Tip:
Highlight text to annotate it
X
ペイジのことは、長いこと会えなかった本当の姉妹のように感じています。
ペイジと私はもう8年も親友でいるのに、今まで一度も会ったことがないんです。
まるで家族のような親友の写真 4 00:00:14,000 --> 00:00:16,000 インディアナ州ナパニー
これが初めてサラを抱いたときの写真です。
母は妊娠20週目ぐらいのときに、私には腕が片方しかないことを知ったと思います。
同じことを体験している人を見つけたいと思って、
ウェブサイトに行き、テレサとペイジを見つけました。
ニュージーランド・オークランド
私とサラが生まれたとき、親同士が手紙や写真を交換したりして、親しくなりました。
その後、テレサはあと2人子供ができて忙しくなったりして、連絡が途絶えてしまいました。
8歳のとき、私は自分のことを全部わかってくれる人がいたらいいなと思って、ペイジを見つけたいと思いました。
私の母がサラのお母さんからメールをもらって、3年間も私たちのことを探していたことを知りました。
最初はメールでした。 ある日、Skypeをやっているかどうか聞いてみました。
「今そちらは何時?」
初めてペイジを見たとき、鏡に映った自分を見ているみたいでした。
サラを見たとき、ああ、人はこういうふうに私を見ているんだなって思いました。
男の子とか、生活のことを話して、いろんなことを比べたりしています。
サラは他人がどう思うか、あまり気にしていないみたい。 半袖のシャツを着て、ハッピーでいられる。
随分と助けてもらいました。自信をたくさんもらいました。
彼女に会ってから困難なことが減ったというわけではないけれど、自分ひとりで困難に立ち向かっているんじゃないと思えるようになりました。
「ブラシを動かすか、指を動かすと、うまくいくのよ」
「指を動かすの?」 「そうよ!」
サラには、ほかの友達に言えないことも言える。心から信頼してるから。
私たち、8年間も親友できたけど、数千マイルも離れている。 Skypeがなかったら、こんなに仲良くはなれなかったと思います。Skypeのおかげです。
親しい友達は変わっていくものだけど、 ペイジとはどんなことがあっても親友でい続けると思います。
今まで一度も会ったことがないなんて、信じられない。 いつも夢見てはきたけど、実現はしませんでした。
その夢が、実現しました…
信じられない。 まだ現実感がありません。
「すっごく心配」 うそみたい。
「5分34秒」
「あなた、きれい!」 「そちらこそ!」
「やっとハグすることができた!」
「それはできないわ!」
一緒に過ごす時間は、これからもいつだって見つけられると思う。こんな友情、二度と見つけることができないと思うからです。
干し草の山の中の2本の針が出会えたみたいなものなんです。
Stay together