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フィー・ファイ・フォー・ファム
雷はどこから来るのだろう
群れはどこに去って行った
なぜ鳥はさえずりを止めたのか
早々に家路につくように
怪物はアルビオンを歩き回る
ジャック まだ起きてたか
ごめんなさい 父さん
巨人に起こされたんだ
ジャック ただの雷だ
母さんが言ってた
巨人が雷を鳴らすって
ほら
どこで見つけた?
母さんの残した物の中
続きを読んでくれる?
いいよ
どこから?
修道士は神様を探していた
だから魔法の
魔法の種か よし
思い出したよ
魔法のさやから
抜いた種を...
...修道士は神様を捜す
経路のために育てた
だが彼らが
考えていた事は..
...天国への門ではなく
恐ろしい 恐ろしい運命だった
天と地の間は...
...危険な場所だった
ガンチュア 凶暴な巨人一族の棲家
目の前の橋があるがために...
...巨人の大襲来となる
裕福な王から
財宝を奪い...
物を得ていくうちに
味覚を得ていった
しかし彼らのコントロールを
狂わせた味覚は...
人間の味覚...
血と骨 そして その全て...
反乱ね
怖いでしょ イザベル?
巨人は怖くない
恐ろしいリーダーだけでなく
双頭の巨人?
続けて お母様
ただの物語よ
そう?
エリック王は...
...修道士に黒魔術の
再来を告げ
何かの方法を探し
巨人の心臓を
支配するように
彼らはその一つを溶かし
魔法をかけ
エリック王の魔法の王冠
僕のお気に入りのとこだ
王が王冠を手にすると...
巨人は奴隷と伏し
王のあらゆる命令に従った
王は巨人の出生地に
送り帰した
巨人の棲家は天と地の
間にある牢獄だった
エリック王は
巨人と人間の
輪を断ち切った
そして再び平和が
王国に戻ったのだった
神秘的な遺物は残り
エリック王の統治した
年月を安全に保った
そして ついにエリック王が
永眠する時...
王冠と種を棺に入れ
永久に保存するために
王の遺骨は
ゆっくりと崩れ去り...
...真実は伝説となった
そう人に伝えられた
巨人が戻ってきたら?
それはない
- でももし戻ったら?
- ジャック
きっと王の騎士団が
- 切り倒すことだろう
- ぼくも騎士団になりたいな
おまえには疑いなく
勇気がある
王の騎士は生まれつき...
...名門の出身
埃と汗以外は 我々にない
ただの物語だ ジャック
巨人は架空だ
でもエリック王は実在した
そうね
ある意味では
まだ実在する
- あなたの血統の中に
- 埋葬された場所を見たわ
王家の地下墓地で?
どうやらあなたは...
...冒険をしているようね
- いけない事をした?
- それはない
冒険して欲しいわ
- より良い女王になるように
- どう?
広い世界を見るために
あなたが女王になった時
世界をより良くするために
もう寝ましょうね
良い夢を...
イザベル
消さないで
わかった
もう寝た方がいい
夜明け前に出発だ
父さん
巨人が実在しないと
どうして分る?
しないね
そして 嫉妬の目は...
アルビオンの
平和な国を見下ろし
敵はいつか戻る事を誓い
巨人が戻り
居据わる時
戦争の報いとして
勝利を得て
最後の一人まで食い尽くす...
エリック王の血縁を
10年後
ジャック
馬を売って
戻った時に...
雑草を刈ってくれないか
じきに 家が埋もれそうだ
そうするよ 叔父さん
-それから ジャック?
- はい 叔父さん?
気を散すなよ
頼むよ
勘違いしないでくれ
売ったりしないよ
だけど選択の余地がない
馬と荷車はいかが
まけとくよ
売ってしまうのは
悲しいよ
馬と荷車?
フィー・ファイ・フォー・ファム
雷はどこから
来るんだろう
群れはどこへ
去ったのか
小鳥はなぜ
さえずりを止めたのか
早々に家路に着くように
怪物がアルビオンを
歩き回る
さあ しかめっ面は
止めにしよう
魔法の王冠と
エリック王のおでまし
こんにちは 皆の者!
私はエリック大王だ
こんにちは エリック王!
