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市場には技術的に優れた 真のシクロクロス(CX)バイクが欠けていた
私たちのCXへの愛なしでは “Boone”は誕生しなかった
トレックが持つ技術を駆使したCXバイクを作れば 他社を遥かに上回るバイクが作れることはわかっていた
“IsoSpeedテクノロジー”はカンチェラーラが「フランドル」や「パリ~ルーベ」等の 最も重要なクラシックに勝利するために開発された
シートチューブをトップチューブから独立させることで パワーを一切犠牲にせずに大きなコンプライアンスを生みだし―
荒れた路面でも速く走れることが証明されている
皆に聞かれたよ
「いつ、そのCXバイクに乗れるの?」ってね
そんなに簡単ではなかった
IsoSpeedテクノロジーの位置を見直し 通常の位置より2cm程後方に配置した
これよって、担いだ際の クリアランスが広がった
ジオメトリーはケイティ・コンプトン協力の元 特別に開発を行った
ケイティは我々の望む結果が出るまで 何度もテストに付き合ってくれた
ずっと真面目な顔を保つのが一番辛かった
加速する時が一番最高
コーナーから飛び出す時、短い急斜面を駆け上がる時 バイクを肩に担いで走り抜ける時―
軽々バイクを持ち上げられるし 肩に担いでも重さはほとんど感じない
OCLVを使用し、耐久性にも妥協することなく 最軽量のCXバイクの開発に成功した
本当に「速い」の一言
Booneのブレーキはカンチとディスクの 両方から選択できる
過酷なCXレースで勝ち抜くために 保護力を最大限まで高めた
OCLVカーボンに埋め込まれた“Carbon Armor” 水や泥の侵入を防ぐ“Weather Sealed Plug”
“内蔵バッテリーマウント”
“3Sチェーンキーパー”があれば、悪天候時や前の選手に追いつきたい時に チェーンが落ちるという事態も避けられる
トレックが本格的にCX市場に参入するために まずケイティ・コンプトンと契約を結んだ
契約は秘密裏に行われ CXへの本格参入のスタートだった
更にもう一人の選手と契約を結ぶことで 開発のレベルを最大限まで高めた
CX界の頂点に君臨する スヴェン・ネイスとの契約だ
トレックに乗る彼が見れるなんて最高だ
ずっとスヴェンのことを見習いたいと思っていた
驚きの速さ、類まれなる才能、人並み外れた努力
Booneの開発に彼が加わるなんて最高
彼のアイデアや、実際に乗るところを見るのが楽しみ
スヴェンはBooneに乗って言葉を失っていた
改良すべき点があるか聞いたら 「完璧だ」という答えが返ってきた
BooneとならCXの新次元に 到達できると思う
トレックファミリーの一員になれたこと 彼らと一緒に特別な事に挑戦できることを幸せに思う