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翻訳: Masahiro Kyushima 校正: Shen David
クリス・アンダーソン(CA):ウィリアム、ハイ ようこそ
ウィリアム・カンカンバ(WK):ありがとう
CA:それで、写真が出たね これはどこですか?
WK:私の家です ここに住んでいます
CA:どこですか? どの国ですか?
WK:カスングのマラウィです カスングにある、そうマラです
CA:オーケー 君は今19歳だよね?
WK:はい 今19歳です
CA:5年前に君は考えついたことがあるんだよね それはどんなこと?
WK:風車を作りたいと思いました
CA:風車?
WK:はい
CA:それは -- 灯りとかに電気を流すのに?
WK:はい
CA:それでどうしたの? どうやって実現したの?
WK:学校に行くのをやめてから、図書館に行ったんです
それで「エネルギーの利用」という本を読んで
それで風車の作り方を知って
そして作ったんです
(拍手)
CA:それで、君は本の図面をそのままコピーしたんだね
WK:ああ、いや、つまり
CA:どうやったの?
WK:実は、本の図面では
4、いや3枚の羽根になっていたんですが
私の風車は4枚羽根になっています
CA:本のは3枚、君のは4枚
WK:はい
CA:そして、それは何で作ったの?
WK:電力を増やしたかったので、羽を4枚にしました
CA:オーケー
WK:はい
CA:君は3枚でテストして、4枚の方がいいとわかったの?
WK:はいテストしたんです
CA:それで、風車を何から作ったの?
つまりどんな材料で?
WK:自転車のフレームと、滑車と、プラスチックパイプと、それから ー
CA:写真はある? 次のスライドは?
WK:そう、これが風車です
CA:それで、風車はうまく動いたの?
WK:風が吹くと、風車は回って発電しました
CA:電力はどれくらい?
WK:12ワットです
CA:それで、家に灯りが灯った いくつ?
WK:電球が4つとラジオがふたつです
CA:すごい
WK:でしょう
CA:それで(拍手)次のスライドは
これはだれ?
WK:私の両親です ラジオを買ったところです
CA:それで、ご両親は、君のことを、当時14,5歳だった…
君のことをどう思った? 感心した?
WK:はい
CA:それで、これから君はこれでどうするつもりですか?
WK:ええと…
CA:つまり、これから風車を他にも作りたいのかな?
WK:はい 他にも作りたいです…
水をくみ上げて、作物を灌漑して…
CA:それはもっと大きいやつになる?
WK:はい
CA:どれくらい大きい?
WK:20ワットかそれ以上になると思います
CA:それだと、村全体を灌漑できる?
WK:はい
CA:それで君は、ここでTEDの人たちに
誰かこの夢を実現するのを助けてくれる人がいないか
話すんだね?
WK:はい 資材を提供しれくれたりとか はい
CA:それで、君のこれからの人生についてだけど
君は今19歳で
これからも君の夢・エネルギーの仕事をするつもりかい?
WK:はい これからもエネルギーの仕事をやるつもりです
CA:すごい ウィリアム、君がTEDカンファレンスに来てくれたのはとても名誉なことだよ
来てくれてほんとうにありがとう
WK:ありがとう
(拍手)