- 巨人を どう退治したか聞きたいか?
- はい!
ガンチュアの一場面から...
...魔法の豆から
木が成長したところ
そしてそこから地上に
届いたために
巨人の襲来が下りて来た
お前は何者だ?
よお べっぴんさん
名前はなんだ?
あんたに関係ない
可愛いな
- どこで手に入れた?
- いいな
母から
もう ほっといて
さあ 付いて行け
どこへ行く気だ?
- どうした?ショーは退屈か?
- 離して
ヘイ ヘイ
それは失礼だ あっ!
女性に...
正直に
酔っ払っているよな
家に帰らせてやらないか...
...そして この事は忘れよう
申し訳ございません
トラブルはご免です
よし トラブルはご免だよな
ああ 3人ともね
全員...
とんでもないトラブ...
なんか後ろに居るような
そうだろ?
名を名乗れ
ジャック
膝がどうかしたか?
ジャック?
前進
荷車はどこだ?
荷車を見なかった?
ロデリック!
- ロデリック
- なんだ?
- 王が会いたいと言っている
- なぜ?
- 王女が またトンズラしたらしい
- ぷ
結婚をしても 同じ繰り返しを
させるのか?
結婚をしたあかつきには
崖下にトンズラさせるよ
より大きな案がある
ロデリック
なぜ修道士は
頭を剃るのだろう
あんな風に?へっ
神が脳みその中まで
見れる様にか?
それはお前のことだ ウィキー
相変わらず
好奇心旺盛だ
大変なことだ
おお 神に感謝だ
まだここにある
町の門を閉めろ
兵士を集め...
...修道士を捜すんだ
君主の権威のもとに
クロイスターの門は...
...捜査する者が
発見されるまで閉ざされる!
我々は盗人を捜している!
盗みを犯していなければ
何も心配はいらぬ お前!
そこ!坊主頭!
こっちを向いてみろ...
- 顔だ!
- お辞儀!
おい!あいつ
ひざまずけ!
馬はいかが
最後のチャンス 安売りするよ
荷車には
もってこいの馬
- 一頭いれば...
- 銅貨10個でどうだ
10個?本当に?
私には生死にかかわる
緊急の使命がある
ああ いいだろう
ここには金はないが
修道院にある
あなたが 正直者だと分る
洒落た服を着た
肉屋よりも
- だが 一文無しでは帰れない
- もちろんだ もちろん
馬鹿者が!
ハゲ頭はどこだ!
担保と交換しよう
豆
ただの豆ではない
神聖なる遺物 とても...
...遠い昔の特別な時代
ただの豆にしか見えないが
とても貴重なんだ
修道士にとって
10の銅貨よりも
どんなことが起きようと
豆を修道院に 持って行き
ブラザーアベルからと
修道院長に手渡してくれ
- 支払いは受けれる
- ブラザーアベル ただの豆だ
いいか この豆は世界を
変えられる力がある
失うな
どんな事があっても...
...水に塗らすな
止めろ!...
...坊主!
気をつけろ!
お前!止まれ!
捕まえろ!
押さえろ!
出口をブロック!
取り押さえろ!
そこを動くな!
じっとしろ!
よお 坊主
悪かったわ エルモント
悪いとは 姫?
あなたに迷惑を
かけるつもりじゃない...
...時々ここから
逃げ出したくなるの
決して無理な頼みと
思わんが...
...それと引き換えに
今まで飯を与え
服を着させ
家にも住まわせた
その見返りがこれか?
豆
あす修道院へ持って行き
起きた事を話すよ
信じているのか?
修道士だった
- ローブを着ていたから?変な髪型?
- ああ
いや
修道士は文無しだ
修道士だ!
お前から盗んだ奴!
ジャック 成長しろ
もう18だ
そして 私は...
...永遠には存在しない
陛下
おお 動いては
ならなかったな
インチキのご様子ね
いつも逃亡ばかり
何か起きたらどうする?
- お前は将来の女王だ
- 父上によれば
- 王とは 全てを決定する
- そのような事を申してはいない
それなら なぜ私の
倍の年の者と結婚を...
...愛してもいないのに?
ごめんなさい ロデリック
じゃ そうゆうことか?
