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"レアル通り 70番地" 認証番号:108477 すべての人民への公開を許可する
Mixer de Medios 制作
このドキュメンタリーは キューバ当局による適切な認可を受けておらず、 規制・禁止されていない。
これはキューバ国民によるある瞬間の自由な表現の描写であり 変化の過程の中の巨大な、 彼ら自身の歴史にもう一章を記すものである。
これは革命の革命である。
Humberticoは? ラッパーの? そう。
レアル通りはどれ? この通り全部よ。 Humberticoはどこに住んでる?
Papa Humberticoのこと。 あー、歌手の。
そこから曲がって、上がっていったところよ。
これはPapa Humberticoが2歳のときの写真。 まじめで、物静かな子だったわ。
あるとき、お隣さんが言ってたの、息子さんが歌ってるって。 私は言ったの、息子が歌ってるの?って。
私は信じなかったわ。 何を歌ってるかって訊いたら、ラップを歌ってたのよ。
ヒップホップはこの存在から発する魂の喜び
ヒップホップは俺の存在を焦がす 最も熱い炎
ヒップホップは俺の現在・過去・未来
ヒップホップは俺を確固たる存在と感じさせてくれる
ヒップホップは壁を壊し、俺は自分を見つけた
ヒップホップは鋭く、形式主義を変革した
ヒップホップは俺の社会主義、俺の革命、俺の国旗
ヒップホップは俺のスローガン 他の意見と戦う為の
どうやってヒップホップを聴いてたか覚えてないよ。 この地区にはヒップホップは全然、 いや、今は俺らがやってるんだけど ラップの影響って無かったからね。
ときどき、グアグア、 キューバではバスをそう呼ぶんだけど、 バスに乗って出掛けると、 よその子が息子について話してるのを聞くの。
私は何も言わないんだけど、でもあの子のことを言ってるのよ。 で、「ほら、見て、私の息子のこと言ってるわ」って言うの。
曲作りは2001年に始めたんだ、1台のラップトップで。 母さんが仕事で使ってたやつ。
仕事のために家に持って帰ってきてたから、 母さんの仕事が終わったら、曲作りをしてたんだ。
私が仕事から持って帰ってきた日は、 夜に使ってたわね。
Real 70って名前はね、Humberticoが付けたんだ。 レアルってのは通りの名前、70は家の番地だよ。 要は家の住所だね。
これはPapa Humberticoが2歳のときの写真。 これは私の部屋・・・
ここがレコーディングスタジオ。
ラッパーの子たちでいっぱいね。
これはあの子が作ったの。 よりいい音響で録音するためにね。
録音するときに鉄製の窓(枠)が問題になって、 それでこれを作ろうとしたのよ。 それで録音できるようになったの。
いつも彼はこうして座ってるんですか?
そうよ、一日中、それ以上のときもあるわ。
母さんはラップが好きなんだ。 家で俺がやってるのを嫌がるって事はないよ。
たまに好みじゃないモノができちゃうこともあるけど でも意見をくれるんだ。録音する皆について これは好き、これは嫌い、理由はこうだからって。
毎回曲を書くとき、歌う前に母さんに説明するんだ。 これは気に入るかどうか、何か変えたほうがいいか。 時々、家事してるから駄目、ってときもあるよ。
ええ、確かに時々、ここで聴いてることがあるわ。
時々、好きなじゃない歌詞があれば批判したりする。 Humberticoの歌詞だったり他の人のだったり。
で、「これは好きじゃないわ」って言うの。 批判したり、或いはこれは好き、って言ったりも。
???
確かに彼を誇らしく感じていたわ。 私はHumberticoの母親で、でももう私の息子で無いの。 私はHumberticoの母親なだけなのよ(???)。
戦争で無実の人間は自由を得るために山脈に潜んでいた
裁判官は理解せず真実を守ろうともしない
俺の手がここにある、バグダッドとファルージャの為に
人々よここに来るんだ、君と手を取り合おう
囚人(?)は相容れない野心から逃げ 国連は決議に対してもっと強くあって欲しい
たくさんの心がある 笑おう、泣くのではなく
敵とも抱き合おう、アフリカの状況を良くするために
汚染を無くすために、協力し合おう
絶滅危惧種の棲家の無差別な伐採を止めよう
自覚を生み出すのに十分なこの曲 そして前進を生む 科学や本質を後退させることは無い
俺の手がここにある
名前はPapa Humberticoだよ 話したがってたのはあいつのこと。
Humbertoは神よ。
Humberticoは兄弟みたいなもんだよ。友達さ。 小さい頃から知ってるし俺を色々助けてくれた。
レアル70。
レアル70?おー、あのな、レアル70ってのはな・・・!
