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こんにちは。酸素ガスセンサーの実験へようこそ。
酸素ガスセンサーは、主に3つのパーツ,すなわち
センサーボックス(本体)、検出器、接続ケーブルで 構成されています。
精度良く測定を行うためには、 この校正ボタンを使って校正します。
付属のサンプルボトルを持って外に出て、
新鮮な空気を集め、検出器で蓋をして閉じ込めます。
これを持ち帰り、インターフェースに接続します。
インターフェースに接続したセンサーボックスに
接続ケーブルの一端をしっかり接続して、
もう一端を検出器につなぎます。 差し込む時に小さくカチッと音が出れば、
しっかり接続できています。
%およびppm単位で酸素の濃度を測定できることが
コンピュータの画面やインターフェース上で、 すぐに確認できます。
今回は%で測定する画面から校正を行いますが、 校正はどちらの単位にも反映されます。
どちらの単位で測定していても,校正できます。
接続がしっかりできたので、校正ボタンを押して,
測定中しているボトル内の酸素濃度を20.9%として 読取値を合わせます。
ボタンについているランプは、通常は点灯したままですが、 校正を行っている間は点滅します。
校正では、ボトル中の空気を測って平均を読み取るので
30秒~1分かかります。
ランプの点滅が終わって点灯したままになれば
校正は終了しており、測定を開始することができます。
このセンサの測定レンジはとても広く、0~100%の測定ができます。
カタラーゼの触媒作用を使った酸素の発生、光合成、呼吸作用など、 様々な生物学の実験の測定に使用することができます。
サンプルボトルの中に試料を入れ、酸素濃度の時間変化を
調べることもできます。
外へ持ち出すこともできますし、密封された環境へ入れて、
光合成のような実験の計測に使用することもできます。 生物学の実験には最高なツールです。
学生たちと、楽しい実験を行ってください。
そして、安全な実験を心がけてくださいね。