陛下 じっとして下さい
父上は認めたくない...
...私は お転婆で
助けようの無い娘だと
お前はまるで母上のようだ
お前はまるで父親のよう
気まぐれで役立たず!
何とかするから 約束だ
遅すぎだ
どうにもならん
こんな事になるとは
思いもしなかった
お前の両親の物
市場から2‐3週間分を
持ち帰る わしの足で...
...馬なしで
半夜はかかる
それだけは売らないで
- 売り物ではないんだ
- 馬はそうだった 荷車も
ジャック 簡単な使いだった
馬を売り草葺屋根を造るだけ
責任をとれ
それでは
こうさせてください
責任あることを証明します
私が導く人々と
触れ合うことを
多くの騎士団なしで外に出て...
...救助の必要なく
陛下!
お前の母親を失った時は
人生で暗黒の日々だった
お前まで失いたくない
人生で最も暗黒の日
それはやっかいにも
お前の父親を失った日
最悪にも...
...お前を残していった
私が王子であったなら...
...好きにさせたでしょう
母上は仰った
好きな時 愛する人と
結ばれなさいと
どうか 父上
私に証明させてください
お前は宮殿の
安全の元に
ロデリックと結ばれる
これ以上話すことはない
仰せのように
イザベル!
何か見つけたか?
いや 口を閉ざしたままだ
一度だけ尋ねるが
どこにある?
葬られた場所に
そっとしておくべきだ
闇の魔術の種
そして暗黒が
光の味をしめたら
止まることはない...
...太陽を呑み込むまでは
とても力には及ばない
何をしようと無駄だ
神への義務だ
神への義務?
えー
よろしく伝えろ
頼むよ そんな
頑固じじいでもないだろ
どう どう
なんだよ?
よし 追いかけよう
ごめんなさい
迷惑は承知で 灯りを...
...灯りを見て
道に迷ったの
どうぞ 中に
ジャックだ
よろしく ジャック?
この悪天候の中
どうして?
出かけるときは
こんな嵐じゃなかった
- 段々ひどくなって
- 灯りを見たって?
ええ
一人なの?
今だけ
いつもそうなの?
ここは あなたの農場?
ああ
いや そんなところ
僕と叔父は小作人
土地を耕している
その本は?
僕の本だ
珍しいことね...
- ...農夫には
- 見た目と違う
だろ?
好みの本は?
冒険ものかな
本の中で それとも人生で?
この農場から出られる日まで
本で我慢してる
顔の傷は
冒険でもしたの?
今日 市場で
喧嘩をしたんだ
どうして?
王女様を
かばおうとして
王女様?本当?
本で読んだのでは?
- 王女とどうして分る?
- 知らなかった
助けが必要と見えた
騎士団が現れたので
そこで気が付いた
とっさの ことだったんで
覚えてなくても
仕方ないさ
何から逃げたいのかな?
逃げてるとは限らない
何かに向かって走っているかも
私自身の冒険を求めて
今のところ うちの灯りに
向かって来たんだ...
...妃殿下
立ってください
- 愚かと思っているでしょ
- いいえ
願うのは さっき
- 市場で...
- ありがとう
私の名誉を
守ってくれて ジャック
どんな時も
コートをこちらに
それから...
...ご自身の冒険を
見つけるまで
- "ガンチュラの巨人"
- 父が よく読んでくれました
母上の仕事でもあったわ
探しているものが
見つかりますように 妃殿下
イザベルと呼んで
イザベル
イザベル!
ジャック!
助けて!早く!
ここから出して!
ジャック!お願い!
いや!
- おお!
- ジャック 来てくれたのね!
ダメ ダメ ダメだ!
何?どうかした?
高所 高所恐怖症なんだ
待って なんとかする!
開かない!
- うぅ!
- ああ!
つかまって!
ダメ!
ジャック!
娘のブレスレットだが
どうゆうことだ?
ん?
- 伏せろ
- ん?
盗んだのでは
ありません
正直に 家に避難して
来られました
救助しようとしましたが
殿下 そして...
そして?
こんなことに
ちょっと待て
市場で覚えがあるが
名前は ジャック
- 起こしてやれ
- 豆だよ
ところで お前の...
家は ジャック?
