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東京のターミナル駅である新宿駅が大きく変わります。
新宿駅はこれまで東側と西側が分断されていて移動が不便でしたが、
ここに東西を結ぶ通路が造られることになり、きょう
着工式典が開かれました。
式典には新宿駅に乗り入れる鉄道事業者、周辺商店街や町会の代表者らが出席し、
新宿の街全体の発展に期待を寄せました。
東西自由通路はJR東日本が事業主体となり
総事業費はおよそ115億円で、2020年の使用開始を目指します。
新宿駅は1日の乗降客が350万人を超える国内最大のターミナル駅です。
しかし、これまで駅の東側と西側は鉄道施設によって分断されていて、
新宿区などは30年以上にわたり、東西自由通路の整備を
訴え続けてきました。新宿区の中山区長は
「(東側の)新宿御苑の緑から(西側の)都庁の裏の新宿中央公園の緑まで、
歩きたくなるような快適なわくわくできるにぎわい空間をつくっていきたい」と話します。
新宿駅周辺では南口の整備が進んでいるほか、
東西の駅前広場の再整備も検討されていて、
JR新宿駅構内の北側通路を再整備するもので、先月下旬に工事が始まりました。
街の回遊性の向上が期待されています。