覚悟ができている
選りすぐりの20人が必要と伝えよ
レオニダス王!
- ステリオス 息を継げ
- 閣下
ペルシャ兵がやって来ます
小さな部隊です
攻撃には小さすぎます
隊長 指揮を任せる
- しかし...
- 力を抜け
私を殺せば スパルタ全てが戦争だ
敵が馬鹿であるのを祈ろう
我々の幸運も
さらに...
我々は市民であってもよい
違うか?
その通りです
当てようか
お前はクセルクセスに違いない
レオニダス
話そう
悲しむべき浪費
勇敢な王よ 優れた軍隊の消滅は
狂気に他ならない
その全ての原因は単純な誤解
我々には分かち合う文化がある
毎朝 我々は文化を分かち合っている
君たちは魅力的な部族だ
絶滅に直面している 今でさえ
君たちは反抗的
神の面前で 私に反抗は出来ない
どんな酷い宿命が待っているか考えよ
私は勝利の為に 私の兵士でさえ喜んで殺す
私は兵士の為に死ぬ
ギリシャ人は理屈を言う
私に従え
貴方が守った美しい土地を思え
私の意により灰燼となる
女たちの運命を思え
貴方は私たちの女を知らない
女たちを行軍させても良かった
見せてもらったが
たくさんの奴隷を連れているな
クセルクセス
しかし 戦士は殆どいない
直ぐに 私の槍を恐れる
貴方の鞭より
恐れるのは鞭でなく
私の神聖な力による
しかし 私は寛大な神
私は貴方を大金持ちにしよう
全ギリシャの将軍としよう
ヨーロッパへの軍団指揮権を与えよう
アテネの対抗者は貴方に跪く
貴方は跪くだけでよい
貴方は寛大だ...
神聖なように...
王たちの王よ その垂オ入れを
断るのは狂人のみ
しかし...
跪くことは...
貴方の兵士による屠殺が私の足に
痙攣を起こしている
跪く事は難しい
貴方の犠牲には栄光は無い
歴史からスパルタの記憶を消し去る
全てのギリシャの羊皮紙を燃やす
全てのギリシャの歴史家 書記の
目玉を取り出し 舌を切り取る
スパルタとレオニダスの名を称える事は
死をもって罰する
世界は貴方の存在を忘れる
世界は自由の人が専制君主に立ち向かった
事を知るだろう
少数が多数に立ち向かった
この戦闘が終わる前に神王でさえ
泣くだろう
今日は良く戦った
女の為
お前のように
お前は怪我をしていただろう
私はずっと前だったので見えな
かっただろう
テスピアイ兵の後方を垂オ入れたのか
嫉妬...
友達にはなれない
さっさとしろ お前達!
ペルシャ兵を高く積み上げろ
卵ェが当たれば...
今夜はもっと激しい夜になる...
彼らはペルシャ王の黒い意思に
500年間仕えた
目は夜のように暗く
歯は牙のように尖らし
無情
クセルクセス王の親衛隊
ペルシャ軍の精鋭集団
全アジアの殺人戦闘部隊
不死身の者たち
神王は取り返しのつかない
欠陥を現した
傲慢
なじり易い 騙し易い
負傷と倦怠が積み重なる前に
狂った王は最良の兵を我らに放った
クセルクセスはおとりに掛かった
スパルタ兵よ 押せ!
不死身の者たち
彼らは試された
父よ!
王よ!
アルカディア兵よ 今だ!
行け!
スパルタ兵に我々の力を見せろ
行け!
彼らは叫びそして呪い
荒々しく突き刺した
戦士より騒がしい
彼らの驚くべき魔黷謔、
勇敢な素人兵士
立派に任務を果たした
不死身の者たち
彼らは我らの王の試みに
屈した
自分を神と空想した男は...
脊椎を駆け上がる冷たさを
人間として感じている
我が王のため!
我らの名誉の死に!
クセルクセスは誰を次に遣すのだ?