エルモント...
...登れる者を集めて
捜査団の編制を
はい 殿下
同行させてください
敬意を表して
この任務は困難であろう
プロの心得が必要です
最愛の姫に証明する
チャンスだ
そして あなたにも
- よかろう 連れ戻すんだ
- ジャック!
近づくな!
ジャック!一体何をしでかした?
誰だ?
叔父です
殿下...
...ボランティアを
- ジャック!
- 殿下 お願いです
妻や婦人も
連れて行くか?
- 簡単に
- は は は
早まるな
青年を一緒に
連れて行こう
唯一現場を見た者だ
何かの手がかりになるだろう
- 陛下
- エルモント ロデリックの言う通りだ
彼は手がかりに
なるだろう
出発を 神のご加護を
娘を連れ戻すんだ
列を乱すな...
...兵士達!
木の向こう側に
後ろにさがって
お願いします
後ろにさがって
雲の上には
何があるだろう?
絵空事は信じない ジャック
決して信じない
ただ全てに備えるだけ
- 例えば 巨人とか?
- いや 現実全てのもの
高所は苦手か?
落下恐怖症
そうか なら落ちるな
おお 良い案だ...
ああ
よし 前進だ
こうする事で
王女の心に感銘を
与えると思うな
え?まさか
なら良い
身分の違い
願うのは お門違い
例え王女が...
...ロデリックとの婚姻を
拒否しても 法に従い
平民との婚姻は
あり得ない
ヤッホー
お前の番だ
さあ ジャック 遠くはない
さあ
よい企みがある
- え
- 怖いとき...
...大きなケーキを想像する
目の前に浮いているように
素晴らしい ありがとう
褒美が待っている
すぐ手が届きそうな所に
そうだね
見えるか?
あまり
じゃ 取って来い!
クロウ
死んだのか?
まだだ
- 助けてくれ!引き上げろ!
- ちくしょう!
助けてくれ!
ウィック!ウィック!
荷を軽くする時のようだ
助けて!
ウィック...
...何してるんだ?
ダメだ!頼む!
下で何をしてる?
やめろ!頼む!
悪いな 皆
ロデリック どうした?
縄が!
切れた!
落ちた!皆落ちてった!
イザベル
あれを見ろ
姫は家にはいない
ここから消えたのは確かだ
下りて行ったなら...
...途中で会ったはず
下りたのではなく
登って行った
- なぜ そんなことを?
- 寒かったのかも
それとも 空腹か
それとも 冒険を求めて
クロウ
ボルド
ありがとうございます
これだけ?
分け前は部下と
共に落ちてしまった
豆はどこだ?
シーッ
閣下?
城には3人の男がいて
人の姿を消す事ができる
お偉い治安官に
高貴な執事
そして 王の関白
お前には残念だが...
...私にもできる
さあ
さあ!
さあ!
何も言うな
さもないとお前も叔父も...
フーッ
クロウ?あれは姫か?
違いない 姫は賢い
- イザベル?
- 帰り道が分るように
付いて来い
置いてきぼりだぞ!
全員一緒に!
引け!
- そして上げろ!
- 引け!
滑ったのだろう
ああ
皆 滑ったのか
ここにもマークが
半分だけの
ここで何か起きた
イザベル!
イザベル!
イザベル!
イザベル!
イザベル!
- イザベル!
- イザベル!
悪い予感がするんだ クロウ
姫は臨機応変だ
必ず探し出す
ここに隠れていたんだ
- 何かに捕まった
- どうして分る?
僕があげた本だ
それに 折れた枝がある
クロウ
巨大なものに
引き出された
- 姫にトラブルが
- ボルド...
...ウィックとロデリックと行け
高台に回れ
我々はこの道を行く
必要のない限り
余計な事はするな
我々の指名は
姫を探し出すこと
我々は敵地に
いることを忘れるな
どの父親も話した物語は
真実だった
幸運を
腹は減ったか?
- エルモント!
- 待て!
エルモント!
ナイフを!ナイフが取れない!
ナイフを!
さあ 切るんだ!
続けて
さあ
エルモント さあ
- 切るんだ!
- オーケィ!
自分で切るか?
もう少しだ
あと少し!
