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仏人ピアニスト マルク・ラフォレ氏が プレイエルのピアノで ショパンを奏でる
多くのピアニスト同様 ラフォレ氏も プレイエルの音は世界最高と考える
ラフォレ氏: プレイエルは 柔らかくて明るい音なんです
ピアノはすべて パリ北部のこの工場で作られる
たった15人の職人が すべてのピアノを作り上げる
200年前に創業したときプレイエルは 持つ価値のある楽器だった
時代は変わり 中国や韓国の 安価なピアノに負けてしまった
生き残りをかけ 生産台数を減らして高級感を打ち出した
重苦しいイメージも取り除いた
プレイエルのアートディレクター: ピアノは150年間同じ形でした
黒く クルミやサクラ マホガニー材でできていました
当時の家の内装がそうだったので ぴったりだったのです
いまは家も変化しました
現代のインテリアに合う デザインにしたかったのです
プレイエルは 有名デザイナーに依頼した
現代的な装いのピアノの価格は 20万ユーロになった
製造工程は変わっていない
鍵盤を組み立てるのに2か月半
もちろん顧客のニーズに合わせる
ミュージシャンや専門家と一緒に作るんです
乾いた音 丸い音 ジャズや クラシックに合った音などと要求します
この作業がとても重要なんです
1キーあたり3つの重りで調整 88のキーのバランスを整えます
完ぺきな仕事ぶりは何世紀も 音楽家たちに受け入れられきた
ショパンも 演奏に一番適した楽器だと 考え プレイエルしか使わなかったのだ
(c)AFP/ Emmanuelle BaillonEmmanuelle Hausler