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足立区のアパートの1室で、死後数日たったとみられる
70代から80代の男女が死亡しているのが見つかりました。
女性は今年度、地区の町会の班長を務めていたということです。
きのう午前11時15分ごろ、足立区西新井2丁目のアパートの
2階にある1室で男女2人が倒れていると、知人の男性が見つけ
警察に通報しました。警視庁西新井署によりますと
玄関の鍵は掛かったままで、6畳間に男性が、玄関に近い4畳半の部屋には女性が
倒れていました。2人とも70代から80代と見られ、
いずれも死後数日がたっていたということです。近所の人は
「隣というだけで全然付き合いがなかったので
分からない」「会うと『こんにちは』とは言うんですけど、
それ以上のことを言わなかったし。お買い物も
自分ひとりでやっていた」などと証言しました。
また、近所の人の話によりますと
男性は寝たきりでほとんど姿を見せなかったそうですが、
女性は去年終わりごろまで近所のスーパーに行くところが見掛けられたということです。
また、死亡した女性は今年度、地区の町会の班長をしていましたが、
2月末に「体調が良くないので班長を辞めさせてほしい」と
申し出ていました。アパートの大家によりますと
家賃はきちんと支払われていたということです。