クロウ
あれは 何だ?
- 下ろしてくれ
- ジャック
出ろ 出て行け
すぐ 逃げろ!
回り道しないと
閣下 ここで少し休憩を
峰を捜し 安全に
横切る方法を見つけます
思いやりに感謝する
おお 見ろ
あそこにイザベルが
見えますか?
あそこだ
どこに?
見えたよ ダーリン!
- 今 向かうから あそこだ!
- どこです?
大丈夫ですか?
- ロデリック?
- ああ
なぜ 皆死ぬ時は
大きな声で叫ぶのだろう?
そうすれば少しでも楽に...?
ああ!
下ろしてくれ!ロデリック!
神を信じるか?
え?どうだ?
もちろん
会いたいと思うか?
まだ いやよ
それでは 質問に答えろ
どうやって
ここまで来た?
答えない
企みはお見通しよ
言わないつもりか
他の者はどこだ
一人で来たの
馬鹿にするのか?
お前が行く所は
多くが後に続く
お前はエリック・ザ・テリブルの
子孫じゃろ
違うか?
エリック大王?
それはずっと昔
我々の 伝説は
色あせたか?
どんな顔か
忘れてしまった
どんな声かも忘れた
だが 匂いは
決して忘れない
お前の血が裏切るのだ
妃殿下
へデンカ
兄弟よ
長い長い時を経て
人類の再来だ
覚えているより
もっとブスだな
その中でも
我々の監守の子孫
エリック・ザ・テリブル
エリック
- やあ こんちは
- まあ なんて
そして今日 復讐の甘いネクターを
味わうのだ!
復讐!
将軍
フィー 上出来だ
- 下ろせ!
- 落ち着け
エルモント クロウ!
妃殿下!
王女様
楽しい親睦会か
会ったこともないね
全部で何人だ?
失せろ 巨人め!
クロウ 静かに
どうやって...
ここに来た?
下に行く方法は?
俺の骨で窒息しろ
クロウ!
止めて!
そこをどけ!俺にもよこせ!
フィー!
- なんだ?
- 飯の時間だ!
どけ!
- なんと聞いた?
- 3人いるだと
- 3人?どうやって登って来た?
- 知らないね
多分鳥のように
飛んで来たんだろ はは
そんな事出来る訳ないだろ
ははは...
そりゃそうだ
さあ
大騒ぎは
何か見に行こうぜ
どうやってここまで来た
言わなければ 女を食べるぞ
将軍
俺が見つけた
食べる権利は
わしにある
狩の規則は知っている ファム
だが あの女は特別だ!
将軍の権威を
乱用するな
きさまは王じゃない
いいや!
その栄誉は
今 私のものだ
フォー?ファイ?
選択の余地はない
ファロン将軍
あの方が...
冠を
そうだ 冠だ
お前の硬い心臓のような
硬い岩から切り出した
密接な繋がりがある
冠を否定することは...
...お前の存在すら否定する
では...ひざまずけ
低く
低く
ロデリック!
立て 将軍
- ガンチュラの囚人ども!
- よくやった ロデリック
- すぐに解放してくれ
- あ・あ・あ
巨人と話があるんだ
ところで ダーリン
結婚式は中止だ
何ですって?
では ガンチュラの囚人ども
自由を与えてやろう!
今夜は祝杯だ
明日は新任の王として
下界に戻るのだ
まず始めに
クロイスター王国を占領する
そして隣国も
そしてやがて
大海を渡ったバイキングの
神話を試すであろう
気が狂ったの?
ああ 脳が権力で一杯だ
裏切り者め!
ああ
私の言うとおり
鎧を集め
剣をとぎ
戦いに備えろ
皆の者!夜明けに
下界を攻撃だ!
国王万歳! 万歳!
万歳!
止めて!お願い
自由にして!
- 静かにしろ
妃殿下 ご心配なく
すべてうまく行きます
ジャック
どこに置いたっけ
ここにいたの
ビックリしたかな
高所が怖いくせに
こんな上まで
怖くはない
さほど好きでもないだけ
フィー・ファイ・フォー・ファム
エルモントを
人間大好き
焼き方はウェルダン
ファロンの好みは
生で真っ赤
新鮮なのを捕まえて
生き造りだ
心配するな
逃がしてやる
こんな目に会うとは ジャック
使命を果たせず...
