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このビデオはAS-60 (RT/VM) データ管理ソフトウェアを ご紹介します。
このプログラムは、リオンの騒音計で記録されたデータを迅速、 且つ直感的に確認、分析することが出来ます。
測定データのグラフ表示、
演算処理、
除外音処理(不要な音を除外)、
報告書(週報/日報)を柔軟に作成することができます。
もし複数のリオンの騒音計をお持ちであれば 各地点に設置して、
NL-42/52/62の騒音計を番号で識別することが出来ます。
AS-60を使用して それぞれの測定データを
同時に表示、編集が可能です。
それでは騒音計 NL-52を使用してストアした 2日間の道路交通騒音観測データが
AS-60でどの様に機能するか見てみましょう。
NL-52のイベント機能を使って、
70デシベル以上のノイズを録音します。
道路交通騒音は、Autoストアを使用して、Leqのデータ10分間隔、
Lpのデータ を2日間ストアしました。
適切に評価するために
救急車の騒音など不要な音は
LAeqの計算から除外されるべきです。
1) 測定データ/プロジェクトファイルの読み込み
データは 迅速 且つ 直感的に読み込むことが可能です。
フォルダをAS-60ソフトウェアにドラッグ アンド ドロップ するだけで音声や数値データを簡単に取り込みます。
そしてグラフはこのように表示されます。
2) 演算値
選択した区間に対する複数の演算結果が表示されます。
"表示設定"タブから表示したい演算値を選択します。
今回は、Leqのみ選択します。
3) 選択した区間の拡大
グラフ上で拡大する区間を選択します。
ウィンドウがポップアップするので、
"選択区間拡大" を選択します。
プログラム上に、拡大された
観測データのサウンドファイルのアイコンが表示されます。
これは長期観測の結果を容易に観ることが出来、
ノイズイベントや
定常録音を調べる事が出来ます。
4) 実音再生、及び除外区間設定
緑色のマーカーをクリックすると音が再生されます。 音を聞いて不要な音を除外する範囲を選択します。
除外区間選択された部分はグレー表示となります。
"進む"ボタンをクリックすると次の再生音に移ります。
5) 測定データの全体表示
"全体表示"ボタンをクリックすると、最初に 取り込んだ区間の全体表示になります。
Leqの演算結果は除外音を含まないデータで表示されます。
6) 報告書の作成
"レポート作成画面へ" をクリックすると、 レポート作成画面が表示されます。
ここでは 日毎集計/期間集計 のレポートを作成できます。
7) 1時間平均値
それでは 日毎集計の1時間平均値、
日中、夕方、夜の基準設定範囲の計算を見てみましょう。
"日毎集計"のタブをクリックし、
"表示期間"の開始時間と終了時間を選択し、
"表示" ボタンをクリックして下さい。
"1時間平均値" のタブをクリックすると、各時間
同様に、基準設定範囲で計算された値が表示されます。
"年/月/日" のタブをクリックすることで、 日毎の結果を見ることができます。
8) 出力
データと情報はエクセルファイル、テキスト、 印刷として出力することが出来ます。
この様に一連の手順はシンプル且つ簡便で、 あなたの貴重な時間を節約出来ます。
ここで、5つの便利な機能を紹介しましょう。
1) 同期操作
同期をチェックすると、時間軸が揃った表示になり、
最大8つまでのグラフを同時に表示させることが出来ます。
2) マーカ機能
AS-60のマーカ機能を使用して、選択された 領域にマークをつけることができます。
茶色のマーカーバーがグラフの上部に表示されます。
騒音計でマークされた区間は、除外音区間に変換 することが出来ます。(NL-42/52/62、NA-28 のみ)
3) データ結合
この機能を使用して、異なる時間で測定 されたデータを結合する事が出来ます。
注) 最大4つ、 NL-42/52/62で保存されたファイルのみ
これは騒音計の電池交換等のために、
分割されたファイルを結合する時に便利です。
4) クリップボードにコピー
グラフの一部、または全体をクリップボード に簡単にコピーができます。
これらのデータはエクセルなどに 貼り付けて利用することが出来ます。
5) 異なる計測器のファイル読み込み
AS-60 はリオンの騒音計のLp and Leq データをサポートしています。
対応モデルは NL-21/22/31/32、NL-42/52/62、NA-28
加えて DA-40Viewerで保存したCSVファイルの 読み込みをサポートしています。
オプショナルソフトウェアAS-60RTを追加すれば、騒音計で保存したオクターブ、1/3オクターブデータを扱う事が出来ます。
対応モデルは NL-42/52/62、NA-28
オプショナルソフトウェアAS-60VMを追加すれば、 振動レベル計 VM-53で保存したデータを扱う事が出来ます。
このビデオをご覧頂き、ありがとうございます。
リオンの騒音計や他の機器をお持ちであれば、 このソフトウェアはあなたの仕事を容易にする事が可能です。
ありがとうございました