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エスペラントは誰でも学べる、学ぶ価値のあることばです。
どうしてエスぺラントを勉強しようと思ったのですか?
まったくの偶然で、エスペラントにはまりました。
大学でチラシを見たのがきっかけでした。
「エスペラント」という文字を見かけて、
「ああ、これ知ってる!」と。
友だちがみんなエスペラントの会合に参加していたので、
私もやらなくちゃ、と。
大学に入ったとき、言語関係のイベントがあったので。
外国語に対する劣等感があったので。
ある朝、目がさめたら「エスぺラントをやろう」と思い立ったので。
エスペラントをやればたくさん旅行できると聞いたので。
ぼくも旅行したかったから。
国際語をやってみたい、というのが長年の夢だったので。
言語学的に見て、とても興味をひかれたので。
エスぺラントをやり始めたときは、実際に人間が話すことばで、
クラブや団体もあるなんて、想像もつきませんでした。
彼女に「エスぺラントって知ってる?」と聞かれて、「知らない」、と。
エスペラントというアイデアにひかれて。
エスペラントには例外がないと聞いて、
「きっといいことばに違いない」
「そうだ、やろう」、と。
「そうだ、やろう」とはじめました。
その日のうちに辞書を手に入れて、勉強をはじめました。
すぐに好きになりました。
勉強はなんでも好きですから。
この言語と思想、中立性にとても興味を持ちました。
「国際語といえば英語」という神話にうんざりしていたので。
学校で英語を習い始めても、悪い点数しか取れませんでした。
それで、別のことばもいろいろ勉強しようとしましたが、
ぜんぶ途中で挫折しました。
エスぺラントを勉強できる機会があったので、すぐ行きました。
エスペラントの理想に一番ひかれました。
エスペラントの平等なところがいいんです。
他の人と対等に話せることが大切です。
全世界につながることばだから。
最後にエスぺラントを勉強したら、私にもマスターできました。ほらこの通り。
最初は単なる好奇心からでした。
自分でも理由がよく分からないんです。
はじめまして!
ここで国際語エスペラントの文法を少しだけご紹介します。
これがエスぺラントの文字です。
文字の発音は一通りで、つづりも規則的です。
名詞は全部「O」で終わります。
家
本
愛
複数は「J」をつけるだけです。
複数の家
複数の本
複数の愛
形容詞は全部「A」で終わります。
大きい
新しい
暑い
単語の前に接頭辞をつけて、新しい単語をつくります。
エスぺラントには接尾辞が10種類あります。
MALという接尾辞をみてみましょう。
ご覧のように、MAL を単語の前につけると反対の意味になります。
小さい
古い
寒い
単語の後ろにつけるものもたくさんあります。
エスペラントには接尾辞が31種類あります。
これを単語のうしろにつけて新しい単語をつくります。
たとえば「EG」は大きいものにつけ、「ET」は小さいものにつけます。
屋敷
小屋
もちろん動詞も重要です。
でもエスペラントなら動詞も簡単です。
動詞の原形は「I」で終わります。
愛する
見る
話す
動詞の現在形は必ず「AS」がつきます
私は~です
過去形は「IS」をつけます
私は~でした
未来形は「OS」
私は~でしょう
不規則な動詞はありません。
「E」をつけると副詞になります。
速く
彼は速く走る
直接目的語は「N」をつけます。
「N」で文の意味が決まるので、語順は自由です。
男が女の後を歩く
男の後を女が歩く
「N」をつける単語を替えれば、文の意味も変わります。
以上、エスペラントの文法の概要でした。
さようなら