Tip:
Highlight text to annotate it
X
2012年5月22日の開業が待たれる“東京スカイツリー”。
タワーを美しく照らすライティングは、全てパナソニックのLED照明が実現します。
“東京スカイツリーライティング機器の発表会”が、
パナソニックセンター東京で開催されました。
話題の東京スカイツリーとあって、多くのマスコミ関係者を集めました。
LED照明につきましては、優れた演出性が期待できるほか、
省エネルギー性にも優れた器具であるため、環境に配慮いたしました、
新しい時代のタワーに相応しいものと考えて、
オールLED化が実現できる運びとなり本日発表となりました。
東京スカイツリーのライティング機器のパートナーであるパナソニック電工は、
タワー専用ライティング機器の開発に取り組んできました。
省エネ性に優れたLED照明を採用することで、大幅な電力削減が実現を致しました。
「粋」色については約43%、「雅」色については(約)38%の
消費電力の削減が可能になっております。
設置されるLED照明は合計1995台でございます。
アンテナ部分のゲイン塔60台、
時計光264台、
ゴールド色用には712台、
鉄骨交点348台、
粋色用552台、
雅色用59台と
大きく分けまして6種類のLED機器が入っております。
これらのLED照明器具を光ネットワークと制御盤で一括コントロールをし、
東京スカイツリーのライティングを実現を致しております。
会場では、実際に設置されるライティング機器を使った
デモンストレーションが行われました。
隅田川の水をイメージさせる光、粋の照明です。
心柱を淡いブルーに演出するため広がって照らします。
江戸紫を表現した雅の照明です。
鉄骨の細やかな構造体を照らすために100m以上先まで届きます。
ソラカラちゃんの後ろの影、ものすごくクッキリ映っていますよね。
東京スカイツリーの一番てっぺんにあるゲイン塔のさらに頭頂部のみを照らすために、
遠くだけを照らす絞り込まれた光になっているんです。
パナソニックは東京スカイツリーのオールLED化に向け、
様々な新技術を開発してきました。
ゲイン塔のライティングについてでございますけれども、従来器具の約2倍の明るさ、
さらには世界でも類を見ない超狭角を実現をいたしております。
雅色に関しましては、
ライティングのコンセプトカラーに沿った美しい色を再現するために、
当社独自の高精度の色再現技術を用いました。
高品質だけではなく、高さ634mを誇る東京スカイツリーのライティング機器には
耐久性・安全性が求められます。
“放熱設計技術”や“評価技術”などを駆使して、高所の過酷な環境に対応します。
パナソニックのLED照明は、環境時代にふさわしい、
省エネルギーと美しさを両立したライティングを実現します。