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「Live スタートアップガイド 4」
MIDI で音楽を作る
ビートとメロディ
Ableton の H. シングルタリーです 「Live スタートアップガイド 4」へようこそ
これから、Ableton Live での MIDI の使い方をご紹介します
とくに、ビートやメロディの 作成法についてです
MIDI データは、 Live のビルトイン・インストゥルメントに
奏でる旋律の音符と タイミング、音量を知らせます
Live のMIDI 楽器が これらのデータをサウンドにします
これから、MIDI を使って ビートを作る方法をご説明しましょう
まずは、 ドラムから始めます
Windows なら、ブラウザを [Ctrl Alt + B] で、
Mac なら [Cmd Alt + B] で開きます
上から2つ目の円をクリックし、
Live のビルトイン楽器や エフェクトを表示します
[Instruments] フォルダを開き、 ドラムラックを開きます
このドラムラック設定を選択し、 MIDI トラックにドラッグします
これで キットが用意されましたから、
今度はビートを、下の MIDI ノートエディターに書き込みましょう
MIDIトラックの空の クリップスロットをダブルクリックします
必要に応じて、ノートルーラを クリック、ホールド、スクロールし、
使いたいドラムサウンドを 指定できます
そして、下のエディターをダブルクリックし、 ドラムのヒットを作成します
クリップを見て その結果をきくことができます
あるいは、 ダブルクリックする代わりに
より便利なのは ペンシルツールを使って
MIDI ノートに書き込むやり方です
Windows なら [Ctrl + B] を、
Mac なら [CMD + B] で、 これができます
再び、ノートルーラを スクロールダウンします
では、 ノートを実際に、
ペンシルツールで 記入しましょう
クリップを作動させます
ノートを書きくわえます
スネアをいくつか書き込み、
ハイハットも随所に入れます
誤って記入した箇所を
取り消したいときは、
ペンシルツールを クリックするだけです
Live のテンポを 少し下げましょう
MIDI の音程ピッチが 維持されたまま
テンポのみが変わります
MIDI クリップにもう少し ドラムを書きくわえましょう
スネアも足し、
ラストには ひときわアクセントをつけます
MIDI エディターのグリッドは ビートの配分を示します
Windows なら [Ctrl + 2] を、
Mac なら [Cmd + 2] で グリッド幅を広げられます
Windows で [Ctrl + 1] を、
Mac で [Cmd + 1] を押すと、
グリッド幅を細くできます
速めのハイハットを
細いグリッドに足します
随所のヒットの ベロシティを調整するには、
下のマーカーを使用します
ベロシティの数値が高いと 音が強くなり、
ベロシティの数値が低いと 音が弱めになります
別な手法として ビートや曲をリアルタイムに
パソコンキーボードで、
あるいは外部コントローラで 演奏できます
新しい MIDI トラック作成には
Windows なら [Shift + Ctrl + T] を、
Mac なら [Shift + Cmd + T] を押します
また ライブラリへいき
ベーシックなピアノサウンドを 設定します
[Instrument Rack] を スクロールダウンし、
[Piano and Keys] をクリック、
この楽器設定を選び、
新しい MIDI トラックへ ドラッグします
トラックがアーム(録音)状態か 確認しましょう
録音は、新 MIDI トラック内の クリップスロット録音ボタンを
どれでもクリックすれば 開始します
クリップのラウンチ/録音ボタンをクリックして パンチアウトし、
新しいクリップの ループの長さを調整します
ループブレースを 4 小節にします
オーバーダブ (多重記録) ボタンを押し、
MIDI に音を加えながら
クリップ再生と ループが継続されます
以上が、MIDI とAbleton Liveで 音楽作成する手順です
Copyright © 2011 TITELBILD, Berlin Subtitles: S. Nasuda