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このセクションでは、ユニバーサルデバイスポーラについて
お話ししていきます。まず、MIBやOIDについて、
それが何なのか、何に使うものか、そして
Orionユニバーサルデバイスポーラを使ってそれらを使う方法をお話します。
ユニバーサルデバイスポーラは、
ソーラーウィンズOrionプログラムグループのネットワーク
パフォーマンスモニターから使うことができる機能です。
ユニバーサルデバイスポーラを使うと、SNMPの
MIBやOIDを元にして提供されるほとんど
すべての統計に対してカスタム監視を作成することができます。
ではMIBやOIDは何なのでしょうか。
MIBは管理インフォーメーション基盤の略です。
MIBは、デバイスがリポートできる
全てのオブジェクトを説明するストラクチャです。
このコンテキストでは、オブジェクトは、デバイス内の統計値である
CPUや、ファン、温度などといったものを示します。
MIBには、名前やデータのタイプ、オブジェクト識別子(OID)が含まれます。
OIDとは、オブジェクトアイデンティファイアーの略で、
基本的に、監視されているオブジェクトに与えられた数値です。
OIDは、特定の値を取る、独特の識別子と考えても良いです。
ソーラーウィンズは、定期的にアップデートしてMIBデータベースの整備を行います。
MIBデータベースは、大きなMIBと
OIDの貯蔵庫で、ほとんどのデバイスで行われる
基本モニタリング外部の機器や
そのパフォーマンスについての様々な種類の
情報監視を行います。
ソーラーウィンズのMIBデータベースはOrionに入っています。
メンテナンスを受けているお客様には、アップデートは無料です。
アップデートはカスタマーポータルから直接ダウンロード出来ますが、
カスタムMIBの追加に、デバイスの基本サポートが必要ということはありません。
他にも、ソーラーウィンズは、ネットワークデバイス上で
MIBやOIDを探し監視する機能であるMIBウォークを提供しています。
この機能は、エンジニアツールセットに含まれていて、
そのスイートを購入すると、この機能は必要になります。
MIBウォークは、特定の機器をサポートしている
SNMPをその目標機器に誘導することで、
全てのMIBとOIDのテーブルを作成することができます。
一度識別されると、OIDはカスタム監視を
作成するのに使うことができ、またポーラーとしても使えます。
エンジニアツールセット内で、MIBビューアーを使うと
任意のMIB変数を、特定の機器からダウンロードして表示できます。
アプリケーションを使うとOIDも特定できます。
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