レアル通り70番地ってのはシンボルだよ。
レアル70は、俺が思うに キューバのラッパーが過ごすには最高のところだよ。
Papa Humberticoはキューバのヒップホップに於ける基本の一つ。
ヒップホップを録るって障壁に向かう人はいなかった。 本当のヒップホップを録ろうって人はね。
彼はドアを叩けば受け入れてくれる。
あるテーマを書き終えて凄く感情的になってるとき、 自分の作品を録音して、ラジオで聴きたい、って思ってるとき その夢を現実にしてくれる助けをくれる人なのよ。
そのためには決して大きなスタジオは必要じゃない、 って感じさせてくれる人。
Papa Humberticoはキューバのヒップホップの活動において 彼自身の独特なスタイルで、ある一つの基準を作った男だ。
そして今に至ってはキューバの偉大なラッパーの一人となり このムーブメントの偉大なプロデューサーの一人ともなった。
ストリートでキューバのヒップホップを聴く人々は 彼のやる事に大きなリスペクトを払ってる。
彼の曲や、人生に対しての彼の在り方によってね。
レアル70ってのは俺にとって多くを意味してる。
レアル通り70番、ってのは別に他のどのキューバの ストリートとも大して変わらないし
世界の他のどのストリートとも変わらないよ アスファルトで舗装されてようが何だろうが。
ただレアル通りを本物たらしめているのは ここを超レペゼンしてるラッパーが存在してるって事だ。 そいつ(Humbertico)はヒップホップってものを持ってる。ふ~
今、この瞬間だって彼の存在は私たちにとっての救済よ。
キューバのヒップホップ・ムーブメントに とても多くの貢献をしてくれてる。
ヒップホップの公社や協会が無いにも関わらず Papa Humberticoと仲間達が制作して、皆を助けてるんだ。
Humberticoが最大で、最高よ。
私が彼をすごくリスペクトする理由は、 彼が本当に好きなことを純粋に維持してるってこと。
彼はヒップホップをやってるのが楽しいんだと思う。 それにビートボックスやリリックに対して真面目でしょう?
彼がここに居てくれることに感謝しているよ。 俺はここで自分の音楽、録音が全部できるんだ。 俺が考えることを彼は全部やってのける。
唯一???なことは表現を我慢するってことだ。 彼は「本当のことを言うんだよ」って言う。
世界中のラジオでラップ・クバーノを聴いてる人らは レアル70に感謝すべきだと思うよ。 言い合いする気は無いよ。
ラップがまだキューバにあるってことに対して 彼に感謝しなくちゃ。
ビートメイキングは単純に現状のキューバのラップを 助けよう、って目的から始めたんだ。
ビートを作ってる人ってのはあんまり居なかった、 いや、誰も居なかったな、自分でやろうって人は。
キューバのアーティスト達は アメリカとかフランスのラッパーのビートでラップしてた。
だからみんな、過去の偉大な音楽のことは知っていたけど ラップに関しては何も知らなかったんだ。
ラップを聴いたりすることは無かったし レコーディング費用を払うってことも出来なかった。
以前も、今もキューバのラッパーには払えないんだ。 月に25ドルしかキューバ人は稼ぐことが出来ないんだから。
だから、俺は最初に自分がやりたいから始めた。 次にラッパーのみんなに提供することにしたんだ。
もう外国のビートではラップしないぞ、って 俺自身のモノを作るんだ、って言って。
幸運なことにHumberticoには才能がある。だろ?
