Tip:
Highlight text to annotate it
X
この番組はスポンサーの皆様を 募集しています
みなさまこんにちは この動画では今の日本経済について
なるべく専門用語を使わずに 解説していきます
皆様からのご意見やスポンサー 料金などによって
進化していくかもしれませんの で
ご支援ご協力をいただけると幸いです
それでははじまりはじまり
人間はモノをたべなければ生きて いけません
服を着なければこごえてしまいます 住むところがなければとても不便
です 生きていくために必要なものを
ひとりで手に入れるのはとても タイヘン
ではどうすればよいのでしょうか 昔はぶつぶつ交換でした
ぶつぶつ交換とは自分の持ち物 と相手の持ち物をとりかえっこ
してもらうことです
しかしぶつぶつ交換もかなりタイ ヘンです
たとえばあなたがカツカレーを 食べたいとき
他の人が持っているカツカレー を交換するとしましょう
あなたがラーメンを作れるとして 相手にラーメンとカツカレーを
交換してほしいと頼みます しかし相手はラーメンが嫌いでした
マグロを持ってきてくれたら交換 してくれるそうですが
手元にマグロがありません 仕方がないのでこれから海まで
行って取ってこなくては ブツブツいいながらあなたは海
に出かけていきましたとさ これがぶつぶつ交換の世界です
モノの価値観は人それぞれ違い ます
安倍さんのカツカレーは麻生さんが 作るラーメン以上の価値がある
のか カツカレーはコーラ何本分の価値
なのか それは本人じゃないと分かりません
ね
そこで登場するのがお金です お金は腐ったりかさばったりしない
ものである必要があります お金の登場によってモノの価値
が決めやすく 交換をスムーズにすることが出来
ます それではお金を生み出すにはどうすれば
いいのでしょうか
お金を生み出すには信用が必要です 信用が大きければ大きいほどお金の
価値も大きくなります では信用を得るためにはどうすれば
いいのでしょうか 昔は広大な領土を支配したり男爵
伯爵中納言関白などの地位を得 たり金銀財宝をため込んだりして
それを信用としていました それでは今の日本はどうなのでしょうか
日本は国全体でモノを生産する 能力を信用としています
モノを作れる工場サービスを生 み出す専門家モノを運べる道路
電気を生み出す発電所電線水道 鉄道などなど
どれも大切な国の財産です それらを担保に日本銀行が国のお
金として日本円を発行しています お金を発行すると発行した人の
借金という扱いになります
たとえばあなたの手元に1万円札 があるとします
そのお金はあなたにとっては財産 です
しかしそのお金を発行した日本銀行 にとっては借金という扱いになります
人の数やモノの数が増えれば増える ほど必要とされるお金は増えて
いきます お金の数を増やすということは
国の借金を増やすことと同じ意味 です
75年前に比べて国の借金は千倍 になりました日本は破綻しました
かいいえ 127年前に比べて国の借金は100万
倍になりました日本は破綻しました かいいえ
国の借金がタイヘンだあああなど と騒ぐ人がいますが必要とされる
お金が増えれば国の借金が増える のは当たり前なのです
国の借金をゼロにすればいいという 極論を言う人にはこう言ってあげ
ましょう あなたは日本をぶつぶつ交換の
世の中にしたいのですかってね
ではお金は多ければ多いほどいいの でしょうか
そんなことはありません 極端に多すぎても少なすぎても
困ります お金の量が多い場合はインフレ
になります 健全なインフレの場合モノの値段
が上がります その代わりそれ以上に給料が上がり
ます モノが売れやすいつまり景気が
よくなりやすいので 働きたい人が働きやすく給料も
上がりやすくなります 逆にお金の量が少なすぎるとどうなる
のでしょうか その場合はデフレという現象が発生
します 今の日本はこのデフレが15年くらい
続いています モノがなかなか売れなくて給料
も上がらず それどころか就職もしづらい就職
できてもいつ会社がつぶれるか 分からない
デフレになるとそんな世の中になって しまいます
ではインフレになったときデフレ になったときに
なにをしなくちゃいけないのでしょうか
インフレのときはお金の量が多い 状態なので
お金の量を増やしすぎないことが 大切です
税金は増やすべきです 税金というのはモノを売ったり
買ったりするたびに取られるもの です
インフレのときはモノが売りやすい 状態なので商売が活発に行われて
います でも商売があんまり活発になり
すぎると極端に値段が上がりすぎ たりバブルという現象が発生して
しまったりするので 商売が活発になりすぎないように
