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泥の空の裂け目から
金色の馬が 駆け出し
私を背中に乗せ いななく
光が この身に降り注ぐ
智恵の森は 扉を閉ざし
太陽への道を隠す
妬みの川は 我々を呑み込めはしない
虚無の中を走り抜ける 私と馬
「燃えるたてがみ 我は炎の馬-
近付く蹄の音を聴け-
手綱から放たれた 最速の生き物-
何者にも 邪魔はさせない-
このスピードを 緩める事はできない」
世界を足下に見て
雲の上を行く
私は今や 力と速さの支配者
夜の王者
叫ぶ嵐に 狂い猛り
怖れの雷を走り抜ける 馬
稲妻に打たれ 身を裂かれながら
私は 轟く声を耳にする
「燃えるたてがみ 我は炎の馬-
近付く蹄の音を聴け-
手綱から放たれた 最速の生き物-
何者にも 邪魔はさせない-
何者にも 止められはしない」
「燃えるたてがみ 我は炎の馬-
近付く蹄の音を聴け-
手綱から放たれた 最速の生き物-
何者にも 邪魔はさせない-
何者にも 止められはしない」
「燃えるたてがみ 我は炎の馬-
近付く蹄の音を聴け-
手綱から放たれた 最速の生き物-
何者にも 邪魔はさせない-
このスピードを 緩める事はできない-
次なる犠牲者が やって来る」