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このセクションでは、Orionウェブコンソールユーザーの追加と設定について見ていきます。
最初は、スターンドアローンなOrionユーザーとして
新規ユーザーを追加し、アクティブディレクトリから個人、もしくは
グループアカウントとして追加してみましょう。
その後、ユーザーのアクセス設定と、認証や
アカウント制限によるアクセス制限の使い方を見ていきます。
そして最後に、タブ、メニューバー、ビューを使ったユーザー体験の
カスタマイズについて話します。
ユーザーアカウントの追加方法は二つあります。
一つは、スタンドアローンなOrionユーザーとして追加、
もう一つは、アクティブディレクトリからの追加です。
ユーザーは、ウェブコンソールの右上角にある
設定を選んでから追加します。
左側にはアカウントのエリアがあり、
ユーザーアカウントの追加、編集、管理を行う事ができます。
アカウントの管理から、「新規アカウントの追加」をクリックします。
そして、Orionの個人アカウント、アクティブディレクトリから
ウィンドウズ個人アカウントが追加でき、既存のアクティブディレクトリの
グループアカウントを追加すると、グループ
メンバーの誰もがそのOrionウェブコンソールにログイン
できるようにするアクティブディレクトリグループアカウントが作成できます。
スタンドアローンユーザーの追加はシンプルで、
ユーザー名、パスワード、パスワードの再入力確認のみです。
ウィンドウズのアクティブディレクトリユーザーや
グループを追加するには、アクティブディレクトリでリストやグループ、
アカウントにアクセス権のある管理責任者から証明書を手に入れる必要があります。
一度検索が終わると、ユーザーのリストが与えられます。
その時点で、そのドメイン上のユーザーを、Orionユーザーとして登録できます。
この例の場合、シェリルという名前のローカルなOrionアカウントを追加します。
[シェリルという名前のユーザーの追加]
追加すると、どのリソース、どのビューやメニューバーに
ユーザーがアクセスできるのかという
範囲の設定を行えます。
ノードやメーカー、その他の項目で制限をつけることもできます。
一度ユーザーが追加されると、次は認証エリアとアクセス制限の
設定を行います。
もう一度アカウントの管理から、ユーザー名を選び、編集を選びます。
ユーザー編集のスクリーン上の最初の部分では、次のような基本的な認証について編集できます。
アカウントを有効/無効にする、アカウントの期限、そしてセッションタイムアウト無効です。
これを「はい」にすると、ブラウザを閉じたとしても、アカウントは無期限で
ログインされたままになります。
管理責任者の権利の認証により、管理者がOrionウェブコンソールの権利、
例えば、他のユーザーの追加の権利設定ができます。
任意のアカウントにあった制限を外すなど、
制限の設定は、管理責任者がユーザーの
認証エリアについて注意深く考える必要があります。
ノード管理権の設定では、ノードの編集、
管理、追加、削除の権利を設定できます。
カスタマイズビューへのアカウント設定では、ユーザーが自分の
ウェブコンソールのビューをカスタマイズし、それらのビューを変更し、
全てのアカウントからそのビューを見れるようにしたりできます。
アカウントがイベント、認証アラート、シスログの消去を行う、の設定により、
ユーザーがウェブコンソールを通してアラートやイベント、システムログメッセージの管理を行えるようにします。
ブラウザ統合の認証により、そのウェブページでクライアントブラウザー機械の
ツールを統合できるようにします。
アラート音では、ユーザーがwavファイルを選択して、アラート音声を設定できます。
ブレッドクラムリストのアイテム数では、
ドロップダウンのリストのブレッドクラムの数を設定します。
このシェリルの場合、彼女にはノードの管理権を与えますが、
管理責任者にはせず、ビューのカスタマイズもできないようにします。
すると、彼女は、エンジニアのツールセットを持つ事になり、ブラウザの統合、
そしてイベントや認証アラートの削除が行えるようになります。
次のセクションでは、アカウント制限の設定を行います。
制限は、「制限を追加」のボタンから設定する事ができます。
様々な制限のレベルを選ぶことができます。
カスタム制限を使うと、アカウント制限
ビルダーで制限の追加ができます。
制限の種類を設定すると、ユーザーアカウントに反映されます。
ユーザー体験は、ビューやメニューのカスタマイズから設定する事ができます。
その下では、メニューバーとビュー両方でのアカウントの制限エリアを設定できます。
メニューバーとビューは、ドロップダウンメニューにあり、
もともと登録されているものだけでなく、
任意のカスタムコンポーネントを作成して選択する事ができます。
もしSAMやNCMなど、Orionモジュールが追加インストールされたら、それらのモジュールのビューや
メニューバーは、すぐに使えるようになります。
それに加え、ウェブコンソール上に現れるメニューバータブの順番を
設定する事もできます。
また、レボートのディレクトリにサブフォルダを作成して、
そのフォルダをこのインターフェースを使ってユーザーに与えることで、
ユーザーのアクセス権のあるカスタムレポートフォルダを設定できます。
これにより、ビジネスユーザーがレポートのサブセットにアクセスできるような柔軟性が手に入り、
ビジネスユーザーが多数の選択肢のせいで迷うことがなくなります。
ユーザーアカウントの最後のオプションセットは、デバイスと監視オブジェクトを
どのようにしてユーザーに見せたり隠したりするかを設定します。
Orionの一般設定を開くと、
三つのOrionオブジェクトビューの、ノード、ボリューム、そしてグループがあり、
そのドロップダウンから、カスタムビューをそれらのオブジェクトに選べます。
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