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さて 今日はカルガリーについてです 私はカルガリーのために夫と共同で
していることが3つあります その1つを紹介します
私たちが地元で行ってる 楽しい取り組みが
無料の小規模図書館の設置です でも思いついたのは私たちではありません
littlefreelibrary.orgという素敵なページから アイディアをくすねてきました
littlefreelibrary.orgという素敵なページから アイディアをくすねてきました
皆さんもページを是非見てみて下さい
トッドとリックの素晴らしい活動が見れます
全てはウィスコンシンから始まり 魔法のように世界中に広まりました
私たちもアイディアを拝借して 無料の小さな図書館を冬場に
玄関先の庭で開きました
玄関先の庭ですから 目の前にはすぐに歩道があります
ここに本が詰まった 赤い小さな箱を置きました
この箱を置いたときに思いました
隣人が立ち寄ってくれて
勇気を出して本を持っていってくれるようになって
時には自分の本を持って来て
共有してくれたら素敵だなぁって
しかし 思っても見ませんでしたが
もっとすごいことになりました
次第に分かったことですが 庭先の歩道には予想もしなかった
コミュニティができあがっていました
毎日 朝から夜まで 人々が足を運んでくれました
これを望遠鏡で覗くのが バードウォッチみたいで好きなんです
(笑)
自転車で来る人もいれば ベビーカーを押す人もいます
学校帰りの学童もいます
本当に色んな人々が 毎日 立ち寄ってくれます
私たちが庭にいれば 話しかけてくれるんですが
彼らの間でも話をするんです
この本が入った小さな箱が 人々が集るきっかけを提供してくれる
公共のスペースになり ブレントウッドの地域共同体ができました
私たちもワクワクしています
一番素敵だと感じたことは
見ず知らずの人が来てくれることです
さっきのビデオにはシンディの 「是非お邪魔してください」の札がありましたよね
見ず知らずの人が 「ありがとう」と言うために
家まで来てくれるんですよ
赤の他人がインターホンを鳴らして 話までしてくれるなんて
素敵ですね 会話も弾みますしね
私が今日ここで この活動の大切さと
そして私が地域や街全体で行っている
活動を紹介しにやってきました
人々は本当に心から連帯感を 求めていることに気付きました
コミュニティへの所属の欲求です
今までの講演者が語ってくれましたから
それが大切な理由についてはもう話しません
私は数週間前に驚愕の事実を知りました
人生の満足度に関する調査2012年版を カルガリーファウンデーションが公表しました
この調査の中で地域への所属感があると 回答したカルガリーの住人はわずか60%でした
いいですか たったの60%ですよ
これは高いとは言えません アルバータ州は64% カナダ全体は66%の人が
所属感を感じると回答しました
つまりアルバータ州やカナダ全体と比較すると カルガリーは大きく出遅れているんです
数値は上がってきていますが まだ60%ですから更なる向上が必要です
改善の余地があるんです
そこで皆さんにカルガリーコミュニティの 連帯感を高める方法を考えて頂きたいんです
所属感の充足はとても重要な課題です
この無料の図書館から私もロブも 何も学ぶことがなかったとしても
ちっぽけなことが想像を超える 大きな影響力を及ぼすことが
証明されました
皆さんも行動を起こし その成り行きを見てみて下さい
ありがとうございました (拍手)