レコーディング始めたら彼のビートは評判になった。 ほぼ誰もやってなかったしね。 キューバのラッパー皆がここに来るようになった。
リソースも無ければ政府の援助も無い状態で、 CDを作ることが出来ない状態だったにも関わらず、
俺達はインディペンデントで自分達のCDを作ったんだ。 小さなスタジオを持ってるHumberticoに助けを請いながらね。
俺達にはデカいスタジオのレコーディング費用を 払うことは出来なかったんだ。 デカいスタジオはいつもサルサかレゲトンばかりで ラップ・クバーノを録音したがらなかったからね。
俺達は誇らしく感じているよ。俺達がやらなければ キューバのヒップホップは死んでいたんだから。
遠方から、凄く苦労してここに来て、 音楽を作る子達を見て、気づいたの。
息子は何か重要なことをやっているんだって。
これがキューバよ、メーン! サンタクルスに行くの。
ラップ・クバーノは特別なんだ。 ヒップホップの共通のパトロンから自由だからね。
ストリートの奴らであったって 暴力や自己中心的なことは話さない。 自分の方が優れている、とかね。
キューバのヒップホップはそれらを少し超越してるんだ。
俺達は社会を批判してる。 今起こっている事を。
前は、ラップやる以前は、「俺達はキューバ人だぜ、 知るかよ フィエスタだぜ!」って感じだったけど 最近は変わったんだ、もっと深い歌詞を書くようにね。
今この時も、私達は私達の個性を見つけてる。 世界で起こってる事、感じてることを歌詞にすることで。
私の現実は酷くて、個人的な問題を あまりおおっぴらにしたくは無いけど
だからこそキューバ人である私達の独自の性格が産まれる。 それは他のラテンアメリカの国でも同じこと。
そう、皆、自分の生活をラップしてる。 俺と、他所の国、ニューヨークの人らの問題は違うよ。
人種差別、侵略戦争、歪曲、虚構、家庭崩壊・・・
キューバ人は特別な性格を持ってる。 キューバ人は勉強家だし、コンプレックスを持ってて、 あとマチスタだ。そう、男性優位主義者。とか、とか・・・
でも一部では思慮深かったり、 話す前に計算したりするってこともある。
みんな若いわね。若いってことはアイディアがある。 あと物事を見て、良くないと分かることは訴えている。
キリストの前に俺達はこの地区にいて、ラップしてる。 作ったんだよ、ラップできる場所を。
思うにラップするには単純に言いたいことが必要だ。 言いたいことはそれぞれで違うはずだ。
キューバ人は自分の存在、自分のアイデンティティ、 ここでは皆クリオージョで、自分のルーツに誇りを持ってる。 自分の祖国、キューバ人であることに。
だからラップでは、凄く個人的な性格や アイデンティティを歌ってるのを見るのは少ないかも(?)
音楽は無い、そこにはヒップホップの人間は居ない 冬のフェスティバルはクローズされちまった
やつれて、遂行されないままに閉ざされてしまった あんたは機会を失ったんだ また駄目になったんだ
ラップ・シティ、まだ残ってる リズムはすべて変わった あんたは何を歌ってる?マンボ?タンゴ?あんた聖人か? それともあんたはモンゴ?馬鹿?ソン・ソン?
俺は介入はしない 邪魔を取り除いてくれたリズム あんたは俺の持つ?? 俺は耳を貸さない奴を取り除くため道を開いた
俺は馬鹿じゃない、他の狂った奴ほどは あんたが俺に触れる 俺もあんたに触れる
キューバのヒップホップは最初、米国のものを 真似ることから始まった。
こっちに届いた影響を基にして、話始めたんだ ドラッグや暴力の問題なんかをね。
でもだんだん、自分達でやってく中で気づいたんだ 自分達の固有の現実があるっていうことに。 そこで変化・突然変異が起こった。
俺達の固有のルーツ、俺達はアフリカから来たからね、 アフリカの文化、キューバの社会・文化に 焦点を合わせるようになった。
自分達自身の問題について話すようになったんだ。 自分達を取り巻く環境の色々な事柄について。
独自の問題っていうと、ここに住んでる状況ってことなら 暴力の問題はここではより強くなってる。 どこの世界でも同じだと思うけど。
ここで何か歌詞を書くとして、 例えば「ピストルを抜くんじゃない」って歌詞があったとして キューバで言えば「ナイフを出すな、斧を出すな」って 言い換えることが出来るんじゃないか?
でもラッパーは、キューバではドラッグや発砲とか、 そういう問題は無いよ。
俺個人としては時々、嫌な思いを持つことがあるんだ 自分達の現実ではないことを歌ってるグループに対して。
例えば「俺の方がもっとワルだ、いや俺のほうがもっと」とか。 週末には母親とメシ食ったり靴を買って貰ったりしてるのに(?)