...こんなことに
ん ん
おう 慎重に
気をつけろ
- これを
- よし
美味しいご馳走
奴らは美味しい
ヒュー
エルモント!
- へロー小さいの
- やめて!
- 下ろして!
- 前のは公爵夫人だった
なかなかデブだった
全部 骨と皮
お前は王女だとな
我がまま放題で
腐らせてないといいが
こりゃ何だ?
殺して ジャック!
よくやった ジャック
上出来だ
これを
ありがとう
さあ
出口を知っている
クロウは?
勝者!
エンティン将軍
お呼びですか 陛下?
切り倒すべきだろうか
私からは口が裂けても
申し上げれません
言った事ではない
何を信じるか聞いておる
この目で見るものを
信じます 陛下
豆の木を見た時
何が見えるか?
登る道と
下りる道です
部下全員が姫と共に
下りて来ると祈ります
もし 何者かが
先に下る道を見つけたら?
さて それは下等な者が
王になると願うでしょう
すまないが 将軍
今夜の食卓は人間なしだ
お前
オレ?
違う お前だ
は?
お前に頼みがある
とんでもない事に
なりそうだ 親友
- 止血をしなければ
- それは?
ノコギリ草 雑草さ
どこにでもある
だが 役に立つ
土地のことを
よく知ってるのね
生涯ずっと
それが仕事なんだ
私は何も知らなかった
逃亡さえしなければ
こんな事は起きなかった
王女なんて役立たずね
逃げなければロデリックは
王国を支配してた
あなたの逃亡が
クロイスターに戦うチャンスを与えた
誰も役立たずじゃない
少なくとも王女にとって
だから戻らなければ
いつか女王の座に就き
その時から
より良い世界を築くんだ
イザベル
出来る限りの
善良な事を考えて
そう母上がいつも
言ってたわ
- 血が止まった
- 良かった
どちらの道かな ジャック?
水に沿って行けば
端に導いてくれる
間違いなく
ロデリックの仕業だ
入り口をブロックする為に
送り込んだ
いい考えがある
何だ?
眠れる巨人を
起こすんだ
それは あまり
いいとは思わんが
これは最悪だ
巨人を殺した事があるか?
一人殺したからって
エキスパートぶるな
1時間前は
オーブンの中だったろ?
よし 動いた瞬間
穴に向かって走るんだ
なんだ こりゃ?
蜂だ!
なんでいつも
こうなんだ?
うわっ!
やったわ ジャック
あなたのお陰よ
おう よし
行こう
妃殿下 ジャック
- 行くんだ 私もすぐに下りる
- 何?エルモント 一緒に行くのよ
- 王冠なしでは行きません
- それは使命ではない
妃殿下を捜し
連れ戻す事
お前の使命は達成した
お父上に届け ロデリックは私が
- しかし
- 人を殺した事があるか?
行け
ありがとう
これを
命を救ってくれて感謝する
我々の同士だ ジャック
光栄です
帰って来てね
- いいわね?
- もちろん
行け 行くんだ
イザベル さあ
前進!
エンティン将軍
陛下
切り倒せ
しかし
伝説は真実だ
王国のためだ
切り倒せ
聞こえたか?
許せ イザベル
王の お言葉通り
切り倒せ!
高所が嫌いな
はずなのに
とてもそう見えないわ
クロウが教えてくれた
トリックなんだ
どんなトリック?
手の届くところに
何かを描く
幸せに感じる 何か
簡単そうね
その通り
クロイスター
こんなに懐かしいなんて
イザベル
お互いの別の
世界に戻る前に
ここで起きた事
これだけは言っておきたい...
灯りが見えるね
何をしてるんだろう?
私達の帰りを
祝福してくれてる
あと2つ必要だ
- カートを移動させろ!
- はい!
渡せ! さあ早く!
よしきた!
揺らすな
今だ 吊り上げろ!
炎を絶やすな!
水を持ってこい!
兄弟よ 皆の者!
止まれ
ファイ フォー
降ろしてくれ
はい 陛下
シーッ
オォ
下りるとするか
助けてくれ!
