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Brought to you by FILA Korea & Madholic
おい これは本物だぞ
耳をすましてよく聴け じゃなきゃ失せろ
韓国 そしてコリアン・タウンのヤツら
nafla、Loopy そしてWillie Mammuth
ロングビーチ・シティ 立ち上がれ
「Gear 2」のビデオをD-Nuスタジオで撮った
もう一度言うけど これは本物だよ
俺らは偶然出会ったわけじゃないんだよ
Loopyはずっとこの街に住んでたし
こいつらは本物のラッパーなんだって
そう感じる
ヘイターどもには中指を立ててやる
言ってる意味が分かるよな?
KHILA
PART IV
どこかで使えるかもしれないから
二人だけで出るシーンも?
あの… あれ何だろう
緑色の背景でも
1〜2シーン撮ってみますか?
ワンテイクを1〜2回ずつ?
ただ何というか
曲を作るときは 大まかな構想が
浮かびます ビートを聴いたら
こういうフローでやりたいとか ただ
やりたいというより 本能的にパッと浮かびます
後はそのまま流れに任せます
だから 例えばこのビートには
こうやって乗るなら
それに合わせて歌詞をこう書いて
他のビートでは こうやって乗るなら
こう書いてってふうに続いてくんです
だからそういった感じが
ミュージックビデオでもあると思います
だから曲を繰り返し聴くうちに
あるイメージがパッと浮かぶんですね
今度の曲だって俺が思うには
元々はちょっと力を抜いてやろうとしたじゃないですか
兄貴とやった 今度の曲
この曲で
何かを手に入れたいとかそういうのは全くなかったです
ちょっとした反響が得られればと思ってやったんですが
それがまたクソデカいことになっちゃって
今じゃ大きいプロジェクトみたいになって
[♬ nafla - Wu]
俺があの頃 ODBとか
ウータン・クランをたくさん聴いてたから
その影響を受けて
何かオマージュみたいな曲を作って
ODBももっと知られるようになったら
いいんじゃないかなと思って
ディレクターのHypnos兄さんにも相談に乗ってもらって
色々助けてもらって 会議もして
こういう風にやってみようってことになりました
いいアイディアだと言ってもらえたから
俺も自信を持てるようになって
そのまま やってみました
それが結構おもしろかったですね
今 友達の家に向かってます
はい 友達の家の誕生日パーティー
友達の誕生日パーティーか
あ プレゼントを忘れたので
ラップをプレゼントしようと思います
マジで
今日は楽しそうだね
一緒に遊んで ラップして
だから「Gear 2」という曲が
すごくおもしろい点は
俺が「Gear 2」を書いた頃は
どんなビートでも その上に
ひたすらフローを叩き込むのに夢中でした
もっと自分が浮かれてて フローをただただ
打ち込んだ感じだったから
そういうのが出てたとは思いますが
あの曲でラップするのが好きだったんですよ
だから あの時も
自分が働いてた場所の前でヴァースを
ラップしたんですが
「Gear 2」のビデオを観ると
長いドレッド・ヘアーの黒人が出てきます
そいつがMelって名前の友達なんですけど
そのMelが俺のラップを聴いて
俺に「お前クソヤバいな」
「速射砲みたいに打ち込むね」って言ったんです
それから 自分も音楽やってるし
自分の友達も音楽やってるから
「スタジオに遊びに来いよ」ってことになりました
[♬ Loopy - Gear 2]
それで 「オッケー、行くよ」って答えて 次の日
あいつのスタジオに行ったんです
ただ「楽しく遊んでるところを撮っておこう」って
俺のビデオをいつも撮ってくれてるDantayspeak兄さんと一緒に
スタジオに行ったら
そこでラップをすることになったんです
それをカメラで撮ったんですね
LAで小規模のライブがあったんですが
そこでLoopy兄さんに初めて会いました
あの時はただ
「あ、こんにちは」とか挨拶して
ただ俺らの仕事をやって
終わったんです そうやって終わったんだけど
後でいきなり連絡が来ました
それで話をしたんですけど
Loopy兄さんが俺にこう言ったんです
「俺にはこういう計画があって」
「お前はまだ信用できないだろうけど」
「俺がこういうことをやれたとき」
「お前も確信できればついてこい」
「いつでもいいぞ」って言いましたね
それで あの時はまだ「あ はい…」と答えました
当時はその計画ってのがちょっと大雑把だったので
ただ俺の新曲を聴いてもらったりするぐらいの交流をしました
だけど Loopy兄さんが
「こういう企画をやって その後はこうするつもりだ」
「そうすればこういう反響が得られるはずだ」って
話してたあのプランが一つ一つ
本当に実現していったんです
Loopy兄さんが計画したことのすべてがです
あの人には人を動かす力があって
計画通りきちんと仕事をこなす
そんな人だと思いました
そして人間的にもいい兄貴ですし
俺に そして俺ら42クルーに
いつでも 会うたびにすごく
エネルギー自体がすごくポジティブというか
そんなポジティブなエネルギーをくれるから
そういう点がいいですね
42クルーの友達は
俺ができる限り助けていくつもりです
こういうスタイルです
こちらにいる方ですか?
いや 韓国の高校生なんだ
わあ マジですか?
