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こんにちは、フィリップ・シュビッツァーです。
NTi AudioのCEOです。
XL2のサウンドレベルメータについてご紹介します。
サウンドレベルメータはXL2に搭載された最もパワフルなファンクションの一つです。
XL2は次のアプリケーションに最適です。
近隣騒音解析・建築音響・騒音制御・機械騒音解析
Mシリーズ・マイクロフォンを併用します。
XL2は自動センサ検出機能を装備しています。
これにより保存されたキャリブレーションデータを読み取ります
マイクロフォンから測定器へデータが入力されます。
マイクロフォンを接続します。
ここがASDに切り替わります。
測定用マイクロフォンからのキャリブレーションデータを全て読み取ります。
工場出荷時及び直前のユーザーキャリブレーションデータです。
測定日時も含まれます。
サウンドレベルメータを開始しましょう。
該当する測定ファンクションを選択します。
システムでは自動的にこのモードから起動するようにプログラムすることも可能です。
測定ファンクションが開始されます。
サウンドレベルメータは全ての瞬間値を表示します。
これらの重み付けを選択してみます。
周波数補正特性A、C、Z
動特性Slow、 Fast、 Eq、ピーク
これらは自在に選択できます。
そして確定します。
最後に、必要に応じてライブ、最大値、最小値を定義します。
いかなる場合も、XL2は全ての測定値を同時に測定します。
ユーザーは、スクリーンに追加したい結果を選択できます。
サイズも選択できます。
平均値はまだ表示されていません。
それには平均値をスタートさせる必要があります。
スタートボタンを押します。
測定結果の文字サイズを変更します。
測定値上でエンターを押すと変更できます。
文字サイズは、「普通」「太字」「最大」の中から選択できます。
サウンドレベルメータだけではありません。
XL2は全てのスペクトル情報を表示できます。
オクターブと1/3オクターブの解像度に対応します。
スペクトル情報への切り替えてみます。
いつでもページボタンを押すことで可能です。
ページファンクションはこのようにスペクトル情報と数値情報を切り替えます。
ここではレベルを選択します。
何のレベルをスペクトル表示させたいか?
周波数と時間重み付けが自由に選択できます。
そして表示させたいパラメータを選択できます。
ライブ、最大、最小、時間平均、または特定時間のホールドが選択できます。
同様に、現在ライブスペクトルのバー表示も選択可能です。
例えば最小に切り替えることができます。
測定をスタートします。
破線の時間平均値とバー表示の最小値が確認できます。
カーソルの動きをご覧ください。
常に最大レベルの破線に位置していることが分かります。
このカーソルはコントロールできます。
周波数表示の隣のアイコンにカーソルを置きます。
エンターを押すとホイール操作によりカーソルが次のバーに移動します。
ここでは2.5kHzのLeqとライブ値を直接読み取っています。
カーソルのコントロールを解除します。
カーソルは最大レベルを示す破線に戻ります。
ディスプレイの各スケールを変更します。
変更するスケールにカーソルを置きます。
例えばカーソルをX軸のローエンドに置いてみます。
エンターを押すと変更が可能になります。
スケールの解像度は6.3Hzまで低くすることができます。
ここでは高い周波数のスペクトル情報は残ります。
しかしワイドバンドレベルA及びZ重み付けレベルは表示の枠外になります。
そしてカーソルを元に戻します。
Y軸はカーソルをスケールの最大値に置くことで変更できます。
エンターを押し、ひと目盛あたりのレベル感度を選択します。
20dB、10、5、最も高感度な2.5dBレンジから選択できます。
ここで選択を確定すると、スケールのスクロール機能を操作できます。
スケールを上下に移動させて適切なレンジに設定します。
ここでもう一度10dBに戻してみます。
10dBを選択し、スケールを上下に移動させて調整します。
測定値は殆どの場面で保存する必要があります。
そのため、XL2は広範囲なドキュメントツールを備えています。
そして取得された全ての測定値を保存します。
リポートを定義するには、ページ選択にカーソルを置きリポートを選択します。
リポートページでは、測定後保存する値を全て定義できます。
ここで選択した設定にするか、特定できない場合は全ての測定値を選択できます。
選択する値は10個まで定義することが可能です。
選択リストから自由に定義し保存できます。
さらにワイドバンド値と共にスペクトル情報も追加することが可能です。
ここで、無し /Leq /Leq, 最小, 最大 /全てのレベルから選択できます。
これらの設定については、各測定の最後に一つの完全なリポートとして保存されます。
そして測定結果と併せてSDカードに保存されます。
これについては次のロギング機能の説明後にご覧いただきましょう。
各測定は一つの広範なドキュメンテーションとして保存できます。
さらに測定結果と共にボイスノートレコーディングも保存できます。
ユーザーの方はここで「最後の10分でLeqが非常に高いのは何故か?」
または「どの周波数レンジが最もそのLeqに影響しているのか?」知りたいと思われるでしょう。
このためにXL2はロギング機能を装備しています。
ロギングは長時間の測定中、定義された間隔で希望する測定結果を集録します。
ファイルに記録された測定値により、これら全ての疑問に対する答えを発見できるでしょう。
ログコンフィギュレーション画面を呼び出します。
記録したい値を定義します。
先ず、ロギングをONかOFFに設定します。メインスイッチでロギングを有効または無効にします。
次に測定値をログファイルへ書き込む時間間隔を定義します。
現在は1分ごとに設定されています。
時間は最短1秒間隔で増減できます。
この下側に表示される測定値は、リポート同様に定義します。
同じく全て、または最大10レベルを選択できます。
測定値はログ間隔で保存されます。
スペクトル情報も追加できます。
さらに、測定結果と併せて全体のオーディオ信号の記録と保存が可能です。
テストの最後に全ての測定結果が保存されます。
同時にテスト設定、完成されたリポート、ログデータ、圧縮オーディオも保存されます。
データ保存するディレクトリを定義することができます。例えば大きなプロジェクトを分割し個々に操作します。
そしてテストを保存します。ここではファイル名をMyTestに指定しています。
希望によりファイル名を変更することができます。
次にSAVEを押します。
直ちにテスト全体がSDカードに保存されます。
後にファンクションを自由に変更し、別の測定を実行できます。
重要なことは、ユーザーはいつでもこのアナライザに全測定結果を含む完成されたテスト設定を読み込むことができるということです。
これでXL2の基本的なサウンドレベルメータとリアルタイムアナライザのプレゼンテーションを終わります。
このプレゼンテーションでは紹介されていない、より多くの機能があることもご注目ください。 それらは、また別のビデオでご覧いただきましょう。
www.nti-audio.comもご覧ください。
もう一つこのオーディオアナライザのパフォーマンスをご紹介したいと思います。
このビデオの音声は、この測定用マイクロフォンとオーディアナライザを使用しています。
そして音声はオーディオ解析をしながら録音されました。
これをお聞きください:
ありがとうございました。