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テーブル
テーブルはデータを入れておくための入れ物です
アクセスで利用する全ての情報はテーブルに保存されます
ですからテーブルは最も基本的なオブジェクトで
データベースを作成する時には必ずテーブルを作ることから始めます
この章ではサンプルのデータベースを見ながら オブジェクトについて解説しましょう
ではアクセスを起動してサンプルファイルを開き テーブルの働きを確認しましょう
スタートボタンをクリックするとスタートメニューが表示されます
全てのプログラムにポイントしマイクロソフトオフィスとポイントして
マイクロソフトオフィスアクセス2003をクリックします
するとアクセスが起動します
サンプルのデータベースファイルを開きましょう
ファイルメニューから開くを選択します
ファイルを開くダイヤログボックスが表示されます
サンプルファイルを保存したフォルダを選択して jusyo.mdbを選択し開いてください
アクセスのデータベースファイルの拡張子はmdbになります
アクセス2003ではセキュリティ機能を向上させたため
画面のような警告メッセージが表示されることがあります
開いても安全なファイルかどうか確認してください
サンプルファイルは安全ですからはいをクリックしてください
もう一度確認のメッセージが表示されますので開くをクリックしてください
住所mdbのデータベースファイルが開きデータベースウィンドウが表示されます
データベースウィンドウの左側には 先ほどご紹介したオブジェクトの名前が並んでいます
この部分をオブジェクトバーと呼びます
オブジェクトバーをクリックすると右側のウィンドウに 各オブジェクトの内容が表示されます
ではテーブルオブジェクトを選択して顧客TBLを選択し 開くをクリックしてください
顧客TBLのテーブルが開きました
この表示形式をデータシートビューと言います
テーブルには左からナンバー 氏名 会社名 住所 電話番号の列があり
データが入力されています
データシートビューはエクセルのワークシートに よく似たセルで区切られた表示になっています
実際の操作もエクセルとほとんど同じです
しかしエクセルのようにどのセルにでも 自由にデータが入力できるわけではありません
次に説明するデータを整理するための規則があります
アクセスのテーブルでは列の事をフィールドと呼びます
1つのフィールドには必ず同じ種類のデータを入力します
例えば氏名のフィールドに住所を入れることは絶対にありません
そして行の事をレコードと呼びます
1つのレコードが1件のデータになります
浅野さんのレコードに本田さんのデータが入ることは絶対にありません
このようにフィールドとレコードでデータを管理しているのがテーブルです
ではテーブルにデータを入力してみましょう
テーブルの最後のレコードは空欄になっています
左端には※のようなアイコンが表示されています
これが新しいレコードを入力するための行です
では新しいレコードの氏名のセルをクリックして大賀信子と入力してください
データを入力するとオートナンバーだったセルに 自動的にナンバーが割り当てられます
また左端のアイコンがペンになります
これは編集中のレコードであることを示しています
次のセルへは右向き矢印キー エンターキー タブキーのいずれかで移動します
前のセルへは左向き矢印キー シフトプラスタブキーで戻ります
会社名以降のセルをご覧のように入力してください
レコードの左端を見てください
グレーの枠があります
これをレコードセレクタと呼びます
※のあるレコードは新規のレコード ペンのアイコンのあるレコードは編集中のレコードです
どこか違うセルをクリックするとそのレコードが選択され レコードセレクトには
右向き三角のアイコンが表示されます
右向き三角は選択中のレコードを表します
ではテーブルを閉じましょう
データシートビューの右上にある閉じるボタンをクリックします
テーブルが閉じてデータベースウィンドウに戻ります
アクセスでは入力と同時にテーブルにデータが記録されていきます
ですから特に保存の操作は必要ありません