税金を増やすことが大切です それから政府はあんまりお金を
使わないほうがいいです インフレのときは政府が余計な
ことをしなくても民間の家庭や 会社が活発にモノを売ったり買
ったりしていますのでこれ以上 活発にする必要がありません
それからお金の量が多いときは お金の価値が下がっている状態
です 外国のお金より自分のお金の価値
が低い場合は外国にモノが売り やすい状況です
そういうときはガンガン外に打 って出ても大丈夫です
適度にお金が多いインフレは健全 な経済成長につながります
お金の量が足りている限りお金の 量に見合うくらいまでモノやサービス
を作り出せるようになってきます お金の量が足りなくなってきそう
になったらお金の量を増やします するとまたお金の量に見合うくらい
までモノやサービスを作る力が 伸びてくるのです
これが健全な経済成長です
では日本を15年くらい苦しめて いるデフレには
どんな手を打たなければいけない のでしょうか
お金の量が少ないのですからお金の 量を増やさなければいけません
ね それから税金は減らすべきです
デフレのときはモノがなかなか 売れないので
モノを売ったり買ったりする活動 が鈍くなっています
税金はモノを売ったり買ったり するたびに取られますのでそれ
を減らすことでモノが売りやすく なります
モノが売りやすくなれば銀行から お金が借りられやすくなって世
の中に出回るお金が増えます デフレのときは民間の家庭も企業
もお金を使いませんお金を使って しまうと自分の手元に戻ってこない
かもしれないと考えているから です
でもお金は天下の周りもの誰かが お金を使わないと世の中が成り立ち
ません デフレのときにお金を使えるのは
国の政府しかいないのです 政府が公共事業という形で民間
の会社にお金を払って仕事をして もらうのです
支払われたお金が設備を整える お金や給料として使われればまた
別の人の利益として波及していく のです
それからデフレのときは外国から 安くモノを買うことができます
だからといってどんどん外国から モノを買いまくればいいのかという
と違います 外国からモノを買いすぎると自分
の国でモノを作っている人の仕事 を奪ってしまいますそうすると
給料が下がって貧乏になってますます 景気が悪くなります
デフレのときこそ自分の国で仕事 をしている人たちを守る必要がある
のです ここまでデフレのときにやるべき
ことを解説してきました ここからはデフレのときにやっちゃ
ダメなことを解説します デフレのときはモノの量が多い
状態なのですが それでもモノの量を増やしたり
モノの量を減らそうとしたりする のは言語道断です
デフレのときはお金不足です早く お金を増やさなければみんなが
どんどん貧乏になっていきます 増税するなんてもってのほかです
デフレのときはモノが売れない のです
売ったり買ったりするたびに税金 が取られるのですから
税金を増やそうものならますます モノが売れなくなります
景気が悪くなります デフレのときは企業も家庭もお金を
使わないのに政府までお金を使わない となったらいつまでたっても仕事が
増えません みんな仕事がなくて困ったまま
です 外国から安くモノを買いまくって
自分の国の仕事を奪い続けてたら みんなで一緒に貧乏になっていく
一方です
デフレのときにやっちゃダメな ことをやり倒してタイヘンなこと
になった国があります それは皆様ご存知ゆないてっど
すてえつおぶアメリカです 1930年代のアメリカはフーバー大統領
のもとでやっちゃダメなことを やりまくりました
その結果会社はつぶれ失業者が あふれ食べ物が食べられずに死んで
しまった人は500万人と言われて います
でも食べ物がなかったわけじゃ ありません捨てていました
いっぱい売れば売るほど値段が 下がっていきます
値段が下がりすぎると食べ物を作る 人が生活していけなくなるので
採算の取れるギリギリの数を売って 残りは捨てていました
食べ物があっても食べられない 人が出てくる
こんなことが起きてしまうのが デフレなのです
こんな有名で悲惨な教訓がある のに
わが国は何をやろうとしている のでしょうか
規制緩和によって値下げ競争を 激化させ外国人を雇って自分の国の
国民を失業させ輸入しまくって 自分の国の仕事を奪い公務員を
減らして仕事を減らし公共事業 を削って災害の被害を拡大させ
挙句の果てに消費税を引き上げ てモノを売れなくしようとして
いるのです 僕らの国はとんでもない状況なの
です あなたが二十歳以上なら必ず選挙
に行ってまともな政治家に投票 してください
ウソの情報にだまされないでください
以上でプレゼンテーションを終わり ます
最後までごらん頂きましてありがとうございました