そういう連中が死の危険がある暴力についてCDで歌ってるのは 現実にバリオやゲットー、密集地区で生きている人たちに 対する尊敬が足りていないと思うね。
他所の国にある問題はここには無いんだ。 逆に、この国の問題は他所には無い。
俺たちには納得できない事柄がたくさんある。 女性を悪く扱ったり、交通事情もそうだ、 差別、人種差別だけじゃなくて同性愛者差別に対しても。
ヒネテーラ、生き延びようと外国人に対して悪い行いをする 女性たちの厳しい現実についてもそうだ。
そう、大部分は女性について歌ってる。 みんな、女性のことをもっと見るべき。社会的な目線で。
私達はたいていは現代の女性に対しての曲を歌ってる。 この国だけじゃなくて、世界の女性達に対しても。
抵抗、勇気、この私Omegaの為 前進しよう
私はコロナダの女王、もつれた髪の上に戴冠してる
自由になった女性、すでに時代は変わったの
私はあんた達の思うようなシンデレラじゃない
家畜の毛皮の中に貯め込んでいるがいいわ
他のグループは運び屋、逃げながら密輸してる ストリップは毎日、汗をかいてる
女性は少ないね。現状のラップ・クバーノには。
でも少ないからこそ、彼女らは分かってる。 何のために戦うべきなのか、 何を守るべきなのかを。分かるかい?
多くの男達が、彼女らを差別してる。 ラップ・クバーノに限らず、世界のどこでも ラップってのは男性優位主義のジャンルだから。
俺が思うに、確かに男性優位主義だけれど 以前ほどではないよ。
女性に対して好意的に変化してきてると思う。
俺たちは男性優位主義を信奉してるんじゃない。 その人が成した仕事の出来で判断するんだ。
もしある女性がとてもいい仕事をしたとすれば その子は超カンペキってことだし もしある男が駄目な仕事をすればそいつは使えないのさ。
私にはキューバの女性たちがどんどん行動して、 男性と同じことを要求して、それを当たり前としていることが すごく嬉しい。
彼女たちの計画が上手くいって、前進するのを期待してる。
女性の気質は男性のそれとは違っている。 多くの場合、女性を取り巻く環境では いま男性がいる地位に行くために役割を変えることだったり 男性の現場を分け合うってことを考えるということになってる。
そこには偏見があったり(?)ぶら下がってる男性が居たりで そのために女性は多くは居ないわ。
ラテンアメリカ全体に男性優位主義が根強くある。 自立し始めている女性もちょっと増えてきているけど。
多分、思うに、問題は男性の側だけにあるわけじゃない。 今の生活で安住してしまって意見の無い女性もいるし。
ラティーノたちは男性優位主義であり続けてる。 ラテンの文化がかなり男性優位主義だからね。 で、それがラップにも現れてしまっている。
俺は女性たちがもっと役割を果たしてくれることが とても大事だと思ってる。
実際の、シーン全体じゃなくて部分的なことかも知れないけど 女性たちはより助けを、参画を必要としている。
何千もの女性が働いているけど女性の知り合いは数人しか居ない。 ???とか、ダンサーの女性とかは。
で、女性がまず探すべきなのは自分のアイデンティティ。 何よりもまず、女性とは何なのかを知らなくちゃ。
そして社会的な問題を話すスポークスマンにならないと。 数人の前でも良いから、演説を打つようにならなきゃ。 ただ人の話を聴くだけじゃなくて。
女性が最初に持つべきなのは自分を信頼すること。 それこそが多くの女性に欠けていること。
ラップの世界にもより多くの女性の参加が重要ね。
女性がもっと集まってくるといい。 俺もこのテーマの曲を作ったことがある。
ヒップホップの世界にもっと女性が来るように 動機付けするような曲をね。
うん、小さい頃からバスケットボールは好きだった。
みんな地元で毎日のように遊んでたね。 今も思い出したら、すぐに仲間で集まってさ、 「じゃ、俺の地元で集まるか」って言って。
お前に俺のアートの一部をくれてやるって約束
コキーノは驚き無くやってきた(?)奴は道を知っている
身長なんて関係ない 俺はチビだけどキューバみたく勝ち残った
もしあいつらを疑ってるなら楽譜の中に入ってみな 終わりまで
俺の家の角みたく革命を??して俺の血管を流れる
閉めろ 設計図に描かれた家を 低い鼻と縮れた髪の毛
イベントカレンダーは前に進んだ
初めて価値のあるものをお前は買おうとしてるんだ お前の狂気を静めろ コキーノの純粋な計算・・・
ラップは、主には自分の精神的な必要性を 満足させるためにやってる。
私が初めてヒップホップに慣れ親しんだとき、 私はヒップホップのアマチュアだって宣言したの。わかる?
