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シューズは、バイク用品の中でも中心になるものだ。バイクのライダーとしては、
身につけているものの中で一番重要で、
体の一部になるべきものだ。
そして、体もシューズの一部になり、バイクに密着するんだ。
それは瞬時に起きて、とてもナチュラルな感覚だ。
シューズは
コネクション。そうやって、ライダーは自分のパワーをバイクに伝える
とても個人的なものなんだ。
僕は一度もシューズをスーツケースに入れたことがないね。いつもサイクリング用シューズは履いていたいんだ。
そうすれば失くすこともないでしょう。
このプロジェクトを完遂することは
とても難しいと思ったんだ。今生産されているエス‐ワークス・ロード・シューは、
サイクリング用シューズの究極の基準だといわれている。
でも、結果として
この新しいシューズは、驚異的に改良されている。
他のサイクリング用シューズとは比べ物にならないくらいに。
匹敵するシューズはひとつもない。これはとても特別なシューズなんだ。
僕が
初めてこのシューズを履いたとき、本当に驚いたのは、単純に
ぴったりと、完璧にフィットしたこと。
アスリートの意見を聞くのに時間をかけました。
製作の全過程において。
このシューズのことがすぐ大好きになったね。履いてみて、すぐに大丈夫だと思った。
履いでしばらくしても、ここを変えたほうがいいとか全く感じなくて、
履いた瞬間から、とても気に入った。
おまけに、とても丈夫で、とても軽い。
ちょっと見てほしいのが
このソールで、本当に
改良の中心だと思う。
ソールはエイリアンみたいに見えるけど、
驚くべきテクノロジーのひとつなんだ。本当に丈夫そうだ。
だからたくさんのライダー達が
僕に聞いてくる。試作品を見たら分かると思うけど、本当に特別なシューズに見える。
トムはすぐにそのシューズを手にとってみたね。履いてみて、全く問題がなくて、
すぐにでもそのシューズでレースに出たがった。
最初、私たちはウェット・テストの試作品を彼に届けました。
それはカタールのツアーの前日でした。
僕はそのシューズを履いて、レースが始まった翌日には、
勝利をものにしていたんだ。
彼はシューズを試すだけのはずでした。
どういう感じかみて、私たちにフィードバックをしてからシューズを返してくれることになっていました。
また次のテストを彼に頼むことができますから。
でも、僕はそのシューズでレースを続けて、
初日から今まで
同じシューズのままで、
何の問題もなかった。だから、
本当に素晴らしいシューズだ。試作品なのに頑丈だ。
もしこのシューズでルーベでのレースに勝てるなら、何でもできると思う。
「ところで、試作品を返してもらえるかな」
とんでもない。だめだよ。これはもう僕のものだからね。