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メニューバーの配置
ここまでの学習で、ツールバー上のアイコンで 操作できるようなプログラミングを実践してきましたが
一般のアプリケーションでは
メニューバー上のメニューからも、 同様の操作ができます
第3章ではまず、Formにメニューを追加していきます
Formに表示を切り替え
ツールボックス内の「MenuStrip」を ダブルクリックしてください
コントロールがFormの下部に配置されます
配置できましたら、 プロパティウィンドウ内の
Nameプロパティを、「menuStrip」に 変更してください
次に、メニューに表示する文字列を入力します
メニューバー上の、 「ここへ入力」の文字列をクリックすると
文字を入力できるようになりますので
ファイル(&F)と入力してください
ここで「&F」というように、
アクセスキーを設定すると、 ユーザーが操作しやすくなります
次に、メニュー項目のプロパティを設定します
ファイル(F)をクリックしてください
プロパティウィンドウ内のNameプロパティを
「fileToolStripMenuItem」に 変更してください
ファイル(F)の右隣に、 書式(O)のメニューを作ります
ファイル(F)の右にある 「ここへ入力」をクリックし
書式(&O)と入力してください
Nameプロパティは、 「fontToolStripMenuItem」に変更してください
次に、2つのメニュー項目に サブメニューを追加していきます
ファイル(F)をクリックし、 その下に表示される「ここへ入力」をクリックし
新規作成(&N)と入力してください
Nameプロパティは、このように入力します
「fileNewToolStripMenuItem」
サブメニューは、 ショートカットキーを設定することによって
クリック操作と同じ働きをさせることができます
ショートカットプロパティの 右端にあるボタンをクリックして
プルダウンメニューから、 Ctrl Nを入力してください
次に、新規作成(N)のメニュー項目の下に
開く(O)というメニューを追加します
ただし、メニュー名を入力するときに
「開く(&O)...」というように
末尾に半角の「.」(ドット)を 3つ追加してください
Nameプロパティは、 「fileopenMenuItem」に
ショートカットプロパティは、 Ctrl Oに変更してください
開く(O)...のように
末尾にドットが3つ入力されているメニューは、
そのメニューが選択されると、 ダイアログボックスが表示されます
ここまでと同様の操作で
ファイル(F)のサブメニューの 上書き保存、
名前をつけて保存、終了を追加してください
それぞれの設定事項は、このようになります
正しく設定できると、このようになります
次に、書式(O)のサブメニュー 太字、斜体を追加してください
それぞれの設定事項は、このようになります
正しく設定できると、このようになります
第3章では、メニューバーを配置しました
メニューバーは、皆さんがいつも使っている Windowsアプリケーションで
必ずといっていいほど使われているコントロールです
操作しやすい画面を作るうえで 欠かせないコントロールなので
しっかり復習してください