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こんにちは、Infinite Gastronomyテレビへようこそ!
11月はトリュフが採取できる季節です。
本日はロース芯のステーキとトリュフを作りたいと思います。
お楽しみ下さい。
今回ご紹介する焼き方は特別です。
「reverse sear」という方法ですが、
近年良く使われています。
まず、ステーキ肉に塩をつけます。
ステーキ肉の下でローズマリーの小枝を置きます。
つづいて、低温のオーブンに入れます。
ミディアムレア位に仕上げるために、「reverse sear」方法を使います。
ロース芯のステーキ1キロを
140℃に余熱したオーブンで45分程度焼きます。
確実に温度を確認したい方は
オーブン専用温度計を使って、
肉の内部が50℃ぐらい熱くなったら、オーブンから取り出して、
10分程度休ませます。
ステーキ肉を休ませる間に
トリュフソースを作ります。フライパンにバターを入れて、
中火で溶かし、
オリーブオイルを加えます。
ついでに弱火に落として、
トリュフソースを加えます。
トリュフソースは芳醇な味と香りを持ちますので、
高温度で調理過ぎないよう、
調整して下さい。横に置きます。
ステーキ肉が十分休ませたので、熱い
グリルパンに入れます。
2分ぐらい焼いたので、肉をひっくり返します。
ステーキ肉は出来上がりました。
良く仕上げて、美味しそうですね。
お皿に盛ります。
好みでじゃがいもとあめ色玉ねぎを添えます。
最後にトリュフソースをかけて仕上げます。
これから
カゼリンはイタリアでのトリュフの採取の季節
について説明して頂きます。
トリュフはきのこのようなものです。
柏木の根元に自然に寄生します。
昔から料理人は芳醇な香りと風味を認めます。
また、簡単に手に入れられないので
貴重なものとして良く求められます。
イタリアのマルケ州とピエモンテ州は、トリュフ産地として知られています。
他の州においてもトリュフが見つかります。
地中に寄生しているので
トリュフを採れること自体は難しいです。
トリュフ栽培を営む農家は数世代に渡って経験を積んでいます。
トリュフ探しに訓練を受けた犬を使います。
そうするとせっかく見つけたトリュフを食べることがしません。
この季節に黒トリュフ、黒サマートリュフと白トリュフがあります。
秋になるとピエモンテ州アルバ市で毎年恒例の
白トリュフ祭りは開催します。
白トリュフのオークションが行って、一番貴重な白トリュフが
最高入札者へ売ります。
今年アルバにて、重さ計100グラムの白トリュフに160~300ユーロの値が付きました。
もし黒トリュフかと白トリュフを食べたことない場合は
パスタのトッピングとして、または炒り卵か先ほどご覧頂いたように
焼肉にかけるのが一番です。
ご清聴ありがとうございました!
次回また是非お会いしましょう!