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みなさん、こんにちは。
アフタービートミュージックスクール ギター科講師の瀧澤でごさいます。
【誰でも出来る速弾きのコツ】ということで、 3週にわたって速弾きの練習方法とかコツとか。
そんなものを動画でご紹介させていただきました。
どうでしたでしょうか。
それで、それぞれの動画にコメントを つけてくださった方もたくさんいらっしゃいまして、
本当にありがとうございます。
でも、そのコメントの中に 質問みたいなものもやはりあって、
その質問の中で、
「これはちょっと答えておきたいな。」 というものがあったんですよ。
単純に僕も言い忘れた内容でございまして、
「これは答えておきたいな。」 という質問もありました。
なので、今回4本目のおまけ動画ということで、
質問に答える動画をちょっと 作ってみようかなと思った次第でございます。
よかったら参考にしてみてくださいませ。
それで、とりあえず さっそく始めてみたいんですが、
一番コメントが多くて、
僕も「あっ、これは言い忘れたわ。」というのが ひとつありまして、
それは右手の位置です、右手の位置。
クロマチックをしているときでも、 1弦連打練習をしているときでも、
「この右手の位置はどうしたらいいのか?」 という質問でございました。
この小指とか薬指を ピックガードにくっつけるのか、
それとも離したほうがいいのか。
そういった話になると思うんですけれども、
結論からざっくり言いますと、 どっちでもいいです。
つけたほうがやりやすければつけてもいいですし、
つけないほうがやりやすければ つけなくても大丈夫です。
ただし、手のどこかがくっついていて、
柱のように支えになっていると 弾きやすくなることは事実です。
例えば、この小指とか薬指とかを柱にする場合。
僕はそういうタイプなんですけれども、
ピックガードに小指とか薬指とかを くっつけてしまって、ここを柱として・・
ここを支えにしてピッキングをすると。
こういう方は結構多いです。
もしくは指じゃなくて、 ブリッジミュートをする部分。
この手の側面部分をブリッジの上にのっけて、 ここで手を安定させてピッキングをするという方。
それで、指は宙ぶらりんの方。
こういった方もすごく多いです。
単純に何もどこもくっつけずに、
このまま宙ぶらりんの状態でガーッと 1弦を連打しようとするともちろん安定しないので、
すごく弾きにくいと思います。
この腕の部分とか、もしくは手の側面とか。
もしくは指とか。
どこかしらの部分がギターに触って、 柱になって、支えになって、
安定させた状態でピッキングをしたほうが やりやすいとは思います。
それで、支えになる部分がどこになるのかは みなさん次第なので、
いろいろ試してみていただきたいんですが、
先ほどの質問。
「右手の位置はどこにしたらいいのか?」 というのは自由ということが結論になります。
ちなみに自分の場合は先ほども言いました通り、 小指と薬指がここにくっついていることが多いです。
6弦とかを弾くときは小指と薬指がこの1弦を 持ってしまっているパターンもよくあります。
こんな感じで。
それで、下に行くにつれてちょっとずれていく、 ずれていくみたいな感じでしょうか。
これは僕のパターンという感じです。
ただちょっと・・
少し気をつけたいのが、 このピックガードに指を置くパターンにすると、
結構爪とかが当たって カツカツ音が鳴るんですよ。
別に大きな音量を出すライブとかだったら 問題ないと思うんですけれども、
なにげにこの音が気になるとか、
レコーディングのときとかにこういう音がすると困る というシチュエーションがあったりとかするので、
あまりおすすめはしないかなという感じです。
特にアコースティックギターを 弾いているときとかは、
僕はすごいピックガードに爪が カツカツ当たっちゃってすごい気になっているので、
これを直したいなと 思っているんですけれども・・・。
指がくっついてもいいんですが、 爪に注意という感じでしょうか。
爪を伸ばしている人は爪に注意という感じです。
そして、コメントにまた すごく多くあったんですけれども、
「速く弾くにはどうしたらいいですか?」 みたいなコメントも単純にありました。
「うまくなるためにはどうしたらいいか?」 という話ですよね。
動画で何度も言いました通り、 速くすることが目的のひとつなんですけれども、
同じ動きを繰り返すことのほうが 重要度としては高いわけなんですよ。
速く弾くことよりも、同じ動きを正確に 繰り返せることのほうが大事なわけです。
もちろん、両方できればバッチリなんですけれども、 速さよりも正確さを身につけていただきたいです。
それで、基本的に 正確さを大事にして練習するんだけれども、
たまに調子に乗って速さだけを求めて、 「オラオラッ!」とやったりとかすると・・
1本目の動画かな。
1本目の動画でも言った通り、 「あっ、急にできる気がする。」って。
「今日はすごい調子がいいぞ!」
「うまくなってきた気がする。」みたいな感じで 大体気のせいだったりとかして裏切られるんですが、
そこでいい感じに期待をプッシュアップして バババッとできるときもありますし・・・。
