Tip:
Highlight text to annotate it
X
災害が発生した時
被災者救助に最も重要なことは
リアルタイムでの情報提供です
ファントムアイがそれを実現します
ファントムアイは65000フィート上空から
必要な時に、必要な場所の状況を届けます
[The Eye in the Sky]
ファントムアイは、地球上のどこへでも飛ばすことが出来る、
水素燃料を使用した高高度遠距離型無人偵察機です
ファントムアイは、嵐や乱気流が起きたり、旅客機が飛行する
はるか上空の成層圏を、
何日間も飛行しながら広域監視活動が出来る無人偵察機です
ファントムアイは、災害地上空を飛行させるには最適で、
通信が遮断された時には、衛星通信の
代替としても活用できます
ファントムアイの用途は多岐にわたっています
非常時の救助、捜索活動、
沿岸警備や国境監視、科学実験にも使用できます
防衛面でも貢献します
諜報、監視、偵察などの任務にも最適です
この無人機を実現するために、
ボーイングは斬新で、効率性の高い翼と
推進システムを開発しました
翼には重要な技術が詰め込められています
翼幅は150フィートあり、
飛行中は、胴体を支えるために
翼がたわみます
胴体内には、二対の水素燃料タンクがあります
水素をチェンバー内で酸素と混ぜて燃焼すると
水が排出されます。排出されるのは
水だけなので、環境面にも優れています
現在のファントムアイ試作機の場合、
カメラや他の機器の最大搭載量は450ポンドです
最終的な完成機では、翼のサイズは250フィートまで大きくなり、
最大荷重は2000ポンドになる見込みです
現在のデモ機は、最長4日間の連続飛行が可能です
完成機は、それが10日間まで延長することになるでしょう
10日間の連続飛行が可能な無人偵察機があれば
3~4機で地球上のあらゆる場所を
24時間365日監視することができます
ファントムアイには、多くの最新技術が採用されています
開発チームのひたむきな姿勢があったからこそ
ファントムアイが実現したのです
[♪ 音楽 ♪]
ボーイング