掘り出せ
さあ 皆
行くぞ
- うう!
- もっと強く さあ!
物語の英雄気分か
誰しも
そう考えるだろう
英雄でなくて結構だ
だが結末だけは
見届けたい
助けてくれ!
助けてくれ!
助けてくれ!
助けて!
やめろ!
ファロン王 万歳!
万歳!
今だ!
起こせ!
さあ!
離れろ!離れろ!
おお まさか!
掴まって
陛下 お急ぎを!
イザベル
しっかり掴まって..hold on tight.
- いい?
- う うん
飛べ!
ジャック! 離さないで
思ったより 上出来だ
避難しろ!
陛下
父上!
イザベル!
神に感謝する
永遠に失ったと思った
他の騎士団は?
エルモントだけ
生き残りました
ロデリックとの対決で
残りました
なぜ?
ロデリックは裏切り者です
伝説の冠を
手にいれました
巨人をクロイスターに
送るつもりです
ロデリックが?
王国を任せていた
悪い事に お前と結婚を
させるつもりだった
イザベル 許してくれ
もう気にしていません
城までの道のりは遠い
鎧を付けた方がいい
ジャックはどこ?
誰だ ジャックとは?
一緒に下りて来た者
私を救ってくれた
農夫か?
ジャック?
話を
優れた騎士団を
送り込んだ
- 皆 英雄でした 陛下
- ああ
イザベルを
連れ戻したのはお前だ
王として
褒美を与えよう
父親として
感謝の言葉もない
感謝します 陛下
充分すぎます
似合っている かっこいい
とても美しい
ありがとう
皆が待っている
でも
これを想い出に
決して忘れないわ
さようなら 妃殿下
ジャック 言ったでしょ
- 呼ぶなら
- イザベル
出発だ
ああ
やめとけ
何だ?
何だよ?
タネ!
用意はいいか?兄弟?
味見をしたいか?
雷が来る
フィー!
フェイ!
フォー!
- ファム!
- ああ!
進め そして下へ進め!
人間のご馳走だ!
甘い血を!
道を開けろ!皆が通れる道を!
アルビオンへ!
覚えとけ ファム
- 王女は俺のもの
- オレのだ!
王の仰せの通りに
やあ!
アンサー 会えてよかった
よくやった
長い話だ
やあ!やあ!
どうした?
別に 父上
ただいま 帰ったぞ
こっちに来るぞ!
巨人だ!
しばらくの間 鐘は...
いや 鳴らしたのを
聞いたことがない
走れ!
走れ!
巨人!
巨人!
イザベル
ジャック!
ジャック!
何を叫んでおる?
巨人だ!
巨人!
イザベル 走れ!
- 人間を殺せ!
- 頭をむしり取れ!
わしからは 逃げられない!
父上
道を開けろ!
やあ!
城に逃がすな!
王が接近!
橋を封鎖しろ!
命令を下すまで閉めるな!
- 閣下
- 整列!
胸壁に登れ!
射手の準備!
油を流せ!
まだだ!
用意!
待て
待て
点火!
- 橋を上げろ!
- エルモント 止めて!
走り続けろ 小僧!
さあ ジャック!
待て
行け アンサー!
ジャック!
引け!
撃て!
ファム!
さて どうする?
かぎ針を
急げ!
橋を上げて守るんだ!
長くは持たんぞ
ジャック!
- イザベル
- 射手を胸壁に!
- 妃殿下!
- エルモント 良かった!
- ジャック 危ないところだった
- ああ
- エルモント!
- 陛下
ロデリックは?
- ロデリックは死にました 陛下
- そして王冠は?
残念ですが巨人が
編隊整列!
続け! 続け!
引け!
イザベル 私の部屋に通路が
クロイスターの塔にに続く
そこで かがり火を灯せ
他の王国に警告を
お任せください 父上
ジャック
娘を頼む
やあ!
こっちだ!こっちだ!
- 橋を支えろ!
- そっちは門を!
さあ 引け!
引き倒せ!
手を焼かせてくれるな!
この列に援助を頼む!
門に向かって進め!
ここで止まって ジャック
こっちよ さあ
- これは?
- 近道なの
胸壁に砲台を!行け!
陛下!
