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アナリティクスをはじめ多くのデジタル 分析ツールが採用するデータモデルは
アナリティクスをはじめ多くのデジタル 分析ツールが採用するデータモデルは
「ユーザー」「セッション」「接点」 の3つから成ります
「ユーザー」とはサイトやアプリの利用者
「セッション」はそこでユーザーが過ごす時間
「接点」はそこでのユーザーの行動です
これら3つの要素は 階層構造で捉えられます
この階層構造について 飲食店を例に考えてみましょう
飲食店には多くのお客が訪れ その中には1回限りのお客も常連客も含まれます
飲食店には多くのお客が訪れ その中には1回限りのお客も常連客も含まれます
来店者は飲食店の店員と 「接点」を持ちます
来店したものの満席で、そのまま退店すれば 接点は1つだけです
来店したものの満席で、そのまま退店すれば 接点は1つだけです
来店し、席に通され、食事を注文し 会計をすれば
接点は4つになります
同様に、サイトやアプリにも ユーザーがいます
1回きりの訪問者も リピーターもいるでしょう
アナリティクスでは訪問を 「セッション」と呼びます
セッションをまたいで同じユーザーを 識別する仕組みは後述しますが
セッションをまたいで同じユーザーを 識別する仕組みは後述しますが
ここでのポイントは
ユーザーとセッションには 飲食店のお客とその来店と同様に関係があること
ユーザーとセッションには 飲食店のお客とその来店と同様に関係があること
そして店員が常連客を覚えているように アナリティクスも
セッションをまたいで 同じユーザーを判別できることです
飲食店への来店には 食事の注文、会計などの接点が含まれます
飲食店への来店には 食事の注文、会計などの接点が含まれます
同様にサイトやアプリのセッションも 個々の接点から成ります
たとえばユーザーがサイトを訪問し すぐ立ち去った場合
接点はページビュー1件のみです
サイトを訪問し、動画を視聴し、商品を購入すれば 接点は3つになります
サイトを訪問し、動画を視聴し、商品を購入すれば 接点は3つになります
セッション内の各接点を アナリティクスでは「ヒット」と呼びます
「ヒット」にはページビュー、イベント、取引など さまざまな種類があり
それぞれ異なるタイプのデータに対応します
このように、接点はセッションに属し セッションはユーザーに関連付けられます
このように、接点はセッションに属し セッションはユーザーに関連付けられます
「ユーザー」「セッション」「接点」 の3つについては
「ユーザー」「セッション」「接点」 の3つについては
後続のレッスンでも学習します