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3年にわたり進められていた“都心のオアシス”の整備が終わりました。
玉川上水の流れをくむ新宿御苑の散策路が完成し、きょう
記念の式典が開かれました。 新宿御苑の中にきょう完成したのは
「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」で、水と緑をたたえる
全長540メートルの散策路です。羽村市から都心を43キロにわたって流れ、
江戸時代には水源として利用されていた玉川上水の流れを
くんでいます。水路には地下の湧き水を活用し
循環利用し、四季の変化が楽しめるようにと
およそ4万7000株の草木が植えられています。新宿区の中山区長は
「(玉川上水の流れくむ)ここ四谷大木戸は
江戸のころから水道水を支えた場所で
“土地の記憶”をみんなで共有できる。町への愛着や誇りを
育ててもらえると期待している」と話しています。
開園時間は午前9時から午後4時半までで休園日は毎週月曜日です。
この散策路は玉川上水の復活の象徴として、また
新しい都心のオアシスとして注目が集まりそうです。