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0:00:13.030,0:00:16.720 シュテファン・ドゥ・ルヴァル・ イェツィールスキーです
ベルリンフィルで ホルンを担当しています
YouTubeシンフォニーの オーディションに
役立つヒントをお話します
まずモーツァルトの 協奏曲第4番です
モーツァルトでは いくつか注意することがあります
まず速すぎないこと それから過剰な表現を
控えることです
シンプルにテンポどおり 演奏すること
それだけです
ではフレーズごとに 見てみましょう
0:00:53.876,0:01:04.820 [ホルンの演奏]
ここが最初の ポイントです
よくある間違いは 次のような
リズムの改変です
[ホルンの演奏]
16分音符も 歌いましょう
次のフレーズ
[ホルンの演奏]
8分音符が短いのは いけません
[ホルンの演奏]
これに注意して Cシャープへと向かいます
フレーズ3小節目の Cシャープは不協和音で
モーツァルトでは 不協和音を重めにします
[ホルンの演奏]
最後のEフラットは アウフタクトにならないように
[ホルンの演奏]
このような人が 多いのですが
これはいけません
では次のフレーズです
[ホルンの演奏]
ここで重要なのは 上のBフラットまでを
落ち着いて吹くことです
Bフラットを吹くまでは その後のことは
考えません
最後の2音は 強調しないように
[ホルンの演奏]
ここはとにかく 慌てないことです
Bフラットまで落ち着いて 演奏に集中し
ほかのことは 忘れておきましょう
[ホルンの演奏]
続けます
[ホルンの演奏]
これらのフレーズについて 少しお話しします
まずこのフレーズです
[ホルンの演奏]
これも3小節目の Bナチュラルに向かいます
そして次の小節への アウフタクトです
[ホルンの演奏]
方向を 示してください
[ホルンの演奏]
悪い例です
[ホルンの演奏]
速くてもいけません
例えば
[ホルンの演奏]
こんな感じです
16分音符ですが
[ホルンの演奏]
悪い例はこうです
[ホルンの演奏]
これもよくある 間違いです
次の2小節も同様に 2小節目へと演奏します
[ホルンの演奏]
Cシャープに向かい 不協和音は力を抜いて
[ホルンの演奏]
方向です
[ホルンの演奏]
OK
では続けます
次も焦りは禁物です
多くの人が最初から 速く吹きすぎて
この部分に来たときに もたつくことになり
失敗します
ここはアレグロモデラートです
落ち着いて テンポを維持しましょう
[ホルンの演奏]
またBフラットから Aへの演奏です
[ホルンの演奏]
そしてもう1つが 不協和音と解決音への
アウフタクトです
[ホルンの演奏]
小さなファンファーレに 来ました
[ホルンの演奏]
2つのファンファーレの 後はまた
方向を示すラインです
0:06:43.190,0:06:53.670 [ホルンの演奏]
息継ぎして
[ホルンの演奏]
モーツァルトの 協奏曲第4番のヒントは
役に立ったでしょうか
モーツァルトは シンプルに
過剰にならないように 心から演奏します
音楽を楽しみましょう