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アナリティクスではデータを「ユーザー」 「セッション」「接点」という枠組みで扱います
アナリティクスではデータを「ユーザー」 「セッション」「接点」という枠組みで扱います
この3要素はトラッキングコードが 送信する「ヒット」から得られます
この3要素はトラッキングコードが 送信する「ヒット」から得られます
ヒットはどのようにしてユーザーや セッションに変換されるのでしょうか
ヒットはどのようにしてユーザーや セッションに変換されるのでしょうか
まずユーザーの作成について考えてみましょう
コンテンツの初回読み込み時には
ランダムかつ一意なIDが デバイスに割り当てられます
IDはアナリティクスの ユニークユーザーに対応します
アナリティクスに送信されるヒットには
それぞれIDが含まれ 新しいIDなら新規ユーザー
既存のIDならリピーターと見なされます
IDはリセットまたは削除されることもあります
ブラウザのCookieが削除された場合や アプリが削除後に再インストールされた場合
ブラウザのCookieが削除された場合や アプリが削除後に再インストールされた場合
コンテンツの次回読み込み時に 新しい固有IDが設定され
コンテンツの次回読み込み時に 新しい固有IDが設定され
IDが異なるためリピーターではなく 新規ユーザーの扱いになります
IDが異なるためリピーターではなく 新規ユーザーの扱いになります
アナリティクスが自動設定するIDは デバイスごとに決まっていますが
IDの作成・割り当て方法はカスタマイズ可能で
コードが生成するランダムな数字の代わりに 番号を指定することもできるため
コードが生成するランダムな数字の代わりに 番号を指定することもできるため
ユーザー行動をデバイス間で 関連付けることができます
セッションの作成はどうでしょう
セッションとはある期間中に あるユーザーが
発生させた接点 つまりヒットの集合です
接点にはページビュー、イベント 取引などが含まれます
同じユーザーが同日中、または
一定期間をまたいで 複数のセッションを持つことができます
前のセッションが終了後に始まれば 新規セッションですが
終了は何によって決まるのでしょう?
デフォルトでは 30分間操作がなければ終了となり
これをタイムアウト期間と呼びます
ヒットがないままこの期間を過ぎると セッション終了となります
ヒットがないままこの期間を過ぎると セッション終了となります
次にヒットが発生した場合は 新しいセッションです
実際の流れは たとえばこのようになります
ユーザーがGoogleで何かを検索し 結果をクリックすると
リンク先ページは 新規ユーザーを検出し
ページビューのヒットが記録され セッションが始まります
ユーザーがサイト内で別のページを開けば
同じセッションの一部として ページビューが追加されます
ここでユーザーが2時間 席を外したとしましょう
戻ってきたユーザーが サイト内の別のページに進んだ場合
新規セッションとなります
ヒットのないまま長い時間が経過したので 最初のセッションは終了となったのです
ヒットのないまま長い時間が経過したので 最初のセッションは終了となったのです
この場合アナリティクスでは 2つの異なるセッションとして扱います
タイムアウト期間は通常 30分で問題ありませんが
必要な場合は 設定で変更できます
セッション中にユーザーがあまり 操作を行わないコンテンツ、たとえば
セッション中にユーザーがあまり 操作を行わないコンテンツ、たとえば
30分を超える動画を見てもらう場合などが これにあたります
30分を超える動画を見てもらう場合などが これにあたります
ユーザーとセッションはデジタル分析の 主要な構成要素で
アナリティクスのレポートもすべて このデータモデルを使用します
ユーザーとセッションがどのように切り出されるか 知ることで
ユーザーとセッションがどのように切り出されるか 知ることで
レポートをさらに活用しましょう