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私達はELLEマガジンの撮影のためフェルテベントゥラ島に到着
ほとんど砂漠地の島、木々も植物もないが美しいビーチがあります。
黒い溶岩が全体の景色をより一層美しく見せます。
きっとうまくいくという予感がしました。
数週間かけて撮影の準備を進め
フェルテベントゥラ島で現地のプロダクション会社に
ロケーション撮影のアレンジを依頼
希望通りのロケーションを確保できました。
用意されたロケーションをチェックする必要がありました。
モデルが歩くことはできないので。
スタイリストのパウロが
最終週の2週間で撮影用の服やアクセサリーを
準備しました。
なかなかここはいいよ。なぜかわかる? 完璧でないからだよ。
- いいと思う。 - このシャドウがすごくいいよ。
モデルはアイスランド出身のエッダ・オスカーです。
ブロンドの美しい女性だ。
彼女を起用したのはここで創る夏のストーリーと夏物の洋服にぴったりだ。
イタリア人に見えるかもしれない。
90年代のスタイルがイメージだ。
このビーチストーリーはむしろスポーティに仕上げたい。
ポーズにも動きが必要になってくる。
それは、多かれ少なかれ、私たちが望むこと肌触りですとエッダは両方の役割を果たすために最適です。
彼女の持って生まれた美しさをより引き立てることが必要です。
この新しいカメラはワイヤレスで動作することができます。
アートディレクターのCFカードとカメラを同時に使用
iPadやiPhoneでワークフローをチェックすることができます。
現場での撮影にはまるでボーナスのような機能。
スペースが必要だからコンピューターもケーブルも不要だ。
雑誌撮影のときは1000から1500ぐらいの
ボリュームで撮ります。
撮影量はかなりの容量です。
アートディレクターはそのイメージから絞りこまなくてはなりません。
イメージの仕上がりに集中して取り組むことが大切になります。
仕上がりに満足いかなければもとに戻すだけです。
現場である程度のイメージの絞り込みができることも重要です。
せめて10枚程度に絞っておけば後が楽。
これはどうかな? いいんじゃない?
よい、これでいこう!
時間が遅くなればあっという間に暗くなる。
陽はすでに落ちた。
Sensor+でISOを倍増することができる。
これであと1時間は撮影時間を延ばせる。
もちろん、4倍の感度設定も可能。
雑誌撮影目的にはこれでかなり十分といえる。
このような状況には最適のソリューションだ。
一日の撮影をさらに1時間半は延ばせるから費用の節約にもなる。
El Cotilloに向かっています。
白い砂浜と黒い岩のビーチで有名です。
今日は晴れていないから工夫が必要だ。
明るい雰囲気をつくらねば。
双方の雰囲気を混載させることもできますがそれには色味が大事になってきます。
ライティングを使って太陽が出ているように
仕立てるのです。
編集の際はレベルとカラーバランスに重点を置き
あとはマイナーはリタッチだけで仕上げる。
私は主にカメラとライトと連動。
モデルが休憩している間にやってしまうことができる。
iPadで拡大してチェックできるので
それも高画質で。
高速で撮り続けたイメージをアートディレクターがすぐにチェック。
- 太陽が出ているようにみえるよね? - その通り!
止めることなく撮り続け、コンピューターでイメージをチェック。
少しあごをあげて?
iPadを横においてイメージを表示してチェックしながら
撮ることも可能。
三脚を使えばさらに便利。
あまり時間がないときはより便利に感じる。
クライアントにすぐに見てもらえるのも利点。
イメージの仕上がりが思いどおりかを知ることができる。
- 驚くよ! - これはすごい!
今度はこのおいしそうな一皿を近距離から撮ります。
ライティングはソフトにかりかりな様子を逃さないように。
夏の光を感じるように見せる。
iPadから撮影します。
Capture Pilotでカメラをコントロール。
カメラ設置が高くても低くても
ビューファインダーを覗きにくい時は
iPadやiPhoneでカメラをコントロールします。
ファインダーを覗かないで撮影を続けることができるのです。
これはかなり便利です。
次のローケーションに移動中です。
さらに熱帯地域に入ります。
二つの違った環境のコントラストをテーマにします。
一日目は明るい撮影日和でした。
二日目はそれほどでもない天気でしたが
そこそこ明るめのイメージを撮ることができ思いどおりのイメージが仕上がりました。
これは希望通りのイメージです。
今回は撮影場所が多かったこととスケジュールが過密
しかしそれをすべて克服できたと思っています。
ありがとうございました!