誰も止められない
王でさえ栄光より大きいものを望む
きちがい沙汰の希望
しかし 確かに有る
アジアの際限の無い大軍
全ての勝算に対抗して
我々はやり抜く
ホットゲートを守り抜く
我々は勝利する
夜明け
鞭が飛ぶ
野蛮人が吠える
後ろで叫ぶ “前進”
前で叫ぶ “後退”
我らの目がクセルクセスの
暗黒帝国の隅より
呼び寄せたグロテスクな光景の証人
筋力に失敗すれば 魔法を使う
百の国々が我々に襲いかかる
全アジアの軍隊
狭い回廊になだれ込む
敵の多数は無力
敵は数百の兵に前に砕け散る
数個の死体と虚弱な心臓を
クセルクセスの足元に送り届ける
クセルクセスは彼の将軍たちに
腹を立てた
将軍たちを統制する
クセルクセスは地球の反対側から
怪物を派遣した
不恰好な怪物
山と積まれたペルシャ兵の死体
は滑りやすい
- 未だここにいるのか?
- 後ろに気をつけろ
ちょっと忙しい
結集!
アスティノス 息子よ!
アスティノス!
その日が流れる
損失はほとんど無い
しかし 倒れたのは友人 最愛の人
若い息子の頭の無い体を見るや
隊長は隊列を乱した
彼は逆上し血迷った
息子の死による隊長の泣き叫びは
一番大きい戦闘太鼓よりも敵を驚かした
彼を抑えるのに3人を要し
そして彼を後方に運んだ
その日は我々のもの
歌は歌わない
お前の姿をそのようにした
神々の残酷な事よ エピアルテス
お前を拒絶したスパルタ兵も残酷だ
しかし 私は親切だ
全ての要望も
どのような幸福も
ギリシャ人と偽の神々が叶え無かった喜びも
私はお前に与える
私は親切だから
私を王として 神として受け入れろ
はい!
私の兵士を呪われたスパルタ兵
の背後を突く秘密の道へと導け
お前の喜びは限りなく続く
はい 私は望みます
富 と女を
そしてもう一つ
軍服を望みます
よし
私が親切な事が分かるだろう
お前に立つのを命令した残酷な
レオニダスとは違って
私はただ跪く事を要求する
美しい夜
でも 私はそんな話を望まない セロン
確かに
私との話を決して漏らさなかった
何かいかがですか 飲み物でも?
毒入り?
落胆しないで下さい ただの水です
貴方の枢密院への出席の準備は整った
北にいる王の下へ軍を送る投票に
勝つには
貴方の助けが必要です
私たちは同じ立場です
私は政治家 貴方は戦士
私たちの言葉は一つ
私に何を望む?
貴方は王に気を使っています
我々が飲む水の為に戦っている
いるのは王です
その通りです
しかし これは政治で戦争ではない
- レオニダスは理想主義者
- 貴方の親切は分かっている
貴方は自分の利益の為に軍を送った
貴方の夫 我が王は300の精鋭軍を
戦場に連れ出した
彼は法を破り 枢密院の承認無しに
出発した
- 私は単なる現実主義者
- 貴方は日和見主義者
貴方はレオニダスと同じくらい
愚かだ
この世で価値が無い男を考えてみよ
全ての男は生まれながら平等とは限らない
これがスパルタの掟です
貴方の熱情に敬服します
貴方は女 まさに女王が枢密院の
議場に入り
男たちに動揺を起こすのを考えてみろ
私がその議場を所有する
この手で作ったような気がする
私は たった今 貴方の命を断つ事だって
出来る
貴方は枢密院へ行けるが
誰も貴方の言葉を聞かない
レオニダスは応援部隊を得ない
彼は助力が無く 帰れば牢屋送り
またはそれ以上の罰
スパルタを愛しているか
- そして王は?
- 愛しています
貴方の夫は土地の為
そして 愛する人の為に戦う
貴方は何を提供する?
代償として 私は軍隊の北への派遣を
助力しよう
現実主義者は女王から何を望むの?
分かっているだろう
直ぐには終わらない
貴方は楽しめない
私は王ではないから
ディリオス!
その引っ掻き傷はどうだ
大した事は無い 閣下
ただの片目だけ
神の恩顧により片目がある
隊長は?
神を呪い 嘆き悲しんでいます
レオニダス!
我々はおしまいだ 破滅だ
- 滅亡だ
- ダクサス 落ち着け!
