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熊谷6人殺害初公判、妻子亡くした男性「なぜ命奪われたのか」
2015年、埼玉県熊谷市で6人を殺害し、強盗殺人などの罪に問われたペルー人の男の初公判が開かれました。
終了後、家族を殺害された男性が「なぜ家族が命を奪われなければならなかったのか知りたい」と胸のうちを明かしました。
ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)は2015年9月、熊谷市で住民6人を殺害し、乗用車を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われています。
26日に行われた初公判で、ナカダ・ルデナ被告は、起訴内容が間違っていないかと裁判長に問われると、意味の通じない発言を繰り返しました。
事件で妻の加藤美和子さん(当時41)と、小学生の娘2人を殺害された男性(45)が裁判終了後、報道陣の取材に応じました。
「被告人に対して、事件のことは、たぶんわかっているのかなという感じはしました。
この法廷で、真実を話してくれることを願っています。
なぜ、家族3人が命を奪われなければならなかったのか。
それを第一に知れればと思いますけど」(妻と娘2人を殺害された男性)。
次回の公判は今月29日に開かれます。 (26日18:53)。