うん こいつが俺にビートを送ってきたんだよ
うまい
うまい だから
俺は今カニエ・ウェストを迎え入れたのか?ってそれは違うだろうけど
いいプロデューサーになろうと思う
だから俺が
今度のミックステープにこいつのビートを2曲も入れて
(*撮影後、ミックステープに収録されたビートは3曲に増えた)
これからも俺と一緒にやろうと話をした
だから たぶんこれからも一緒にやると思う
マジでうまいと思います
シンセサイザー のサウンドが渋いですね
そうだね うまいよね
お前はビートメーカーだからもっと分かるだろう
今度のアルバムは
テーマを明確に決めておきました
元々はずっと
いろんな曲を入れようと思ってたんだよ
ブーンバップも入れて ジャジーな曲も入れて
でも そういうふうにやってたら
自分がバカなミュージシャンになったような気がしたんだよ
ミュージシャンが自分のカラーも持たずに ただ
ただラップがうまいだけのラッパーみたいな?
そういうのが大嫌いだから そこから抜け出そうとしたんだ
でも結局は アーティストって
自分のカラーを強く出すほど
そのカラーにこだわっちゃう傾向があるだろ?
だからマジ悩んだんだけど
気楽に考えることにしたんだ
「ああ 正直今はトラップを聴くと気持ちいいし」
「トラップな感じがするから」
「今はこれをしよう」
そういう風にシンプルに考えて 方向を変えた
もうちょっと曲を
だから 今 聴かせた曲は
ほとんどみんな最近作った曲なんだよ
それとおもしろいのは
元々 俺のミックステープに入る予定だった曲は
ほとんどが去年作った曲じゃないですか
だから あの頃のLoopyと
今のLoopyとはちょっと違いがあります
何というか…
俺はそれを進歩だと思いたいし
「オッケー むしろ最近の曲をたくさん入れたほうがいい」
と思うようになったんですね
今はちょっと分かる気がします
Loopyという人に対する
人々の期待値があるって
その人たちがもしiPhoneの箱を開けて
その中におもちゃが入ってたら
絶対に誰もそういう状況は予想してないだろ
iPhoneを受け取ったら「やっべー」って思って
家で手を洗って
パカッと開けるだろ?
その気持ちを失望させちゃいけない
たとえそれがどんな音楽でも
完成度は高くあるべきだってことだよ
ただただ ずっとやり続けることですね
ほかの秘訣はないです ただ
どれだけ
自分の好きなことをやり続けるか
俺もまだまだだし いつも不足してる部分を補おうとしてるし
絶対自分がうまいと思ってはいけないと思います
そう思った瞬間 人は落ちていくもんでしょう
だからいつも謙虚な態度でいないと
それが秘訣です ただ
自分自身を鍛えること
練習し続けることです
nafla
俺はヒップホップって結局は
自分自身に対する堂々とした姿勢
自分が堂々とするっていうことは
まるで自分のDNAのようなもんなんです
自分の指紋みたいなもんなんです
自分ならではのものが好きってことだし
それがいつもオリジナルってことだし
それが本物ってことだし
そういうのがヒップホップの文化では
必要だと思います
Loopy
はい そして うちの714クルーに
オレンジカウンティ―で一緒に活動してる
Jimgoonという人がいますが
俺はその兄貴のおかげで 音楽に興味を持つようになりました
教会で知り合ったラッパーの兄貴ですが
未だに一緒に音楽活動を続けてます
714クルー お楽しみにしてください
PMOFTもよろしくお願いします
Sikboy
まず俺は
HIPHOPLEの関係者の皆さん そして
HIPHOPLEのNate Dogg監督に感謝します
正直まだまだ知名度も高くないし
無名に近い
そしてこんなに遠く離れた
アメリカでラップをしてる寂しいヤツらを
俺を含めてですね
こうやってドキュメンタリーに出演させてもらって
こんな機会をもらって
本当に光栄に思ってます
そしてそんな機会につながるように
俺の音楽を聴いてくれてた人たちがいるわけだから
俺の音楽を聴いてくれたみんなにも感謝したいし
これから俺の音楽が好きになるような
人たちにも感謝したいし
このドキュメンタリーを観て
もっと俺のことが気になったり
それとも元々Loopyのことを
Loopyの音楽をずっと聴いてくれてた方には
俺のミックステープを楽しんでもらいたいです
感謝してます
見守ってもらえたら嬉しいです
もうちょっと心を開いて
もうちょっとポジティブな態度で音楽を聴いてもらいたいです
初めから 何か
「お前がどこまでやれるか見てやる」って態度じゃなくて
楽しむための心構えがなってりゃ音楽も楽しいだろうし
とにかくいい音楽を作り続けていくつもりです
何か準備してるものはありますか?
はい 準備してるものもありますし
ただ 楽しみにしててくれれば
いつか出ますから
ミックステープ [This & That] ダウンロードしてください
ありがとうございます
金をまき散らそうよ
稼ごうよ
企画・編集・撮影 Nate Dogg a.k.a. Chris Choi (of HiphopLE)
DJ Salam Wreck
HiphopLE、Madholic、FILAにシャウトアウト
俺らは今 カリフォルニアのロサンゼルスにいるよ
そして今すぐサイファーを始めるんだ
始めようか
HIPHOPLE.COM