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モーセ紅海を分け 風速10級で奇跡が起きる
聖書の中にモーセはイスラエル人たちを率いてエジプトを脱出する時
モーセは神に祈り、神からの祝福があって紅海が割られ
イスラエル人が紅海に渡れるように
この聖書の話は何度も映画化された
だが研究によると、紅海を割れる事は奇跡ではなく実際可能とされた
アメリカ国立気象研究センター気象科学専門ジュールさんのグループでは
考古資料と衛星調査にそってコンピューター上でシミュレーションをした結果
聖書の中の奇跡は紅海ではなくナイル川デルタにあった
三千年前ナイル川の支流とせきこ(ラグーン)の交差処で
もし時速101キロの東風に12時間吹き続けると
海水は下がり、地面が浮き上がり人が通れるようになる(海水の深さは183センチ)
時速101キロの風は10級相当、樹木を倒れ建物が崩壊されるくらい強大な力がある
(ジュールさん)仮に私の両手が海水で、もし風が吹き続けると海水はこういう動きになり(後ろに下がる)
海水が二つに分け、通路になり、それでイスラエル人が通れるようになる
風が止めば、海水は元に戻り
通路の中に居るエジプトの軍隊が水没になる
研究家の推測によると海水が分かれ地面が現れた時間は最長約4時間