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レッスン24
また将棋世界のことについて話します。
女流棋士とアマチュア棋士の事について話します。
プロ棋士の段位制度のことを覚えていますか?
奨励会は女性の志望者も受け付けています。
実際に、奨励会には何人かの女性の会員がいます。
しかし、訳あって、4段になりプロ棋士となった女性はいません。
なので、もう1つの女流棋士のカテゴリーがあり、これがその段位制度です。
このシステムは完全に正規のプロ棋士とは分かれています。
なので厳密に言えば、女流棋士は真のプロ棋士ではありません。
もし、女性が3段リーグを通過し4段になったら、彼女は女流棋士ではありません。
彼女は女性のプロ棋士です。混乱しますね。
とにかく、このシステムと女流棋士を紹介します。
相対的な位置として、お互いの図の高さを合わせましたが正確ではなく曖昧です。
では、これは「育成会」、奨励会のようなものです。
女性の棋士を養成するところです。
そして、棋士が2級い上がったら、彼女は女流棋士です。
そして、奨励会の2級以上の女性の棋士は、奨励会の同じ級以上の女流棋士となることを選べます。
もっとも高い段は5段です。
そして、6段はとても良い棋士のための特別な段位です。
6段はこれらの2人の偉大な女流棋士です。
中井広恵、
そして清水市代です。
そして、4段の強い女流棋士は、
これらの3人の名前をあげます。
矢内理絵子、石橋幸緒、そして斎田晴子です。
特に、矢内はとても強いです。彼女は今2つのタイトルを持っています。
3段では、千葉涼子と里見香奈の名前をあげます。
特に里見には特別に注目したいです。
彼女はこのところ多くの将棋ファンを獲得しています。
彼女はまだ16歳です、すでに3段と強いです。
先月、彼女は最初のタイトルを取りました。
彼女は最も偉大な女流棋士の1人になると確信しています。
彼女は次の竜王戦トーナメントで男性のプロ棋士と対局します。待ちきれません。
そして、2段の強い棋士は、これらの棋士の名前をあげます。
では、女流棋士のメジャータイトルはこれらの5つです。
「女流名人位」、"woman grand champion's rank"
「女流王位」、"woman king's rank"
「女流王将」、"woman king general"
「倉敷藤花」"Kurashiki wisteria"
そして新しいタイトル「女王」"queen"
矢内は名人と女王を持っています。
石橋は王位を持っています。
そして清水は王将を持っています。
そして、里見は倉敷藤花を持っています。
はい、ではアマチュア棋士について行きましょう。
これがアマチュアのランキングシステムです。
繰り返しですが、相対的な位置はあいまいです。私が思うおおよそのレベルです。
特別な段位、8段と7段を除いて、一番高い段位は6段です。
そして、下がって10級まであります。
もしかして、このビデオを見て将棋を学んできた人は既に10級あるかもしれません。
初段以上は「有段者」"dan holder"と言います。
それは、とても強い将棋の棋士という意味です
将棋の初心者に取って最初の目的は初段になることです。
もっとも強いアマチュアの何人かは奨励会をドロップアウトした人たちです。
しかし、もちろん、奨励会にいなかった人でもとても強い人達はいます。
長い間将棋を指してきて、将棋で良い体験をした多くの人達がいます。
彼らのうちの何人かは様々な地域や学校や会社の将棋クラブで指したりしています。
強い将棋クラブを持っている会社の名前で私が良く聞くのは、
リコーやNECです。
そして、強い将棋クラブがある大学は、
東日本では私が卒業した東京大学がとても強いです。
私は将棋部にはいませんでしたが。
そして西日本には、京都の立命館大学がとても強いです。
「アマチュア名人」や「アマチュア竜王」などのアマチュアタイトルがあります。
そして、私たちアマチュア棋士はそれらを競っています。
おっと、私が何段か知りたいかもしれませんね。私は5段です。
しかし、私はそこまで良いとは思いません。私の実際の強さは2段か3段です、多分。
これらの段は将棋連盟によって与えられます。
しかし、将棋連盟は簡単に段を与える傾向にあります、なぜなら段位書を請求することで稼げるからです。わかりますか?
5段の段位書を見せましょう。
私の部屋の壁に飾ってあります。
とても大きいです。大体1メートルくらいの大きさです。
これが私の名前です。
そしてこれには「つとに将棋に堪能にして修行宜しく熟達ますます厚きを認めここに五段を允許(いんきょ)す」とあります。
「2006年6月15日」「日本将棋連盟」
そしてこれらはプロ棋士の自筆の署名です。
米長邦雄、将棋連盟の会長です。
森内俊之、この時の名人です。
渡辺明、竜王です。
そして、瀬川晶司、推薦者です。
彼は、唯一の3段リーグをパスしていないプロ棋士です。
彼はアマチュア界で非常に強く、プロ棋士をも負かしていたので、例外的に4段になることを許されました。
では、他の段位書の文言についてお見せしましょう。
初段は「つとに将棋に丹念にして研鑽怠らず進歩顕著なるを認めここに初段を允許す」
2段はほとんど同じです。
そして3段は後の部分が違います。
「上達明らかなるを認め、ここに参段を允許す」
そして、4段は「つとに将棋に丹念にして研鑽を積み練達に長けたるを認めここに四段を允許す」
そして、6段は「つとに将棋に堪能にして修行宜しく」この部分は5段と同じです。
「精巧極めて深きを認めここに六段を允許す」
それでは今日はこれで全部です。
おっと、ところで、この動画の説明文には、私のビデオレッスンの将来の予定について書きました。
確認して、コメントを頂けるとうれしいです。
ではコメントをお待ちしています。次の機会に。さようなら。