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日本ガス石油機器業会の展示ブースです。
ガス石油機器を安全に安心して使ってもらうためのさまざまな取り組みを紹介しています。
商品そのものの安全性は設計的に向上しています。
しかし、それだけでは事故を防ぐことは出来ません。
必ず使う皆様が安全に正しい使い方をしてもらうことが重要になります。
そのほかさまざまな工業会の取り組みに長期使用製品安全点検制度があります。
また、皆様が安心してもらえる様々な取り組みをご紹介しています。
このブース内容を見てもらって、ぜひ安全に商品を使ってもらう日ごろの取り組みを進めてもらいたいです。
それではこれから展示の紹介をします。
こちらはSIセンサーコンロと言って、CMでもおなじみだと思います。
このSIセンサーコンロには全て、オートセンサーを搭載しています。
現在、SIセンサーコンロは40%近い普及率となっています。
普及率の向上に伴って火災事故も大幅に年々減少しています。
最近では大きな地震が来ると自動的に火が止まる機能もあり、防災対策にも力を入れています。
そしてもう一つこちらを見てください。
グリルも注意するべきポイントです。
グリルの内部に、加熱防止機能か炎あふれ防止機能のいずれか一つは必ず搭載されています。
この写真は未使用のガス栓です。
うっかりガス栓を開けてしまい、ガスが漏れたことにより火災が起きてしまう事故が発生しています。
使っていないガスにはガス栓カバーをつけて貰うことをお願いしています。
続きまして、石油ファンヒーターを紹介します。
ここに丸の中にPSCと書かれたマークがあります。
2009年に石油暖房機器の安全基準が高まりました。
定められた石油暖房機器の安全基準が義務付けられました。
その証として製品にこのマークが張られます。
もしこの燃料タンクの蓋がしっかり閉められていなかったら、運転中のファンヒーターに直に燃料をかけてしまうことになり、大変な事態となります。
石油ストーブだったら火災事故が発生してしまうかも知れません。
しかしこのPSC対応製品は、タンクを持ち上げた時点で自動で火が止まります。
また蓋閉まっているかどうか確認できる工夫がなされています。
本日は正しい安全な使い方について紹介してきました。
私たち日本ガス石油機器業会はガス機器や石油機器の事故を減らすため、今後も安全な製品開発に努めていきます。