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眠りを告げた下弦の月に
いつか分かるよ 本当の意味が
深き蒼へと染まる夜空に
失くした記憶 なぞる傷痕
眩し過ぎたと閉じたその眼に
魅せた輝き 何故だか涙
刻(とき)を重ねて辿る足跡
何処か似ていた君の面影
響く声 善に眠るの
零れてく想いは夢に
何処か忘れた 景色眺めて
浮かんでは消える儚さ
いなくなる それが寂しい
色の無い名前をつけた
誰も知らない それが嬉しい
矛盾に想い馳せてた
消えてゆくから 星の輝き
夜明けを求め その眼開いて
君は何処かで 今も感じて
交わす言葉をそっと呟く