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ATK 13.8へようこそ
このビデオでは透過スペクトルをTransmission Analyzerを用いて
可視化する方法を紹介します
計算システムは欠陥を有するグラフェンナノリボンを用います
左側には、k点平均の透過スペクトルが表示されています
表示は異なるスピンコンポーネントに
変更することが可能です
デフォルトではUpスピンの透過スペクトルを表示しています
本系はスピン極性の無い系ですのでUpとDownのスペクトルは同一です
値が極小になっているエネルギー1.56eVを選択しましょう
このエネルギー値で透過係数の値は
非常に小さくなっています 右側のにはk点依存の透過係数が表示されています
本系は1次元系で透過係数のk点依存性は存在せず
透過係数はすべてのkaとkbに対して同一です。
ここでTransmission Eigeinvalueを計算しましょう
またこれに対応するTrasmission Eigenstatesも計算します
計算が終了するとEigenstateの表示方法を選択できます (Isosurfaceを選択)
より画像をわかりやすく表示するため
Isovauleの値を0.1とします ここでTransmission Eigenstatesは
左から右へと伝搬し
一旦それがナノリボンの中央部に達すると
欠陥領域で一部が反射され
ごく一部のみが透過していることがわかります
構造を回転するとEigenstateを構成している状態はπシステムであるとわかります
画面上のリンクから
さらにATKに関するビデオをご覧いただけます
Band Structure Analyzer, Phonon calculation
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