たとえ人が、それが仕事なんだろうって言ったとしても、 私が自分のやる事で稼いでいるとしても、 私がやっているのは、(精神的な)必要性のためなんだって、 いつも思うの。
個人的に私にとって大事なことは、 ラップは商業的には皆に扉を開いているんだけど
もし私が賢くて、商業的に成功できるとしても 私はもう、好きなモノは持っているし もう、この道を通じて言いたいことを言うことが出来ている っていうこと。
その他のことも表現することが出来ている。 小さな輪の中だけじゃなくて、世界全体に対しても。 これが一番大切なこと。
うん、大部分のキューバ人はラップを聴かない。 完全に知らないか、あるいは拒絶している。
この社会を変えて、そういう人らとも後に 上手くやっていけるようにしなきゃならない。
キューバのラップが成し遂げてきたことといえば 大きいところでは若者の自覚を生み出してきたこと、
暴力を排除すること、売春、麻薬をやらせないこと、 母親や家族を大切にするように、試みてきたことだ。
俺たちは、人々に革命をもたらそうと試みてきてる。 俺たちのリリックで、こうあって欲しいという形に。
例えばゲットーで起こっていることだったり 俺ら自身のことだったり。 これは、都市における革命なんだと思ってる。
ラップ・クバーノは超ポジティブなメッセージを持ってる。 他のジャンルが持っていないような。
私達が成し遂げたいことは、女性がもっと広まること。 あらゆる文化、あらゆる社会において。
何故なら未だに多くの女性たちが捉われているから、 男性からの束縛に。わかる?
私達は、それを破壊しようとしてる。 私達を抑圧しているそれらの鎖を。
そしてその差別を私達の音楽で取り除こうとしてる。 力は小さいかもしれないけど、このアートフォームで 私達は女性を、男性をも教育しなきゃならない。 ポジティブな方法でね。
そう、俺たちは新しいゲリラ兵士だと思う。 皆を導く為に、そういったもの全ての為に。
新しいゲリラ兵士が導くのは俺ら自身だよ。 わかる?俺ら自身、俺も自由になりたいし、 俺も世界を知りたいと思う、例えばね。 でも向こう側へは決して行けないわけだ。
例えば明日、あなたの口を閉ざされるとしましょう、 でも私達はゲリラ兵士なの。
ゲリラ兵士は真実を守らなくてはならない。 なぜなら真実はいつも一貫性を持っているから。
第一に伝えたいテーマを口にするっていうのは、 今でも(キューバでは)凄く危険なことなんだ。
危険だって?でも真実は真実なんだ。 もし危険な考えだと思うなら、非難すればいい。 俺は、真実は全く危険ではないと思うね。
ここでも頭の切れる連中の喧嘩(ラップバトル)ってのはある。 即興でね。チャンピオンは隣にいるコイツだった。
バトルの大会?がベネズエラで今あるんだけど、 国が彼の参加を許さなかった。
俺達にはそんな代表には興味が無いね。
この島国における深刻な問題を、 自分の曲のテーマや歌詞で、表してきてる。
俺たちは知ってるよ、たとえアメリカ合衆国みたいな 「表現の自由」のある国のグループであったって、 同じように検閲を受けてるのを。
国中には、テレビやラジオでは彼らの曲は流れないけど、 ゲットーではよく知られてるってことも。
ここにはたくさんのアーティストがいる、 ラップに限らず、あらゆるアートの形態に於いて。
自分達の頭上にフタがされていて、 それでも表現したいが為にそれを壊そうとする。 そうすることがより表現を強くしていくことになるでしょ。
まぁ、ここでは俺たちは少し自由を抑圧されてる。 他所の国にあるような自由がここには無いわけだ。
例えば休暇をとって海外旅行に行くような自由も無い。
開け広げに物事を言う自由も他所のようには無い。
心の強さってものは変わらず持っているけど。
俺たちだって物は言うんだけど、 普通の人だって家で起こったことは話すんだけど、 ある輪の中だけに限られているね。
カメラの前なんかでは話したりしないし、 本当のことを分かっているとしても、 質問されたって答えたりしない。
俺は自分の曲の歌詞のインパクトのせいで 検閲されたり、黙らされたり、非難されたりしてきた。
「革命の中に於ける革命」の精神ね。。
そうだね、俺と、「革命の中の革命」ってCDはそう、 ラップはそうだし、他のジャンル、ヌエバ・トローバも 同じ志を持っていると思う。
キューバ革命は今、たくさんの変化をしていると思う 若いキューバ人達が新しい革命家にならなきゃいけない。
キューバはいつだって変化の中にある。 修正を繰り返してきている。
キューバとその偉大な革命は。
色んな考えやアイディアがあるんだ。 若者達の思想が必要なんだ。新しい考えが。 社会主義の中に。
キューバは今日、ある過程の中にあって 革命世代の人間は何が起こっていて、何と戦うのか 分かっていたんだけど、
若者達は用心や、維持するようなやり方を 持っていない。私達のような年取った人間のようには。
