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地震発生直後の松川浦(福島・相馬市) ※画面奥に見えるのは、松川浦大橋
「津波来た」 「危ない」
「漁船危ないな」
「津波来た」
「あ...大丈夫か」
「底引き(漁船)だ」
「完全に岸壁上がった」
「ここは確実にアウトだわ」
「来る来る」
「あ...船が。向こう側、船がやられてる」
「底引き(漁船)だ」
「底引き(漁船)が...」 「ひっくり返った」
「丘に上がっちゃったんだ」
「底引き(漁船)が...」 「ひっくり返った」
「丘に上がっちゃったんだ」
「丘に上がっちゃった。完全に上がっちゃった」
湾内にカメラが向けられる (尾浜追川の岸壁付近)
「あのまま行け」
「ひっくり返るなよ」
※対岸 画面右奥は大洲方面
「あっち見ろよ。沖...」
「大洲の方がすごいよ」
「あ、超えた」
「うそ、あの道超えた」
「こりゃ来るぞ」
「車が流れてる」
「ビックリした」
「みなとや(ホテル)の上の方が(避難した方が)、いいんじゃないか?」
「車...」
「流れてますね、流れてますね」
「無理だ、無理、無理...」
「無理だ、無理だ」
「灯台倒れた」
「無理だ、無理だ」
「灯台倒れた」
「ダメだダメだ、無理無理」
「これヤバい」
「エンジンかけてないんだよ。底引き(漁船)は全部」
「それどころじゃないよ。ここヤバい、ここでもヤバい」
「上がらないと危ない」
「上がる上がる」 「上がるぞ」
より高い場所に避難して撮影
「ここもヤバいかもな」
「建物が大丈夫なら、何とかなるか」
「あっ、ガスだ! プロパンガスが噴いてる」
ホテルみなとや周辺
「何とかこれ以上、上がらずに…」
「いや、第2波・第3波がわからん」
「もうアウトだよ、これ。信じられんな...しかし」
「あるんだな、こんなこと」
「ずっと沖まで行った船は、大丈夫でしょうけどね」
「だって地形変わっちゃったもん、あそこ」
「なくなった。海との境界なくなった」
「2波・3波は...」
「可能性としてはある」
「こんなの目の当たりするとは思わなかったな」
「第1波は収まりましたね」
「これが今度引くでしょ。建物出てきました」
「落ち着いたな」
「あとは第2波・第3波ですね」
「いやスゴい」
「甘く見てたな」
「いや本当に...。ここはオープンだから、大丈夫だと思ってたもん」
「だから全部が上がったんですね」
「引いたもん、少し」
「引きました、引きました」 「引いたな」
「終わったな」
「これまだ上がってるんだぜ、これ」
「いや、じゃなくて...。だって流れ流れ」
「流れは来てるんだよ」
「水位は下がってるけど、1発目の一番高いところのやつ(波)が、 また戻ってくるんだよ...それが結局」
「戻りが、まずあるじゃない」
「あ、沖合に第2波が見える」
「あ、来た」
「また揺れてるな」
「わ、また海面の形が違ってる。あそこ、橋の向こう」
「本当だ」
「波です、波」
沖の方に、再び白波がわき立っている
「(次の波は)さっきより高い?」 「(次の波は)さっきより高いな」
「隣の(建物の)方が高い? 頑丈なんですか?」
「頑丈だよ、鉄筋だから」
「じゃ移動しましょう」
引いていく波の様子 (しばらく時間をおいて撮影)
再び寄せてくる波