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このリングを回して
レンズを0から8度に傾かせる事が出来ます。
ティルト、シフト操作が可能なカメラシステムを開発しました。
これらを個別に設定できます。
発想としては大判カメラ撮影の機構の一部を
中判フォーマットで実現させるというものでした。
特に製品撮影の際、アオリが必要なケースがありました。
このようにテーブルに被写体が置かれていても容易に
レンズを傾かせて広大な被写界深度を得る事で
シャープなイメージを撮影できます。
アナログ撮影と比較して
デジタルフォトグラフィーではより高い解像度が要求されます。
我々はより多くのレンズ、素材等を
使用しなければなりませんが
特に非球面加工はその1つです。
6群のレンズ構成ですが
非球面により全域においてミリ単位で100線を
解像する事が出来ました。
非球面とはボール状というだけでなく
ある種、放物線状あるいは
山高帽のようであり
いわゆる従来の機械設備では
製造する事は出来ないものです。
このような非球面レンズの為に
新たな機械設備と技術を投入しております。
このレンズでシャープなイメージを造り出す事ができ、
また極端に浅い被写界深度で
周囲から浮き立たせる事も可能です。