キューバ革命は、キューバの人民そのものだよ。 俺はそう思う。 もし人民が居なければ、初めから革命は存在しなかった。
もうキューバ人は、例えば貴方がストリートに行って カメラを向けたとしても、壁を設けずに話してくれるはず。 自身の問題をすべて外に出してくれる。 もう隠したりすることなんて無いの。
どんな、どんな言及だってどんな返答があったって 朝の10時だったって、俺たちは自分の問題と向きあってる(?)
この瞬間であっても。俺たちはここに居続けなきゃならない(?) この問題はとても複雑なんだ。????
私達(スペイン人)もそのために 同じ問題を持ちうると思いますか?
うん、もちろん。
悪い結果になり得るかも知れない。
変えなければいけない事がある。 変えなくちゃいけない事が。
多分、物事の成り行き次第になるけれど 今までのところ、変化はあまり見えていないね。 分からないけど、この問題への答えは出来ないな。
どうか、数年のうちに・・・!
そうは思わない。すべて同じことが続くと思う。 今のところ何の変化も見えてこない。 全て、同じに見えているわ。
キューバの国民が、私が意味しているのは 小さな集団でなく、労働者やその家族も意味していますが、
国民は期待しています、自らの望むどこへでも、 世界のどこへでも行くことのできる可能性について。
もし世界の誰もが、何千何百万の人々が、 自分の好きなところへ行けてしまうとしたら、 世界の空気が足りなくなってしまうでしょう。
レアル70でレコーディング中、即興ラップ中、どんな感じだい こんな感じで奴は、26の詩的霊感を生み出す 基盤を生み出す
野郎はマイクで自分をレペゼンする モノトーンか猿かは知らない 俺は任務を遂行する もう一度 俺はここに居る
俺は髪無いけどこいつはある だから俺は髪の手入れはしない
即興ラップ中 この部屋は音響設備はないけど でも野郎がマイク持ってるのと同じやり方さ どうだい 空腹は無しさ
空腹は無し 俺たち仲間はこれに夢中 だって俺たちはいい感じのラッパー
いつも子供がおしゃぶり(?)を掴んでから コイツは髪を梳かないが斧でヒゲをそる だって顔のヒゲが濃いから
言葉を捜す 言いたいことが大砲のようにある 仲間よ、心よ、激情を キューバからスペインへ直送
俺は斧でヒゲを剃る もう分かっただろう 奴はいいラッパーだ 金を生む偶有性を持つ男(?) 活力のために
俺の兄弟に足りてないこと 何だろう 髪の毛はある 手のひらに
手のひらの中に俺は持ってる 本物の髪の毛を くそっ 仲間よ 俺は本気さ なぜかは知らない
お前が俺の手にそうやって渡すから お前が腕の毛を剃ったみたいになるじゃねーか(?) バカ ハハハ・・・
俺は今夜、最も悲しい歌詞が書けそうだ・・・
Desde mi rincón del globo (el B si si si) 世界の片隅から俺のラップを送るぜ (EL B si si si)
Para todo el planeta tierra(es la aldea) 全世界に向かって (Aldeaスタイルで)
A la conciencia del continente americano (26 musas) アメリカ大陸の意識の目覚めのために (26の詩的霊感)
Tierras de leyendas cargadas de misticismo como cuentos de hadas 神秘に満ちたおとぎ話のような伝説の大地
Y heroísmo sin el realismo de las no contadas 分断されていない大地という、現実的で無いヒロイズム
La llamada patria grande この大地は「偉大なる祖国(パトリア・グランデ)」と呼ばれる
Que tiene una historia escrita con dolor miedo odio y sangre その歴史は痛み、恐怖、憎しみと血で書かれている
Es América al oeste de la civilización それがアメリカ、西に向かって文明化が進む
Que fue llamada nuevo mundo gracias a Colón コロンブスのおかげでここは新世界と呼ばれていた
Y a la colonización la profanada doncella そして植民地主義のためにその処女性は汚された
Que habla cualquier idioma menos los de ella ここでは様々な言語を話し、もとあった言語は消えていく
Que tiene bellas vistas, vistas simple vista pues su realidad 美しい景色がある、だが景色はただの景色だ その現実は
