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この仕事を始めたきっかけですが 私は27歳で結婚しました
そして29歳で長女を出産したのですが ちょうど生後6か月の時に
一回り上の主人が当然倒れました 病気が脳腫瘍という余命宣告を受ける病気でした
突然,死というものを目の前にして
生まれたばかりの子供を これから育てていかないといけない
という現実に直面し 仕事をしなくてはいけない
目の前に病気をしている 夫を見たときに
健康に勝るものはないなと痛感しました そして同じ仕事をするのであれば
予防に携わる仕事をして健康を サポートできるようなことを
生涯の仕事にしていきたいなと思い セラピストの道をを選びました
そしてリフレクソロジー、 足の裏の健康法の技術を勉強して
まずサロンを開業し リラクゼーションサロンの経営を始めたのですが
自分自身は健康をサポートしたいという 思いがありますけれども
お店に来られる方というのは 女性が中心でどちらかといえば
美容エステというジャンルなんです 健康に生きていくために必要だと
こちらは思っているのですが社会から 見ると非日常で贅沢嗜好品という
ギャップにちょうど仕事を初めて 7年目ぐらいからすごく悩んだ時期がありました
そして自分の思いをどうやって 社会に反映していくのかという時に
ちょうど中小企業診断士の 先生にご相談させていただく
機会があり自分の思いを 語ってみたところそれを一つの
事業計画を建ててもう一度方向性 を定めていってはどうかということで
大阪府の経営革新の方に 挑戦することになりました
そしてyuragistによる 心身の健康増進サポート活動していこうということで
事業計画を出させていただいて大阪府に 平成21年に承認をいただきました
yuragistとは何なのかと 言いますと従来の委ねていただく
セラピーから健康自己管理 というものに植物の活用法であったり
またタッチケアのセルフでの 行い方を伝授していく
伝えていくということを積極的に 活動していこうというのが
yuragistなので そういった方たちをたくさん育成していき
介護現場で働かれる職員さんであったり ストレスフルな社会人の方
また健康な高齢者の方には より健康になっていただこうということで
yuragistによる活動を 平成22年から展開させていただきました
実際に介護現場などに 行かせていただくようになり
一番感じたことは肌の問題でした それまでケアさせていただいていた女性の肌と
高齢者の方の肌というのは全然違い 切実なトラブルに悩んでいる方が
こんなに多いのかと知りました 自分自身もアロマオイルをベースにした
スキンケアなどを輸入したり仕入れ 販売するということはしていましたですが
本当にデリケートな肌の方たちに 自信を持って使っていただけるものなのか
どうなんだろうかというところから 一から作れば本当に偽りのない商品を
自分の手で一から作れば 自信を持って手当ていわゆるケアに
導入できるのではないか というところから物づくり
スキンケアを作るというのを 目標に思うようになりました
その時に地元箕面市が地域資源の実生ゆずという 種から自生するゆずのプロジェクトが
起ちあがりました ゆずと言えば肌にとって保湿であったり保護力があると
昔から薬効があると伝承的に 言われてきている薬用植物として
中国では漢方として認められていますし 種から育つゆずには
植物の力があるのではないかと 可能性を感じました
それならば地域資源を使って 社会・地域活性いわゆる人が健康になる
元気になるというものに お役にたてるような物を自分の手で
生み出せたら夢が実現できるなと思い 大阪地域創造ファンドに挑戦をし
平成22年に採択を受けて 3年間でスキンケア商品が3アイテム
4つ目が加工食品を1アイテム 完成させることができました
これからの夢と目標ですが このゆずから生まれたスキンケア商品で
たくさんの方に本当に喜んで いただけて、肌の悩みから解放された
毎日がすごく快適に暮らせるようになった というお声をたくさん聴かせていただき
今ようやくちょっとずつ自信に 変わってきたところです
このゆずの商品を持ち これからもっと多くの高齢者の方であったり
肌で悩む小さなお子さんであったり もっと間口を広げて多くの方に
知っていただきたいです またこのゆずの商品を使って
タッチケアをyuragistさんの 普及活動によって地域の方たちが
健康に心と身体が活き活きと 前向きに暮らせるような
人が元気になるということが 私は本当の意味での地域活性だと思っています
これからもそういった活動を 積極的に行っていきたいと思っています
それと日本の箕面の 実生ゆずの力を
海外に発信していきたいというのが 私が思っている目標です