進め!
進め!
城壁へ!
ここは?
古代の皇族の
埋葬場所よ
水道管が あらゆる場所に
クロイスターの地下にある
かくれんぼを
よくしたわ
- 多くの祖先がいたんだね
- ええ そうね
墓荒らし?
私だけの秘密の
場所ではなさそうね
こっちへ
添え木を ここに!
持ち上げろ!
どうした 皆?
腹は減ってないか?
負けるな!
行け!動け!動け!
さあ 食いたいだろ? 引け!
南門側に落とす
配置の準備をせよ!
装弾!狙いを高く!
撃て!
砲台を移動!
ロープを! 引け!
引け!
上げろ!
上げろ!
引け!
天空で発見したものは?
巨人の弱点は何だ?
動け!
これ以上やめろ!
家とは大違いだ
ジャック さあ
誰かを待ってる?
走れ!
早く掴め!
ロープを掴め!
そうだ!
木をもっと!
力を合わせろ!
焼き尽くせ!
援護しろ!
ロープを離すな!
勝利じゃ
早く食いたい
見てろ
隠れろ!
お前の匂いはあせた 王女
黒こげの濁った
煙のようだ
だが いつも匂う...
...恐れ
人間はいかに
不滅を好むか
永遠に生きると思う!
走れ!
イザベル さあ!
俺のものだ 小僧!
ジャック
急いで!
だめだ!
一巻の終わりだ 妃殿下
降ろして!
ジャック!
やめて!
何者だ?
ヤーーック
ジャックだ
化け物め!
逃げようとしても無駄だ
やめて!
ジャック うう!
オウ クソ
よくやった これまでだ!
よし これで終わりだ!
一気に!
今!
つるし門を閉めろ!
守護兵!
王の安全を!
受けてやる!
後退 防御体制!
防御体制!
編隊整列!
強く立ち向かうのだ!
匂うか 兄弟?
これだけの血が集まると
たまんねえな
ああ
小さく切り刻んで
やろうじゃないか?
何か 後ろにいるのか?
そして 巨人の
大群は帰って行った
豆の木は
巨人の剣で切り倒された
王は 王女の結婚において
法の廃止を声明
王女と農夫の
王子との結婚は
今までには
あり得ぬ事だった
飛ばした部分があるよ
間には何があった?
間の話?
えーそれは知っての通り
ちょっと求愛したらしい...
それじゃなくて
- 王冠はどうなったの?
- 話してないわ
- 王冠について
- 王冠?
ああ もし巨人が
帰ってきたら?
心配するな
安全な場所にある
また 巨人の話をしてくれる?
また?
分った でも今夜は
これで最後だ
フィー・ファイ・フォー・ファム
雷はどこから来るのだろう
群れはどこに去って行った
なぜ鳥はさえずりを止めたのか
早々に家路につくように
怪物はアルビオンを歩き回る
雷はどこから来るのだろう
群れはどこに去って行った
なぜ鳥はさえずりを止めたのか
イギリス人の
血の匂いがする
生きていても
死んでいても
パンを焼くために
骨を磨り潰そう
そこには王女と
金のハープが
馬の名はアンサーだった
市場に馬を
連れて行った
- 牛だったかな?
- 牛だよ
そうだ 牛だ
市場で老人に出会い
牛との交換を迫られた...
魔法の豆だった
牛と豆を交換したの?
魔法の豆
- どうして分ったの?
- ジャックはあまり賢くなかった
ジャックの叔父さんは
豆を窓から放り投げた
- いやそれはお母さんだった
- そしてそれは3つの豆だった
よし お母さんが窓から
3つの豆を放り投げた
そして 3本の巨大な木は
雲の中へと成長した
怪物はアルビオンを歩き回る
王冠の宝石がウエストミンスター寺院
から盗まれたあと
14世紀の初期に
イギリス政府は発見し...
...ここ ロンドン塔に永久に
保存した
オーケィ 進んで
進んでください
それでは タワー・グリーンに
移動します
タワー・グリーンは
何で有名でしょう?
えー タワー・グリーンが
有名なのは...
さあ ロディ!
グループと一緒に 行こう!
タワー・グリーンは そこで
アン・ブーリンが首を切られた