その辺はそれぞれという感じでございます。
とにかく同じ動きを繰り返す意識をして 練習に取り組んでみてくださいませ。
できるだけ小さく。
そして、できるだけ楽に。
同じ動きをひたすら繰り返すと。
1弦連打練習を ちょっとトライしてみてくださいませ。
それであと、またいくつかありましたのが、
「1日何時間練習すればいいですか?」 という話でございます。
「1日どのくらい練習すればいいですか?」 という話ですね。
これは今回の動画に限らず、 いろんな動画でももらう質問なんですけれども、
それはできる限りやったほうが いいですよね、それは。
30分できるんだったら 30分やったほうがいいですし、
1時間できるんだったら 1時間やったほうがいいですし・・・。
それで、「何時間やらなければダメ!」 とかというわけではなく、
できる限り弾くという感じでしょうか。
それで、ちょっと見方を変えると、
例えば「1日1時間練習しよう。」と 決めたとするじゃないですか。
「1日1時間ギターを練習しよう。」と。
「必ず毎日やろう。」と 決めたとするじゃないですか。
それで、最初の頃は別に 達成できると思うんですけれども、
それが2週間、3週間、 2ヶ月、3ヶ月、半年経ったときに、
「1時間ギターを弾かなければいけない。」 という思いになってしまうと本末転倒というか、
「何のためにギターを弾いているんだ!?」 という話になっちゃうじゃないですか。
なので、「うまくなるためには 何時間練習したらいいんだ?」という発想は
別に悪くないんですけれども、
ちょっとそこは考え方を変えて、
別に弾きたいときは弾けばいいし、
弾きたくなければ弾かなくてもいい という意識を持ってほしいんです。
「○○しなければダメ。」とか、 「○○をやらなければダメ。」とかじゃなくて、
やりたいときにやる。
やりたくなかったらやらない。
それで、やりたいときは好きなだけやる という感じでしょうか。
それで、トータルで ギターを弾く時間がたくさん増えれば
もちろんその分うまくなりますし・・・。
そんな感じです。
できるだけ長い時間ギターと触れ合えるように ちょっと練習をしてみてくださいませ。
その辺の話は このあいだの上達のコツみたいな・・・。
「練習上手は上達上手!!」みたいな そんな話もさせていただいておりますので、
そちらも参考にしてみていただければ という感じでしょうか。
それで、あと1件コメントであって、
「2時間くらい練習していると、 手が疲れてきてしんどい。」みたいな。
「これはこんなものなんですか?」 みたいな質問があったんですが、
クロマチック練習というのは 割と手と指に負担がかかる練習だと思います。
普通のコード弾きとか、パワーコードとかと比べて 指をバッタンバッタン動かすので、
負担としては結構大きいほうになるかと思います。
なので、1時間とか2時間とか続けているとやはり 指が痛くなってくることも多々あると思いますし。
そしたら、無理をせずに・・
ちょっと痛いなとか違和感があるなと思ったら 無理せずに休憩を挟んだりとか、
違う練習をしたりとかするとよいかと思います。
ひたすら1時間、2時間クロマチック練習をするのは たぶん僕もメンタル面でもしんどいですし、
たぶん指的にも結構しんどいものがあると思います。
それで、当たり前ですけれども、
エレキギターよりも アコースティックギターのほうがしんどいです。
エレキギターとアコースティックギターの
両方を弾いたことがある方にとっては 当たり前という話ですけれども、
エレキギターのほうが弦が細いし、 柔らかいんですよ。
それで、それに対して アコースティックギターの弦というのは、
比較的太いものが多くて、 比較的硬いものが多いんです。
弦高も高いことが多いですし。
なので、エレキギターで クロマチック練習をやるよりも、
アコースティックギターで クロマチック練習をやったほうが
もちろんすごい手に負担が来ると思います。
それで、「負担が多いほうがいいんだろう。」とか そういうわけでもなくて、
できるだけ楽にやはり弾きたいので、
単純にアコースティックギターで クロマチック練習をしていたとしても、
ちょっと腕に違和感を感じてきたら その場で休憩をしたりとか、
違う練習をしたりとかしていただけると 自分としてはすごくうれしいなという感じです。
何度も言いますけれども、クロマチック練習は 割と手に負担が来る練習かと思いますので、
くれぐれも無理のしすぎには注意 という感じでしょうか。
とりあえず、追加で答えておきたかった質問は 以上でございます。
1弦連打練習・・・。
みなさん結構やってくれているみたいで、 すごくうれしい限りです。
Twitterとかで・・"ツイキャス"とかで 生放送したりとかしているんですけれども、
そのときも「1弦連打練習しながら見ています。」 というコメントがついたりとかして、
ちょっと面白いなと思っております。
そんな感じでながら練習でもいいので、 1弦連打練習。
そして、クロマチック練習、スケール練習。
いろいろ自分ができる範囲で・・ 取り入れられる範囲で練習してみてくださいませ。
それでは、今回の動画は以上でございます。
また違う動画でお会いいたしましょう。
さよなら。 ハハハハハハハハハハハハッ。