No se ve 20 veces en el telescopio de su verdad 望遠鏡で20回のぞいたってその真実は見えやしない
La que ofrece bondad con precios y exige propinas 親切さを有償で提供し、チップを求める現実
La de la mescla de razas donde el racismo no termina 人種が混ざり合うが人種差別主義の終わらない大地
La América de minas y de trabajo infantil forzado 鉱山に満ちたアメリカ、そこでは児童労働が強いられている
1000 desempleados y empleados mal pagados 膨大な数の失業者と、低賃金の労働者たち
Que ha mostrado más de un tercio de población pobre 人口の1/3以上は貧困層だと明らかにされている
Y el hambre fue rebatida a 3 raciones por hombre 飢餓は1人の人間に対し3人前の食事を与えているからだ
La América de nombres como Hidalgo, Bolívar el Che アメリカはミゲル・イダルゴ、シモン・ボリーバル、チェ・ゲバラ
Malcolm X, Kenneddy Somoza , Bush y Pinochet マルコムX、ケネディ、ソモサ、ブッシュ、ピノチェトの名の下に
De dictaduras y pueblos sufridos 独裁者に支配され、苦しむ人々の大地
Donde hay una plaza en que madres lloran hijos desaparecidos 姿を消した息子達のために泣く母親達の広場がある
La de los caídos cruzando muros y alambradas 防壁と鉄条網を越えて、死んでいった人々の大地
La de gringos voluntarios y espaldas mojadas 北アメリカの傭兵どもと不法入国者の大地
La de los que vagan llamados emigrantes mucosos 粘菌の移民と呼ばれる放浪者達の大地
Porque dice América que todos serán exitosos アメリカでは誰もが成功者になれると言われるから
Y es que América tiene sus dueños y sus propios sueños このアメリカはその所有者とその夢の両方を持ってる
Hazte rico o muero intentarlo serlo リッチになるか それかトライしながら死ぬか
Así es América con Hollywood y su filosofía こんな感じがアメリカ ハリウッドとその哲学と共にある
El bien vence al mal y el hombre americano salva el día 善が悪を倒し、アメリカ人の男が世界を救う
América fría de días tristes noches peligrosas 冷酷なアメリカ 悲しい昼間と危険な夜の土地
De violencia pandillas y supervivencia forzosa 集団暴行と強いられる生存競争
Bella conveniencia de la clase poderosa 権力者階級の便利さこそが美とされている
Explotación ética dudosa y política mentirosa 倫理性の疑わしい搾取と、嘘ばかりの政治の土地だ
Frenética tierra de devastación (trágica) 熱狂、そして荒廃した(悲劇的な)大地
Situación cuna de una maldad histórica 歴史的な悪行が生まれ出る場所
Rincón en ebullición sin fin americaaa 終わりなき狂乱が続く世界の端 それがアメリカ
Todo un inmenso jardín de destrucción Eso es América 広大な破壊の続く庭 それがアメリカ
Histérica sínica ignora salvación ヒステリックで シニカルで 救いの無い大地
Panorama de desolación dramática 劇的な荒廃の続くパノラマ
Estática rehén sin ser bélica 戦いに移ることなく沈黙を続ける人質
Cuando DIOS hizo el Edén créeme no pensó en América 信じてくれ 神がエデンを創造した時、 アメリカのことなんて考えていなかったんだ