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富士通セミコンダクターは
組込み総合技術展において
不揮発性メモリFRAMを用いた
認証ソリューションを出展しました
FRAMは不揮発性の
Random Access Memoryとなっていまして
よく知られているSRAMというのがあります
それと同じくらいの
速さで書き込めて
しかも書き込みの回数が
ほぼ無制限に出来るというようなモリーです
ですが不揮発性なので電池が無くても
データを保持出来るという特性を持っています
FRAMは他の不揮発性のメモリと異なり
メモリセルの物理的解析が
困難であるという特徴があります
そこで富士通セミコンダクターでは
FRAM技術を生かした高いセキュリティを実現する
新しい認証用LSIを提案しています
例えばゲームのカートリッジですとか
パソコンのバッテリーですとか
本体に差し込んで使うようなものに関して
その中にバッテリーですとか
カートリッジの中にFRAMを組み込んで頂きますと
差し込んだ時にそれが模造品だという事が
分かるような仕組みになっていますので
そういった所で活用して頂けます
不揮発性メモリとして従来からの
E2PROM(イースケア・ピーロム)がありますが
FRAMはE2PROMと比較して3万分の1の高速書き換え
4百分の1以下の低消費電力
10万倍以上の書き換え回数と
圧倒的な性能を持っています
これデモ機ですが今 中にマイコンが入ってまして
いまFRAMが入っていますと音に反応して
色が変わるようになっています
ですけれども これが若し例えば模造品で
作れられたE2PROMなどが中に入りますと
「間違っていますよ」
「模造品が入っていますよ」という風に
反応するようになっています
今後セキュリティが高くて
模造品を作れないというのが
かなりメリットがあると思っていて
何故かというと模造品を使って
何かをされてしまうと後でそれを
調査する費用がメーカーで
掛かってしまったりするとか
そういった変な所でお金が掛かったり
そうものを防ぐためにも どんどん
活用されていくのではないかなと思います