せむし男の売国奴がクセルクセスの
兵士を案内して
秘密のヤギの道を通り我々の後ろに迫っています
貴方が配置したフォキス兵は蹴散らされました
戦闘は終わった レオニダス!
戦闘は 私が終わりと言った時に終わる!
朝までに敵の兵士に囲まれる
ホットゲートは陥落する
スパルタ兵よ!
栄光へ備えよ
栄光?
気が違ったか?
栄光など何処にも無い
退却 降伏あるいは死のみだ
それは容易な選択だ アルカディア兵
スパルタ兵は断じて退却しない
スパルタ兵は断じて降伏しない
行って この言葉を伝えよ
全てのギリシャ連合軍にこの
真実を伝えよ
めいめい自らを省みろ
お前はこんな事をしている間に
自らを省みろ
私は兵と共に去る
幸運を レオニダス
兵士達よ!
周りに集まれ
撤退は無い
降伏は無い
これがスパルタの法だ
スパルタの法により
我々は持ちこたえ 戦う
そして死ぬ
新しい時代が始まった
自由の時代
全ての人は 300のスパルタ兵は
自由を守るために最後の息を
捧げた事を知るだろう
友よ!
今まで全生涯を通じて後悔は無い
息子が命を捧げたのは国の為では無い
彼に話さなかったが 私は彼を最も
愛していた
彼は私と共に戦うのを栄誉としていた
彼は私の全てだった
貴方の損失に心が痛みます
心?
私の心は憎悪で満たされている
よろしい
ディリオス!
散歩しよう
はい 閣下
しかし 私は資格がある
戦闘の備えは助ェです
君は最上の兵士の一人
しかし 君には他の者に無い才狽ェ有る
私の最後の命令を枢密院へ
力と気迫を込めて伝達して欲しい
彼らに私の物語を話せ
ここで何が起こったか
ギリシャ中に知らせ
君は話すべき素晴らしい物語を
知っている
勝利の物語
勝利
分かりました 閣下
何か伝言は...?
女王へ...?
話すことは無い
百人は去る
百人は留まる
一人だけが振り返って見る
スパルタ兵よ!
朝食の準備を
そして心より食べよ
今夜 地獄で正餐を取るため
レオニダスの妻でありスパルタ女王に
発言を許してよいですか
議員よ
私はただ女王としてのみ
この場にいません
私は母として来ました
妻として
スパルタの女として
私は謙虚な気持ちと共に来ました
私はレオニダスの代理ではありません
どのような言葉も彼の行動には
勝てない
私は聞く事が出来ない全ての声
の為にいます
母たち 娘たち 父たち 息子たち
300人の家族は我々の権利と
この議場の原理によって
泣き叫んでいます
我々は交戦中です 皆さん
我々自身だけでなく子供たちを守る為に
全スパルタ軍を王の許に派遣すべきです
自由を守る為に軍を派遣しましょう
正義の為に
法と秩序の為に
理性の為に
最も大切な希望の為に
王とその兵士が歴史のページを
浪費しないよう望みます
彼らの勇気が我らを団結させる
彼らの行動により我々は強くなる
今日の選択が彼らの勇気に反映される
300人
感動的な
雄弁な 情熱的な
しかし 貴方の夫が我々に戦争を
もたらした事実に変わりはない
貴方は間違っています
クセルクセスがもたらしたのです
その前には 彼の父 ダリウスが
マラャ唐ナ起こしました
ペルシャ兵は我々が瓦礫と混乱に
陥るまで止めないでしょう
この議場では歴史の授業は要らない 女王
貴方はどのような授業を任せたのですか?
一つ一つ挙げましょうか?
尊敬 義務 栄光
貴方が尊敬について?
義務? 栄光?
密通については?
- よくもそんな事を?
- そんな事だって?
注意深く彼女を見て
真の姿は娼婦だ
この神聖な議場の議員を
もてあそぶな 女王
ほんの数時間前に 貴方は私に自身を
売り込んだ
私が弱い男だったら
彼女の匂いがまだ残っていただろう
- 非道なやり方です
- おお 偽善者が話す
同じような報酬を受け取ったか?
高貴な人達との接見の機会と
引き換えに何を取った?
- 嘘です
- そうかな?
