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"Access"はデータベースを作成する為のツールです
テーブルにデータを蓄積し、そこから 検索や印刷などの処理を行うことが出来ます
ここではDVDにサンプルとして用意してあります データベースを利用して基本的な作業を確認してみましょう
サンプルのデータベースは予めドキュメントなどの 任意のフォルダにコピーしておいて下さい (※この映像はDVD教材のサンプル映像としてご覧いただいています)
ではAccessを起動してみましょう
スタートからすべてのプログラム
Microsoft Officeと進めます
Officeのアプリケーションが表示されますので "Microsoft Office Access 2007"をクリックします
Accessが起動しました
画面には大きく
MicrosoftAccess2007-作業の開始と表示されています
この画面ではこれからデータベースを作成する
あるいは作成済みのデータベースを開く為の操作が 簡単に行えるようになっています
全く新しくデータベースを作成したい場合は "空のデータベース"を選択します
ただし、データベースの作成に慣れていない人には
全く新しくデータベースを構築する事は少々難しい作業になるでしょう
そような場合はテンプレートを参考にすると良いでしょう
現在の画面にはお薦めのオンラインテンプレートとして
いくつかのテンプレートを利用できるようになっています
左側のテンプレートのカテゴリを選ぶと
利用出来るテンプレートが中央にリストアップされます
これから作成したいデータベースのイメージに近いカテゴリと
テンプレートを選びます
すると右下にファイル名とダウンロードのボタンが現れます
ファイル名のボックスの下には データベースが保存される場所が示されています
またフォルダのアイコンをクリックすると
このように保存先を変更する事も出来ます
保存先を確認してダウンロードボタンをクリックすると
ご覧のようなメッセージが表示されることがあります
続行をクリックするとMicrosoftのオフィスオンラインから テンプレートがダウンロードされ
データベースの作成画面が開きます
このように予めMicrosoftのオフィスオンラインから ダウンロードしたテンプレートを利用する事も出来ます
また、データベース作成の参考として 構造を見るためにダウンロードしてみても良いでしょう
このテンプレートは閉じておきましょう
オフィスボタンをクリックして"データベースを閉じる"をクリックします
さて、今回は予め用意しておいたサンプルのデータベースを用いて 説明を進めていきたいと思います
"最近使用したデータベースを開く"から
"その他"をクリックします
"ファイルを開く"ダイアログが表示されました
サンプルデータベースが保存されているフォルダを開き
データベースを選択します
"開く"をクリックしましょう
サンプルのデータベースが開きました
では、Accessの画面構成について説明していきましょう
画面上部には"リボン"が配置されています
リボンはMicrosoft Office2007に共通する操作インターフェースです
リボンは機能ごとにカテゴライズされたタブ形式になっており
名称の書かれたそれぞれのタブをクリックすることで
ページを開いて機能を利用することが出来ます
また、リボンに表示されるタブの種類は 作業を行っている対象により変化します
例えば、こちらはテーブルをデータシートビューで表示している状態です
リボンにはデータシートというタブが表示されてデータシートで 作業を行うため利用する機能がセッティングされています
またこちらはレポートをデザインビューで表示している状態です
リボンにはデザインというタブが表示されてレポートをデザインする為の
各種のコントロールや書式を設定する為の機能が セッティングされています
ご覧頂きましたようにリボンは作業の状態により変化し
適切な機能が利用できるように工夫されています
さて、画面左側にはテーブル
クエリ
フォーム
レポートと表示されたWindowがあります
このWindowはナビゲーションWindowと言います
ナビゲーションWindowには作成したオブジェクトが一覧で表示されます
なお、Accesssはデータベースを複数のオブジェクトという概念で その機能によりグループ化し
利用する仕組みになっています
現在はテーブル、クエリ、フォーム、レポートとして 複数のオブジェクトが作成してあります
それぞれのオブジェクトの役割については
これから章ごとに説明してまいります
ためしに一つのテーブルオブジェクトを開いてみましょう
"T_顧客"テーブルをダブルクリックします
すると"T_顧客"テーブルを開くことができました
続けてナビゲーションWindowから"R_顧客一覧"をダブルクリックします
すると"R_顧客一覧"レポートを開くことができました
このようにナビゲーションWindowから 目的のオブジェクトをダブルクリックすることで
テーブルやレポートなどの任意のオブジェクトを開く事ができます
オブジェクトは右上の"閉じる"ボタンで閉じることができます
ナビゲーションWindowは必要に応じて 表示状態を切り替えることができます
"シャッターバーを閉じる"をクリックすると
このようにナビゲーションWindowを閉じて 作業領域を広く取ることができます
"シャッターバーを開く"をクリックすると
元のナビゲーションWindowが表示された状態に戻すことができます
また、現在ナビゲージョンバーのタイトルには
"すべてのAccessオブジェクト"と表示されています
このタイトル部分はメニューとして利用することができます
クリックをすると
ご覧のようにメニューが表示されます
現在は一番下の"すべてのAccessオブジェクト" にチェックが入っています
これを"テーブル"に変更してみましょう
クリックします
するとメニューが閉じ、ナビゲーションWindowには テーブルオブジェクトのみが表示されました
ではもう一度メニューを表示し
"すべてのAccessオブジェクト"を選んでおきます
すべてのオブジェクトが表示されました