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久米島は沖縄本島の西約100kmに位置し、
美しい白い砂浜のビーチと古い歴史や独自の文化を持つ島として知られています。
さらに久米島は水深600m以上、清浄かつ低温で綺麗でミネラル豊富な海洋深層水をくみ上げる沖縄県海洋深層水研究所のある島でもあります.
沖縄県車海老漁業協同組合 海洋深層水種苗供給センターは、海洋深層水研究所の近くにあり,
海洋深層水を使用する事で水温を年中適切な状態に調節する事が可能であると共に、汚染や車エビに悪影響をもたらすウイルスの危険性を排除する役割をもたらします。
車エビのふ化は毎日チェックされ、
研究者は稚エビがちゃんと餌を食べているか?異変はないか?等の点を主に注意しながら観察します。
車エビは、卵がふ化し14時間経つと、カニの様な外形を持つノープリウス幼生(nopuriusu) になり
24~48時間後にゾエア期幼生(Zoya)へと成長します。
すでにこの頃には、顕微鏡により大人の車エビの特徴が観察できます。さらに3~4日後にはミシス期幼生(mishisu)、
10日後にポストラーバとなり、野外の池へと放されます。
昼間の車エビは砂の中にもぐっている為、車エビの池は慎重に手入れされます。
養殖用海水は常に空気を通し、水流を作っています。
稚エビに1日4回エサを与えながら種苗タンクで2~3週間育て、
稚エビは沖縄中の車エビ養殖場へと送られます。
久米島の車エビ養殖場エポックでは、養殖池を綺麗にし、砂を交換し、そして新しい海水を入れた後の10月頃に車エビを大きな池に放流します。
車エビは毎日ビタミンや栄養分豊富な高品質のエサを大量に摂取しています。
久米島の北側の海岸、阿嘉のヒゲ水の下方には、三つの大きな養殖池があり、
数百万尾の車エビが養殖されていまいす。
昼の間は、車エビは砂の中に潜っています。毎日養殖場の職員は、
池へ潜りエサは食べられているか?問題は無いかとチェックしています。
10月から6月の間の収穫期には、必要に応じて網で車エビを収穫します。
収穫網にエサを入れ、養殖池の中に一晩置きます。
網目により、サイズの大きな車エビが逃げられないデザインで, 小さなサイズのエビは収穫されず,
適度な大きさまで成長できる様になっています。
車エビはストライプ模様で、しっぽの青色が特徴的です。
上質のエサと海洋深層水は最高の味と色つやを生み出します。
翌朝、収穫網が上げられると、
車エビは直ぐに養殖場内の出荷場で綺麗な冷たい水に集められます。
収穫した全ての車エビはサイズ、品質、やB級品に分けられます。最高品質の車エビは生きたまま全国の市場へと配送されます。
水無し冷所保存の状態で、車エビは約3日間程生きる事ができます。
久米島から出荷した翌朝には東京で販売されています。
久米島車エビは頭から全部召し上がる事ができ、塩焼きグリル、天ぷら や さしみ で
美味しさを楽しむ事ができます。 久米島の車エビを是非ご堪能下さい。Kumeguide.com/industry/kurumaPrawns.htm
詳細については、。