貴方の招待で 王の寝室へ呼んだのは
彼でないのか?
貴方が私と交渉しようとした
そのベッドで
元気溌剌と
動揺しているようだ
肌の賄賂は 皆さん
一方 彼女の夫は無政府と戦争を
助長した
言葉は最も狡猾な弁舌でさえ免れる
娼婦女王様
何たる行儀!
我々を恥ずべき行為で更に汚す前に
議場から追い出せ
直ぐには終わらない
貴方は楽しめない
私は貴方の女王でない
売国奴
売国奴だ 売国奴だ 売国奴だ
レオニダス 私の賛辞
そして祝いの言葉
貴方は災難を勝利へと導いた
鼻持ちなら無い横柄にもかかわらず
神王はスパルタの勇気と戦闘技術を
賞賛する為に来た
お前は強大な同盟を結べる
降伏しろ レオニダス
理性を持て 兵士の事を思え
頼むから
ギリシャの仲間の言う事を聞け
彼は神聖な寛大さを立証する
お前の数々の無礼にも拘らず
お前の酷い冒涜にも拘らず
万軍の王は全てを許すであろう
さらに 奉仕に報酬を与えるであろう
お前は土地の為に戦った
土地を保持せよ
お前はスパルタの為に戦った
もっと豊かで もっと強く成るだろう
お前は王政の為に戦った
お前は全ギリシャの将軍と
宣言されるだろう
真の世界の支配者に対して答えられる
レオニダス お前の勝利は実現する
武器を下ろし 神聖なクセルクセス
に跪きさえすれば
狼と寒い冬から30年以上の
時が過ぎた
捉えたのは恐れでなく
ただ不穏
感覚の高揚だけだった
海からの風が胸と首を冷たく触れる
鴎が鳴く
幾千の浮かぶ死体のご馳走に
不平を言うように
彼の後ろにはしっかりと
呼吸する300人
彼の為に一瞬のためらいも無く
死ぬ覚悟が出来た
全てが何時でも死ねる
兜は息が詰まる
盾は重い
槍
そこにいるか
エピアルテス
永遠に生きるよう祈る
レオニダス 槍を下ろせ
ステリオス!
皆殺しだ!
兜は息が詰まる
視界を狭める
遠くを見るため
盾は重い
バランスを崩す
標的はとても遠い
スパルタ人はハーキュリーズの子孫と
伝わる
大胆なレオニダスは我らの血統に
証拠を与えた
叫びは長く大きい
王よ
貴方の側で死ぬ事が出来て光栄です
お前達と生きられて光栄だった
親愛なる女王
親愛なる妻
私の愛
我々を思い出せ
王の簡単な命令
我々がなぜ死んだか思い出せ
彼は贈り物や歌を望まない
戦争や勇気の記念碑や詩を望まない
彼の願いは簡単
我々を覚えていてほしい
この言葉を私に言った
これは彼の望み
誰かあの場所を見つけたら
未だ来ぬ遠い未来に
永遠の石より我々がささやきかける
皆よ スパルタ人に告げよ
我らは スパルタの法により
ここに横たわる
それで 親愛なる王は死んだ...
兄弟たちも死んだ
わずか一年前
私は王が語った謎めいた勝利の話を考えた
時間が彼の賢明さを証明した
ギリシャの自由の為
勇敢なレオニダスと300人の言葉が
広まった
家より遠く離れて
彼らの命を犠牲にした
スパルタの為だけでなく
全ギリシャとこの国の繁栄の為に
そして今 プラタイアの地で
クセルクセスの大軍が消滅の危機にある
そこに 野蛮人が群がる
切り立った恐れが冷たい指で
彼らの心臓を掴む
彼らは知っている
何と残酷な恐怖を味わったか
300人の刀と槍によって
けれども 今 彼らは平原の向こうの
1万のスパルタ軍と3万の自由ギリシャ軍を
を見ている
敵は我々を数で凌駕している
無価値の3倍
ギリシャにとって勝算は助ェ
この日 我々は世界を
神秘主義と圧制から救う
そして 我々が望む
輝かしい未来へと先導する
感謝をささげる 男達よ
レオニダスと勇敢な300人へ
勝利へ!