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さて、
これから簡単に、花崗岩でできたテーブルの平面度を
計測する方法を説明します。まずは最初に、
箱からすべての部品を取り出して、 テーブルの上におきました。
そしてそれらをすべてを接続し、据え付けます。
Talyvelは繊細な機器なので、締め具の
つまみが横にあり、これは持ち運びの際には締め、
計測の際には緩めます
古いTalyvelでは、クランプ機構のつまみが2つ、
上部についていました。
Talyvelは振り子装置であり、
コイルの両半分の間を自由にぶら下がっており、 Talyvelが傾くと、振り子の位置が
コイルの中で変ります。そしてこの仕組みによって、
Talyvel は計測を行うのです。
計測を開始する準備が整いました。最初に、
水準器のスイッチを入れて、USBケーブルを使用するか、
無線オプションを使うか選択します。
すべてが正しく設定されていると想定して、
今このようが画面が見えているはずです。 計測を開始する前に、
テーブルが、両方向に約30秒間水平であることを確認してください。
花崗岩テーブル自体についてのヒントをいくつかお話しします。
まず、テーブルが安定しているか確認します。
これを確認する最善の方法は、テーブルの周囲を歩きます。
そしてTalyvelのメーターが動くかどうかを見ます。 またはテーブルの上に
Talyvelと
同じくらいの重みをかけ、水平度が 変化するかを確認します。
液体についてですが、
適切なクリーニング液を使用するようにしてください。
花崗岩は、スポンジのような多孔質です。 液体をその上にこぼすと、
それを吸収し、テーブルの形状が変化してしまいます。 最後に、
温度についてです。
大きな温度勾配がないようにしてください。
例えば、近くに扇風機、またはヒーターを 置くなどしないでください。
様々な
オプションがこのソフトウェアにありますが、 ここでは、平面度を見ていきましょう。
これは、ユニオンジャックの平面度と
グリッドパターンによるものです。
このソフトウェアは非常に直感的で 使いやすくできています。
簡単なガイドで、操作する人に
計測の手順を教えます。 それでは、 平面度を計測して見ましょう。
最初に行うのは、テーブルのサイズと、
1 本のラインに対して、いくつのポイント が必要かを決定することです。
テーブルのサイズを計測する場合、
調整可能なベースの足がありますから、端から 約1インチ (2.54センチ) とらなければなりません。
ソフトウェアに、テーブルのサイズを入力しました。
そして、1ライン当たりいくつのポイントが必要かもソフト ウェアに登録しました。するとソフトウェアは、
調節可能ベースに何を設定するかを教えてくれます。
調整可能ベースには、傾斜させるいくつかの 補正する部分があります
計測開始前に、Talyvelを実際に 0 に設定できます。
Talyvel を確実に直線に移動するために、
何か直線のものを使うようにします。
一番簡単なのは、アルミのエクストリュージョン の様なものを使うことです。
すぐに手に入りますし、とても軽量です。
ユニオンジャックには、
8本の別々のラインを計測し、 これらのラインは、
順序はどのような順序でも構いませんが、 方向は重要です。 a から b の方向は、
b から a への方向とは異なります。
計測が完了すると、3つの
セットの結果が表示されます。 ますは、 アイソメトリックプロットで、
最も低いポイントを 0 で表示します。
次に証書が出力されます。これでは、 一番高いポイントを、
下線で示し、ここでも 0 の箇所を確認することができます。
そして最後に、結果の一覧表です。
ここでは生のデータを高さに変換し、
また、閉合誤差の値を表示します。 閉合誤差とは何か、
これから説明します。
閉合誤差とは、計測の精密さを示すもので、
経験則としては、
この値が、全平面度の10%未満が良いと思います。
閉合誤差をはっきり説明するのは、少し困難です。
基本的にソフトウェアは、最初の4つの外側の線を計測し、
それから、2つの対角線を計測します。
ソフトウェアは十字を、EGと、
HFに十字に描画します。閉合誤差とは、
対角線の交わるポイントが、
ラインEGおよびHFを外れることです。
弊社はまた、
ツインレベルシステムまたは差動システムを 提供しています。これら水準器の1つを、
任意の振動監視に利用します。
またオートコリメータを使い、ユニオンジャックで 平面度の計測が可能です。
しかし、これは少し難しく、
Talyvelを使用するより複雑です。
弊社はまた、
グリッドパターンを提供しています。一部の方は、
グリッドパターンを好むようです。理由は、 データ密度がより高く、
実際のテーブルについてより多くのデータを 提供するからです。これは、
大きなテーブルの場合に特に重要です。
グリッドパターン プログラムは、ユニオン ジャック プログラムに非常に似ていますが、
反転について異なります。これはとても重要なことで、
計測に
重力を参照する必要があり、Talyvelを逆にしなければなりません
1方向に計測し、180度の回転し、
そして反対方向で計測し、エラー訂正が
ソフトウェアに適用されます。グリッドパターンは 重力を参照しなければならないので、
残念ながら平面性の計測に、オートコリメータを このパターンで使用することはできません。
平面度計測について、ご質問がある場合には、
直接 Spectrum Metrology にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。