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[SolarWinds® IP Address Managerトレーニング ] [パート1: 用語、ビュー、リソース]
このセクションでは、まずカギとなるIPAMの用語について話します。
それからIPAMのビューとリソースを見ていきます。
その後は、SolarWindsのIPAMのインストレーションについてくる
デフォルト ビューについて見ていきます。
最後に、あなたの環境で効果的にIPAMを使うための主要なリソースについてお話しします。
IPAMは、ネットワーク上のIPアドレスを示すために、四つの異なるステータスを使用します。
IPAMが何を意味しているのかただしく解釈するために、
用語をきちんと理解することが重要です。
最初のステータスは、[Available]です。グレーのアイコンです。
これは、ネットワーク上でしばらくの間、使われていなくて、アクティブではない
IPアドレスを意味します。
次のステータスは[Used]で、黄色のアイコンです。
これは、デバイスに割り振られているIPアドレスで、ネットワーク上では現在アクティブであることを意味します。
3番目のステータスは、[Transient]で、青のアイコンです。
これは、IPアドレスが、ネットワーク上にあって、
最後にスキャンされた際には使用されていなかったことを意味します。
この状態は通常、定期的に電源が切れているデバイスか
ネットワークに定期的に出入りしているデバイスで見られます。
DHCPネットワークで通常よく見られるものです。
4番目のステータスは、[Reserved]で、紫のアイコンです。
典型的には、[Reserved]は、IPアドレスは今現在アクティブではないかもしれないが、実際に既に振り分けられていることを
他の管理者に知らせるために使われます。
これは対象のサブネットのネットワークおよびブロードキャスト アドレスにも使用されます。
さらに、赤、黄色、緑のアイコンは、サブネットのキャパシティ ステータスを表していて、
赤は、IPアドレスが80%以上使われている危険な状態を示します。
黄色は警告で、IPアドレスの60から80%が使われていることを意味します。
緑は、ステータスが良好であると意味していて、60%未満のIPアドレスが使われていることを意味します。
DHCPスコープと同様に、スーパーネットにも同じ色による表示が使われています。
その他のOrion製品と同様に、IPAMは、
すぐにIP管理を始める為に役立つ情報を提供する
設定済みのビューを搭載しています。
IPAMのビューは、[IP Addresses]タブの、Orion Webコンソールからアクセスすることができます。
ログインする時に最初に出てくるビューは、[IPAM Summary]ビューです。
その他のOrion製品と同様に、
IPアドレス別トップ10サブネットを含むサブネット情報と
DHCPスコープの概要を示しています。
次のビューは、[Manage Subnets & IP Addresses]のビューで、
ここでは特定のIPとサブネット情報を示し、
管理者は、IPステータスを変更することができ、
さらに、IPの追加情報やカスタム プロパティを加えることができます。
最後に、[DHCP & DNS Monitoring]ビューで、DHCPサーバー、
スコープ、DNS情報に対する詳細なビューを見ることができ、
ここからはDHCPサーバーを変更する為のインターフェイスにアクセスすることもできます。
Orionの他の製品と同様に、
リソースは、ビューの中でまとめられていて、この全てのリソースはドリルダウン機能を搭載しています。
[IPAM Summary]ビューには、
IPアドレス領域使用率上位10のサブネット、上位のDHCPスコープ、
特定のIP、ホストやVLANを探すために使われる検索ボックスがあります。
サブネットごとのIPアドレスの使用状況が簡単にまとめてあり、一目で見ることができ、
これによりユーザーは見たいビューを簡単に見ることができます。
定義されたサブネットは、領域使用率大きい順にリストされ、
サブネット上で利用できるIPアドレスの数がわかり、
さらにその中で使われているアドレスがいくつあるかということがわかります。
要約ビューの次のリソースは、IPアドレス領域使用率別
上位10のDHCPスコープです。
これは先程述べた上位10のサブネットに似たもので、
異なる点は、このリソースは、DHCPのスコープに焦点があてられていることです。
リソースはどれも、トップ15、トップ20などに
まとめることができます。
Orionファミリーの要約ビューには、
製品特有の過去25イベント リソースもあります。
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