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すべての宗教は自分に真理があると信じているはずです。
考えたら、カトリック教会にも真理そのものが あるヒントがいくつもあります。
例えば、全時代に渡って、 人を助け、人に仕え、
この世界が平和になるように、 努めてきた宗教はいくつあるでしょうか。
様々な思想や宗派はいくつもあるけれど、
本物の宗教というのは数少ないです。
その中で、創始者を見たら、 使者や天啓を受けた預言者などがいます。
しかし、自分自身が神であると名乗ったのは
イエス・キリストだけです。
しかも、これを言ったが故に、
私たちに殺されることになりました。
こういう、とんでもないことを言う人は、
気違いか、 権力を握りたい嘘つきか、
あるいは神なのか、のうちどれかでしょう。
2千年前、隔絶したパレスチナ地方で
大工として生まれた イエス・キリストが、
大さ・自由・愛・約束 などに基づいて、
工夫した人生観が
2千年にも渡って、 21 00:01:22,117 --> 00:01:26,521 未だに存続していることは驚くべきことですよね。
しかし、こんな素晴らしい教えと価値観を
工夫して説いた人であれば、
「私は神だ」と
嘘をつくはずがないでしょう。
嘘であるなら矛盾してしまいます。
それに、神が12人の漁師にすべてを任せたこと
2千年前、12人の漁師が言ったことは
今の僕に
何の影響も与えるはずがないではありませんか。
そして、初代教会の信者たちが
迫害を受けながらも、 殺されても、
教会は無事に現代に至っています。
また、教会の中でも腐敗があり、
私たちは今でも
過ちを犯し続けているのに。
しかし、教会は続き、
立ち直り、物事の見方が変わって。
だから、その背景に何かがあるはずです。
神がその教会を設立して 手放すわけにはいかないので、
神様が私たちを今でも支えてくださっているのです。
私たちがそれを味わおうとする時に実感できて、
これは現実だと感じます。
劇のようなものではないので、 言葉でうまく説明することができません。
ただ、私たちキリスト者は、そこに
何かがあると気づくのです。