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つかみにくい言葉、それがインスピレーションです。それは潮のようにじわじわと押し寄せてきたり、
作業中に急に閃いたりもします。
ではどうしたらいいのでしょう。Reasonにはインスピレーションが詰まっています。
Reasonならインスピレーションが閃いた瞬間にそれを確実にキャッチでき、
それをさらに発展させることも自在にできます。
インストゥルメント、シーケンサー、ミキサーが常にそばにあり、音楽制作に集中できる。それがReasonの設計思想なのです。
Reasonなら、新規トラックの作成時にサンプリングレートやサウンドカードへの出力チャンネルなど、面倒な設定を聞いてきたりはしません。
ただクリックすればトラックが追加できる。それだけです。これで準備OKです。
ここをクリックすればすぐにチューニングもできます。
このようなちょっとした機能がすぐに使えるクリエイティビティの高さは、Reasonならではです。
それだからこそ、本来のタスクに集中できるのです。つまり音楽を作ることです。
インスピレーションを受け止める。それがシーケンサーの役割です。
MIDIシーケンス、オーディオ、ミキサーオートメーションの各クリップが並び、簡単にコピーや、
ペースト、ムーブ、ストレッチ、さらにスライスも思いのままに行えます。
曲の構成を変更したり、色々入れ替えて流れを見たりすることが多い場合は、
ブロック機能を使えば曲の一部を移動させたり、長く伸ばしたりなども自由自在です。
また、「その音色があったからこそインスピレーションが湧いた」ということもあります。
その出発点には、ファクトリーサウンドバンクは欠かせない存在です。
新規インストゥルメントを立ち上げて、プリセットサウンドをブラウズして、
文字通り数千種類ものサウンドが秘めるポテンシャルをチェックできます。
欲しいサウンドのタイプを選べば、あとはReasonがそれに適したサウンドをコーディネートしてくれます。
お気に入りのサウンドをReasonのファイルブラウザにストアすれば、いつでもすぐにロードできます。
Reasonのサウンドバンクにあるループライブラリーから曲作りをスタートすることもできます。
REXファイルによるギターやベース、ドラムなどのループパートを自由に組み合わせて、
トラックをスピーディに作成すれば、あとはパーソナルな要素を盛り込むだけです。
Reason 7では、ファクトリーサウンドバンクを拡大し、新規ループやスタイル、例えば...
最新のハウスサウンドから荒々しいメタルループまで幅広く内蔵しました。
インスピレーションが湧くパターンは、ひとつとは限りません。
完璧なサウンドができたとしても、さらに加工して新たなインスピレーションが湧くこともあります。
スマートフォンのレトロ風写真アプリのように、Audiomaticを使えばノイズやレコード音、ローファイなど、
メロディと同様に楽曲の質感を決定的にしていた様々な時代のサウンドにワープできるのです。
操作法は見た目の通りシンプルそのもの。
16種類のレトロプリセットから好みのものを選び、
Transformノブでプリセットの質感を変化させ、
Wet/Dryバランスを調整すれば完成です。
現代のデジタル環境では、サウンドをいかに汚していくかということがポイントになることもあるのです。
ご覧の通り、Reasonラックにはインスピレーションが詰まっています。
閃いたアイディアが消えてしまう前にキャプチャーしたり、シーケンサーで新たなアイディアを試したり、
完璧なサウンドを見つけ出したり、完璧すぎるサウンドに変換させたり...
どこからでもインスピレーションが湧いてくる。
Reasonなら、それができるのです。