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私は Corel のペインティング製品マネージャーの Andy Church です。
今日は Painter 12.2 ユーザー エクスペリエンスのリーダーである Steve Bolt にインタビューします。
ようこそ Steve。
ありがとう Andy。
お話しできて嬉しいです。
では、Painter 12.2 の新機能について教えてください。
12.2 では、生産性が向上し、 最新のブラシ機能を備え、iPad から
デスクトップの Painter を操作できるようになりました。
盛りだくさんですね。 ではまず、
生産性向上機能についてお話くださいますか。
はい、喜んで。 Wacom は先日、2 つの新製品を発売しました。
Intuos5 と Cintiq 24 インチですが、 どちらもマルチタッチ機能に対応します。
すばらしいですね。
ええ、本当に。 インダストリアル デザインに 優れている上に、 素晴らしい
タッチ機能を備えています。
では、これらに対する Painter 12.2 の機能は?
Painter でもマルチタッチ ジェスチャーが 使えるようになり、フィンガー ジェスチャーで
パン、ズーム、回転ができるようになりました。 個別に行うことも、
すべてを同時に実行することもできます。
3 つの動作を一度に流れるように実行できます。
それはすばらしい。
このことは、日常的に Painter を 使用している ユーザーにとってどんな意味を持ちますか?
大きな進歩です。コマンドを探して 選択する必要が無く、
まるで実際の紙のように 操作できます。
たとえば、ドキュメントを 270º 回転させて作業した後、元に戻して
簡単に状態を確認したい場合にはどうすればいいですか?
便利なことに、2 本指のダブルタップ ジェスチャーとして その機能が追加されています。
ダブルタップすると、ドキュメントが 画像の中心に再表示され、
回転、パン、ズームがすべて解除されます。
すごい。素晴らしく強化されましたね。
他にどんな新機能がありますか?
では、フロー マップについて ご紹介しましょう。
これは、リアル水彩技術と リアル ウェット油彩技術を拡張したものです。
顔料、油、水が実際に 流れる状態を細かく調整できます。
フロー マップを使えば、 凸部分の彩度を低くし、
凹部分の彩度を高くできます。
フロー マップの設定に従って絵の具が流れ、 フロー マップ テクスチャを浮き彫りにする様子を
ご覧ください。マップの主要領域では 絵の具が集中していますね。
ユーザーはこの機能をどのように適用するのでしょう?
Skip Allen の例を見てみましょう。 彼はフロー マップをカスタマイズして使用し、
独自のフロー マップを作成し、 イメージの一部や全体に対して
カスタマイズした調整を施しています。 これにより、絵の具の流れを
細かく調整し、 素晴らしい結果を得ています。
驚きました。これは、他のツールでも 簡単にできるのですか?
それともデジタル アートの世界では 画期的なことでしょうか?
とても革新的なことです。このような機能を持つ アプリケーションは他にありません。
素晴らしい。他にも何か、注目すべき
新機能はありますか?
そうですね、生産性向上面の 強化機能でしょうか。
分かりやすい例として 垂直ドッキング機能があります。
これを使うとパネルやツールバーを 切り離して、画面の端や
好きな場所に固定できます。 ユーザーから、パネルを
アプリケーション上にフロートさせたくないという フィードバックがありましたが、
これなら邪魔になりません。 アプリケーション全体を別のウィンドウに動かすときも
一緒に移動するので、 非常に便利です。
Painter 12.2 では、デスクトップ環境も 新たに強化されたと聞いています。
開発チームが iPad アプリの 作業を行っていたようですが?
はい、非常に素晴らしい製品で、 Corel Cinco という名前です。
Corel 初の iPad 連携アプリケーションで、 WiFi を介して iPad をデスクトップの Painter に接続して
コマンドを送信できます。 ブラシ コマンドや水彩ツール コマンド、
Painter でカスタマイズした すべてのツールのコマンドを iPad から
デスクトップの Painter に送ることができます。
これにより、ユーザーは UI を表示せずに
広い作業領域を確保できます。 作業コマンドに気を取られずに
編集、制作、ブラシストロークに 集中できるため、
作業効率が上がります。 これは従来のアプリケーションで、
Apps Store から期間限定で無料で 簡単に入手できます。
Painter 12.2 について言えば、無償アップデートが 提供される筈です。
通知メールが届くはずですが、 ヘルプ メニューからアップデートを確認して
ダウンロードするか、または corel.com/painter にアクセスしてもいいでしょう。
皆様がこの無償アップデートを 入手して 機能を試されることを期待しています。
ぜひ感想をお聞かせください。 Painter Factory や Corel の
Facebook ぺージにアクセスして 12.2 の体験をお話しください。
Steve、今日は本当にありがとうございました。 楽しいお話が聞けました。
あなたの視点から 12.2 アップデートのお話が聞けて 大変有意義でした。
こちらこそ、Andy。 私たちも楽しみしています。